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京都散策記

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嵯峨野A〜常寂光寺・二尊院

常寂光寺にやって来た。小倉山の中腹にある名刹で、
秋の紅葉の美しさでも知られている。
静寂な寺の佇まいが天台四土の一つ常寂光土を思わせる
ところから名付けられた。
茅葺きの仁王門には運慶作の仁王像がある。
残念ながら、訪れたときは修復工事中であった。
開山は、日禎上人。寺の敷地に、小倉山を提供したのは、
角倉了以と角倉栄可(了以の従兄にして舅)。
檜皮葺きの多宝塔は、重要文化財で、江戸時代の建築ながら
華麗な桃山様式を伝えている。
本堂は桃山城客殿を移築
このとき山門も桃山城より払い下げられた。
基本的には、隠棲のための庵なので、ひっそりとしていて、
ささやかな佇まいである。
 
 
 

さて、今度は二尊院だ。
こちらも小倉山の東麓にあり、本尊に釈迦如来と阿弥陀如来
の二像を祀るために、このように名付けられた。
天台宗で、嵯峨天皇の勅願により、慈覚大師が834年に
開山した。
左写真の総門角倉了以が伏見城の薬医門を移築した
もの。先に紹介した常寂光寺も了以の寄進したものが多
かったし、ずいぶんと了以は嵯峨野に貢献している。
 

応仁の乱により諸堂が全焼したが、現本堂(左写真)は、
約30年後に再建された。
この本堂は、京都御所の紫宸殿を模して造られた。
 
 
 
 
 
 

本堂には1204年に法然が書いた「七カ条制裁」(重要文化財)の
模写と、親鸞の直筆の署名が展示されている。
 
 
 
 
 
 
 
スポットDATA
常寂光寺 拝観料300円、京福電鉄「嵐山」駅徒歩20分
二尊院 拝観料500円、京福電鉄「嵐山」駅徒歩20分

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