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| さて、六波羅蜜寺より5分くらい東へ歩くと、六道珍皇寺がある。 |
| 建仁寺の塔頭寺院で、平安前期の延暦年間に、奈良の大安寺 |
| の住持で弘法大師の師にあたる慶俊が開基した。 |
| その後、小野篁が堂塔伽藍を整備した。 |
| そもそも、この六波羅の東は、鳥辺野(とりべの)と呼ばれる |
| 葬送の地で、この辺りは墓場への入口であった。 |
| ちゃんとした墓石もなく、単なる死体置き場だったと伝えられ、 |
| 文字通り、「あの世への入口」であったのだ。 |
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| さて、山門をくぐるとすぐに、小さなお堂が右手に |
| 見えてくる。閻魔堂である。 |
| それでは中を覗いて見ることにしよう。 |
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| 小野篁像。小野篁は嵯峨天皇に仕えた平安初期の政治家で、 |
| 学者、歌人としても知られるが、閻魔王宮の役人であったと |
| いわれ、昼は朝廷に出仕し、夜は閻魔庁に勤めていたと |
| いう。次のような伝説もある。 |
| 大臣藤原吉相は、篁がまだ学生だったころ、あることで処罰 |
| されかけたとき、助けたことがあった。後に大臣が病で死んで |
| 生前の裁きを受けるために閻魔大王の前に出たとき、篁の |
| 口ぞえのおかげで、この世に戻ることができたという。 |
| また、この像の隣には、閻魔大王座像もある。 |
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| 六道の鐘。鐘を付けば、その音はあの世にも響くと伝えられ |
| ている。鐘は、建物の中に封印されている。 |
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| その本堂奥にある、「小野篁冥土通いの井戸」。 |
| 篁はこの井戸から冥界に入り、閻魔庁に出仕したという。 |
| ちなみに、この井戸は入口で、出口は、嵯峨野・福生寺にある。 |
| 現在、福生寺は廃寺となり、寺にあった「生の六道」の石柱は |
| 清涼寺に移されている。 |
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スポットDATA
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六道珍皇寺
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[交通]京阪電気鉄道五条駅から徒歩15分 |
| [拝観時間・料金]境内拝観自由 |
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