
■043:さいとうちほのまんがアカデミア
著者:さいとうちほ
発行:小学館
初版:1990年
価格:780円
関連:北川みゆきのまんがアカデミア、
本気のマンガ術、イラスト大百科1〜3
「まんがの描き方」数々あれど。
漫画を自分で描いてみたいと思う人間、または漫画を描いた経験のある人間にとって、そのテクニックを磨くという作業は修行に近いものがあります。
昨今、アニメーションの制作や漫画の分野にも急速にデジタル化の波が押し寄せ、その作業の多くの部分をコンピューターで行うことが可能になりましたが、まだまだ手描きの作業から完全に抜け出せたわけではありません。
むしろ、そういうアナログな部分の作業にこそ、その作品を産み出す作家の個性、情熱、意思などが凝縮されるものなのではないでしょうか。
『半年ぐらいだろうと思って、週刊少女コミックで始めた「ワンポイントレッスン」が、
3年余り続いて(驚き!)なんと、本にまでなってしまった(もっと驚き!!)。
だから、最初の頃の絵と最後の絵が違うんです。ごめんね。
‥‥中略‥‥
でも、でもー!
まんがはこの本に書いてあることだけではありません。
だれもやったことのない技法も描き方もまだまだでてくるはずです。
それをやるのは、きっとこの本を読んでくださった皆さんです。(私だってやるけど!)
まんがは、まだ未知数です。』 あとがきより抜粋
かつてNHK教育テレビで「少女漫画の描き方(だったかしら)」という講座番組(全13回)が放送されたことがありましたが、その時の先生は大御所の里中先生でした。
当時、デザイン系専門学校の画学生だった当城の管理者は、その番組をビデオで録画して繰り返し視聴し、加えてこの「まんがアカデミア」を傍らに置きながら、少年漫画を描いて投稿にチャレンジしていたという奇特な人物です。
ちなみに、この本を描かれた「さいとうちほ」先生と言えば、かの「ビーパパス」のメンバー。
そして「少女革命ウテナ」の漫画版を描かれていた方です。
漫画家志望の方、とりわけ少女漫画を描いてみたい方にオススメ。