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| 京都南部にある宇治。 |
| 古代大和王朝時代から宇治は、政治的に重要な地であった。 |
| 平安時代には、栄華を極めた藤原氏の別荘の地として華麗な |
| 王朝文化を花咲かせた。 |
| 万葉集や平家物語など数多くの文学に登場する。 |
| 中でも、「源氏物語」宇治十帖の舞台であることはあまりにも有名。 |
| 今日は、一日ゆっくり宇治を散策してみることにしよう。 |
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京阪電鉄の宇治駅を降りてすぐ、宇治川にかかる橋を渡る。
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| 宇治川は、ほか木津川、桂川と合流し、淀川となり、 |
| 最後は大阪湾にそそぐ。 |
| よって、この宇治の地も、水運の要所であった。 |
| 川の真ん中に、中州が見える(左写真)。 |
| その場所こそ、木曽義仲と源義経が戦った地であるが、 |
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あとで訪れることにする。
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| 駅前から橋を渡りきると、「源氏物語」の作者である |
| 紫式部の像がお出迎えだ。 |
| 源氏物語は全編54帖からなるが、最後の10帖は宇治を |
| 主な舞台にしていることから、通称「宇治十帖」と呼ばれて |
| いるのである。 |
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| さて、いよいよ世界遺産・平等院に向かう参道に入る。 |
| 両脇に趣深い店が多数立ち並ぶ。 |
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| その殆どは、宇治の名産である「宇治茶」関係の店である。 |
| どの店の前を通っても、お茶の良い香りが漂う。 |
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| 店先でグリーンティが1杯50円売られていたので |
| 気軽に飲んでみる。非常に美味い。 |
| 近くで、地元の子供が、「おばちゃん10円で売って」と |
| 値切っていた。10円にしても、子供が飲みたいとは渋い。 |
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5分あまり参道を歩くと、いよいよ平等院の入口前にやってきた。
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>>トップページ>>目次>>第56話「宇治A・平等院」
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