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| 雨の日の京都は何故か風流だ。 |
| 古寺の軒先をしたたる雫を見つめていれば、何百年前の先人達 |
| も同じところで、同じ景色を見ていたんだなあと、ふと思ったりする。 |
| 今日は上七軒周辺の散策を行った。 |
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主に北野天満宮の東側の地域のことを言うが、地名の由来は、
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| 室町時代、将軍足利義植が北野天満宮社殿周造を行った際、 |
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その残材を用いて七軒の茶屋を建てたことにはじまります。
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一番最初に訪れたのは、上七軒の交差点から北へ5分ほどの
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| ところにある千本釈迦堂です。 |
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京都最古の国宝建造物としても有名で、今から約780年前、
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鎌倉初期に、藤原秀衡の孫にあたる義空上人によって建立
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されました。
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この寺に由緒のある「おかめ(阿亀)」という女性は、誰もが
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聞いたことがあるだろう。彼女には悲しい言い伝えがある。
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| 千本釈迦堂を建てる時のこと、棟梁の高次が誤って柱を短く |
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切って、困り果てているとき、妻のおかめが「短い一本に合せ
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全部の柱を切れば」と助言をしました。
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しかし、その後、おかめは夫の失敗を人に知られてはと思
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い、本堂の完成を待たずに自殺してしまったのです。
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そこで今も釈迦堂前にはおかめを供養する塔が建てられ、
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| また全国的にも大工の神様として祭られているのです。 |
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| 上七軒交差から北野天満宮までは「上京北野にぎわい景 |
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観整備地区」として、保存・整備されており、今も花の室町
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| 時代の風情を大いに残している。 |
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日本最古の花町でもあったこの地には、芸者(舞妓・芸妓)
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の修練場である「歌舞練場」や、お茶屋(舞妓遊びをすると
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ころ)などが今も残っている。
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また一本裏筋に入ると、西陣織の機を織る「ガタンゴトン」
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という音が民家から聞こえてくる。
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ほかの見所としては、町屋のつくりで造られた「北野郵便局」
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などは、面白いのではないだろうか。
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今回の旅の終点北野天満宮では、梅がもう咲いていた。
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3分ぐらいの咲きようだが、春がもう近いことを告げていた。
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