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| エメラルドグリーンの武庫川渓谷が非常に美しい。 |
| 鉄道が走っていたころは、乗客の目をずいぶんと愉しませたことであろう。 |
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かつてここを走っていたのはC57やDD54といった機関車だ。
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現役時代には私はこの旧線に乗っていない。
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しかしこんなにも懐かしい気がするのは何故だろう。
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廃線跡を歩くたびにこの不思議な想いに襲われる。
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しばらくすると大きなカーブのある有名な撮影スポット(写真2段目)
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に到着した。左奥にはトンネルが見えている。
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買ってきた弁当を広げてしばしの休憩だ。
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このあたりになると枕木もずいぶんとはっきりと残っている。
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トンネル内は整備されて障害物はほとんどないが、照明が施
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されて無いため、懐中電灯の携帯が必須だ。
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トンネルの数もずいぶんと多い。全部で5つある。
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懐中電灯があっても、一人で歩くのはやはり怖い(笑)
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グループで行くことをオススメする。
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レンガ造りの趣のあるトンネル
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中には枕木が放置されていた。
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2番目と3番目のトンネルの間の区間に大きなトラス橋があ
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る。ここを越えると、線路は武庫川の右岸から左岸へと移る。
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さらにしばらく武庫川を眺めながら歩くと武田尾駅に到着だ。
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武田尾駅へと向かうアスファルトの道路は旧線跡らしい。
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写真(最下段)を見ても分かるとおり、旧線と新線は直角に
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交差していることになる。
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武田尾は温泉地で、多くの旅館があるので、旅の最後に
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ゆっくりと温泉につかっていくのはいかがであろうか。
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またシーズンにはボタン鍋など地のものも愉しめる。
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(本文おわり)
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>>トップページ>>目次>>第9回「手宮線跡地」
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