■016:妖精のそだてかた


 著者:葛城稜

 挿絵:高田美苗

 発行:白泉社 MOE BOOKS

 初版:1994年

 価格:1800円

 関連:完全図解・虫の飼い方全書妖精図鑑




 妖精が、この世に実在するか否か‥‥。

 もはやそういうレベルではなく、この本では妖精の「そだてかた」が書かれているのだから驚きです。
 妖精(文中では「フェアリア」と呼ばれる)の生物学的な特徴から始まり、雌雄の見分けかた、見つけかた、住まい、食べもの、果ては入浴や病気に関することまで、事細かに書かれた「手引き書」となっています。
 この一冊があれば、いざ妖精を飼う(?)ことになった場合にとても重宝することでしょう。

 『逢魔(おうま)が刻(とき)の森を抜け、石積みが残る曼珠沙華(まんじゅしゃげ)の野へ‥‥。
  そこで手渡された小さな箱には、古い絵地図が眠っていた。
  長い時を超えて現代によみがえったのは「あの人たち(フェアリア)」との暮らしの手引き書。
  絵図の紹介、考察に描きおろしのイラストを併載した、
  彼らとの暮らしに関する13章が今、ここに完成。
  あなたの毎日も彼らの羽音に祝福されますように。』 表紙カバー折り返し部より抜粋

 妖精に関する記述もさることながら、その挿絵の美しさ、見事さにはとても興味深いものがあります。
 私も妖精を育ててみたくなりました。

 詩とメルヘンが好きな方、妖精の存在を信じている方などにオススメ。


 ■入口へ戻る

 ■次の項目へ進む