■003:人形姫


 制作:恋月姫

 写真:片岡佐吉

 解説:荒俣宏

 発行:小学館

 初版:1998年

 価格:2200円

 関連:幻日(まほろび)の少女、カタン・ドール




 お姫様のお城にちなんで「姫」を含むタイトルの本、第二弾です。

 本とは言ってもこれは人形の写真集で、人形師の恋月姫さんが制作したビスク・ドールの幻想的な写真が多数収められたものです。
 ビスクとは磁器を高温で焼成してから低温で何度も絵付けをすることによって、あたかも生きているかの様な質感を表現する技法で、近年まで謎の工法とされていたとか。

 『だから人々は人形に近づき、そこで‥‥凍りつくのである。
  ある人の観察によれば、恋月姫の人形を眺めながら涙ぐむ通行人もいた、そうである。
  残念ながら筆者は未だそのような場面に遭遇したことはないが、いかにもあり得る話である。
  おそらくその通行人は、
  マリアかキリストの出現を目撃したときの気分に近い感激を得たのだろう』 解説より抜粋

 アンティーク・ドールが好きな方や、ペドフィリアの方にオススメ。


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