■023:自然図鑑 〜動物・植物を知るために〜


 著者:さとうち 藍

 挿絵:松岡達英

 発行:福音館書店 

 初版:1986年

 価格:1340円

 関連:冒険図鑑、遊び図鑑、工作図鑑、完全図解・虫の飼い方全書 




 この本の対象年齢は、少年少女〜大人までです。

 すでに身近なものではなくなりつつある「自然」について、その観察の仕方や心得、注意するべきことなどが書かれた本で、少年少女期を自然と共に過ごした世代にとっては、実に懐かしい内容となっています。

 『鳴く虫のはねは、弦楽器だ
  鳴く虫の場合、前ばねが発音器になっている。片方のはねが、バイオリンでいうと弓だ。
  その弓をもう片方のはねにこすりつけて音を出す。
  弓に当たるなねの裏には、やすりのようにギザギザした線がある。
  とらえたときに、虫めがねで観察してみよう。
  鳴くときは、コオロギでは右の前ばねが、キリギリスでは左の前ばねが上になっている。』
                            「鳴き方を観察しよう」より抜粋

 内容の充実もさることながら、細かく描き込まれたイラストも素晴しく、この本を読んでいると、自然のフィールドへ出かけたくなってきます。

 生物や自然の好きな方、理科の野外観察が大好きだった方にオススメ。


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