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京都散策記

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高台寺

高台寺・・・といえば紅葉で有名な寺で、秋に何度も訪れて
いるが、初めて5月に訪れてみた。
新緑が眩しい
光に包まれているような感覚におそわれる。
全てが、新しくて、そして若々しい気持になる。
入り口の長い石段も、真っ赤な紅葉のトンネルもよいが
新緑のトンネルも非常に爽快だ。

高台寺は、豊臣秀吉の没後に、その菩提を弔うために夫人の

北政所(ねね)が1606年に創建した寺である。
ねねは、出家してた後は、高台院湖月尼と名乗っている。
造営に際しては、徳川家康が当時の政治的配慮から多大の
財政的援助を行なったことから、創建当時は非常に壮麗を
極めた寺であったという。
しかし1789に火災に遭い、現在残っているのは開山堂、
霊屋、傘亭、時雨亭、表門、観月台などで、重要文化財
指定されている。

左写真は、庫裏(くり)。庫裏とは、住職らの起居する建物のこと。

開山堂を入ると、何故か江戸時代中期の絵師円山応挙
作品「幽霊」などが展示されていた。
こんなところで、貴重な作品を見れて、ラッキー。
 
 
 
 
 
 

中には、秀吉の銅像が安置されていたが、これは近代に
つくられたもの。
これとは別に、境内の霊屋という建物には、創建当時に
製作された、秀吉と北政所の木像が残されている。
像が納められた須弥壇や厨子には、桃山時代の漆工芸美術
の粋を集めた華麗な蒔絵が施され、世に高台寺蒔絵と称さ
れているが、特別拝観の際にしか見ることはできない。
 
 
 
 
 

左写真は、方丈と、その前の枯山水の禅庭
紅葉の季節には、一風変わったイルミネーションで飾られる
ことでも有名か。
 
 
 
 
 
 

最後に紹介するのは、重要文化財の開山堂と呼ばれる堂。
高台寺初代住職・三江紹益禅師を祀る堂ではあるが、
他にも、木下家定(ねねの兄)雲照院(家定の妻)等の
像も安置されている。
天井部は極彩色に彩られ、まるで密教の世界観のような
色合いであるが、ねねの御所車の天井秀吉が使った
御船の天井が用いられているという。
ここでも桃山美術を堪能できる。
 
スポットDATA
高台寺 [交通]京阪電鉄四条駅から徒歩15分
[拝観時間・料金]大人600円、中高生250円。

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