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京都散策記

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祇園祭

京都の夏の風物詩、祇園祭の日がとうとうやってきた。
毎年7月17日の山鉾巡行の日に向けて京都は一年で
一番盛り上がる。特に夕方から宵にかけてが一番風流だ。
鉾の上では雅な祇園囃子が奏でられ、提灯に灯がともされる。
行き交う人は皆、浴衣姿で、夜店屋台を見て歩く。
祇園祭には、派手な神輿や、花火といったものは無い。
涼風に吹かれ、、町屋の雰囲気を味わい、そして、祇園囃子の
音色に耳を傾ける。更けゆく夜を静かに愉しむ。
そこには日本古来からの美が凝縮されている。
千年以上の間、京都の人々はこの祭りを誇りに想い、
続けてきた。32もの「鉾」と「山」と呼ばれる山車があり、
各町会が保存・運営にあたってきた。
中でも格式が高いのは長刀鉾、函谷鉾、菊水鉾、月鉾で
あろうか。今回紹介するのは左の写真の函谷鉾だ。
 
 
 

高さは24m、重さ12トン、巡行の際にはおよそ40人もの
人間が山車を引っ張る。鉾の名は、中国の戦国時代に
斉の国の孟嘗君が、函谷関という関所で、家来に鶏の鳴き
声を真似させて関所を開けさせ、難を逃れたという故事に
ちなんでいる。見所は飾り付けられた刺繍入りの前掛けで、
16世紀にベルギーで製作されたもので、重要文化財と
なっている。
 
 

今日は7月16日、「宵山」と呼ばれる日だ。
17日の山鉾巡行を基準に16日を宵山、15日を宵々山、
と云う。毎年、宵山の日が一番人出が多い。
だんだん薄暗くなってきて、人が多くなってきた。
左の写真は菊水鉾。皇室の象徴である菊の御紋の入った
鉾である。細い通りの両側に屋台が立ち並び、そして、
街と溶け合うようにそびえ立つ鉾が非常に美しい。
宵ともなると、街は浴衣姿の人であふれかえる。
 

左の写真は四条烏丸の交差点。
浴衣姿の似合う女性を発見したので、ちょっと声をかけて
写真をとらせてもらった。
 
 
 
 
 
 
スポットDATA

祇園祭

阪急「烏丸駅」下車、または地下鉄「四条駅」下車

鉾の拝観(入場)料は主に1000円程度。

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