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タイ北部にチェンマイという地方都市がある。
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| その街には、有名な「エレファントキャンプ」という施設 |
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そこでは、象使い達が、象に様々な芸を教えて、
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| パフォーマンスをするのだが、その真骨頂が、この |
| 「象のお絵かき」なのである。 |
| 真っ白いキャンバスが用意され、そこに象がゆっくりと |
| 近づいてくる。 |
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キャンバスに近づいた象は、なんと、鼻で筆を持ち、
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自ら絵の具に色を付け、キャンバスに何やら描き始めた!
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キャンバスは、無数の「青い点」でいっぱいになった。
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なにやら不思議な光景である。
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だが、ただ点を打っているだけであるから、ここまで見たところ、
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| 象は、ただ何の意思もなく鼻先で遊んでいるように見えた。 |
| すこし仕込めば出来そうに思えた。 |
| しかし、その考えは、瞬時に打ち破られたのだ。 |
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あたかも、象が自分で意思を持っているかのように、
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何かを描き始めたのだ。
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しかも、様々な色を使い、繊細に描き始めた。
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それは、美しき花であった。
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象がジャングルで見た思い出を描いているようであった。
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どのように仕込めば、このようなものが描けるのであろう。
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3枚目のキャンバスは、様々な色を大胆に使い、
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象は、キャンバスを色でいっぱいにしていった。
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モダンアートの世界に酷似している作品である。
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ショーのあと、象の絵は2000バーツで売られていた。
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関連リンク
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>>楽園タイ通信<1>「チェンマイ@」
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|
>>楽園タイ通信<2>「チェンマイA」
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>>トップページ>>目次>>第9話「山口県岩国市・錦帯橋を歩く」
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