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いらっしゃいませ、ここはシルバークラフト工房です!
こちらでは、市販の三菱マテリアル社製の銀粘土を使い、
主に指輪等の装飾品の製作を行っております。
「PMC3」という銀粘土を使えば、
意外な手軽さでシルバークラフトを楽しむことができます。
手芸に興味のある方は、ぜひ挑戦してみて下さい。
★■14444カウント記念オーダーメイドリング:作品第01号「アナヒタ」
■PMC3(銀粘土)を用いたシルバークラフトの行程について
「三菱マテリアル株式会社」から発売されている「PMC3」は、細かい純銀の粉と結合剤と水を練り合わせて作られた粘土状の金属素材です。
粘土工作や陶芸感覚で自由自在に形を作ることができ、乾燥後に焼くことで結合剤は燃焼、水も蒸発して純銀だけが残るという画期的な素材です。
従来の純銀粘土が焼成温度850〜900度だったのに比べ、新製品の「PMC3」は600度という比較的低温でもしっかりと焼き上げるので、電気炉などを使わずに市販の固形燃料を用いて簡単に焼成することが可能となりました(一応、専用の焼成ポットが必要です)。
以下が当工房で指輪を製作する際の大まかな行程です。
・第1工程(成形)‥‥所要時間:約1時間
「PMC3」2〜3グラムを、ごく少量の水を加えながらこね、柔らかくしておきます。
それを紐状に延ばし、ローラーで平らにし、カッターで一定の幅に細く切り、芯棒に巻いてリングにします。
芯棒にはクッキングペーパーを巻いておくと粘土がくっつかないので便利です。
リングは焼成を経ると20〜30%縮みますので、あらかじめその縮む分を計算に入れ、
実際に作りたいサイズ(仕上がり予定サイズ)より20〜30%大きく作ります。
大体の形を整えた後、約1日乾燥させましょう(ドライヤーで乾燥させてもOK)。
・第2工程(彫刻)‥‥所要時間:約1〜3時間
大体の形を作って十分に乾燥させた後、今度は細かな細工を加えて行きます。
細工・彫刻にはスパチュラ(こて)やトーンナイフ(細く鋭利なカッター)が便利です。
その後、さらにもう1日乾燥させるか、ドライヤーで乾かした後、
600番〜800番程度のサンドペーパーを使い、表面を均しておきましょう。
この段階での出来が、仕上がり後の善し悪しを決定付けると思って、まず間違いありません。
・第3工程(焼成)‥‥所要時間:約30〜40分
専用のポット(シルバーポット)に固形燃料と乾燥させた作品をセットします。
固形燃料は、メタノール主成分の市販品が使えます(重さ30グラム、燃焼時間15〜20分)。
焼成後は、自然に冷えるのを待ってから取り出しましょう。
・第4工程(研磨)‥‥所要時間:約1〜3時間
焼成後は純銀に変わっているので、もう細かい細工は出来ません。
表面を金属製のブラシで磨き、必要があればヤスリで削り、
最後に1000〜1200番のサンドペーパーで、根気よく丁寧に磨きましょう。
・第5工程(仕上げ)‥‥所要時間:約30分
目の細かいサンドペーパーで表面を整え終わったら、燻(いぶ)し液に浸けて全体を黒く燻します。
燻し液は熱湯に「六一○ハップ」という硫黄臭の強い薬品を数滴溶かし使用します(多分、有害なので注意)。
黒く変色したら水洗いし、銀磨き剤の「ウィノール(WENOL)」や、
「シルバークロス(聖闘衣ではありません)」でぴかぴかに磨けばでき上がりです。
上記の行程が簡易にスタートできる「スターターキット」も市販されています(約7000円程度)。
セット内容は以下の通り。
・純銀粘土PMC3(7グラム)‥‥シンプルな細い指輪なら2つくらいできます
・シルバーポット(焼成用の素焼き製ポット)
・固形燃料(30グラム)‥‥市販の「なべっこ」や「ベンリゃネン」などで代用可能
・ピンセット
・ゆびわ木芯棒(短)‥‥寸詰まりで少々使いにくい
・ステンレスブラシ
・サンドペーパー(#600、#1200)‥‥作品1〜2個で使い切り
・シルバークロス(5センチ四方)‥‥これも作品1〜2個で使い切り
・ウィノール(約10グラム)‥‥しばらくは十分な量
・いぶし液(約10cc)‥‥これもしばらくは十分な量
・型どり剤(3〜4センチ片)‥‥余談ですが良い匂いがします
・0.8ミリの銀線(3本)‥‥「さしかん」や「Uピン」を作成するためのもの
さらに詳しく知りたい方は「三菱マテリアル株式会社」のホームページへどうぞ。
■シルバークラフト作品の在庫リスト
現在(2003年7月)までの、当シルバークラフト工房の作品は以下の通りです。
なお、試作品は記念カウントでのリクエスト(プレゼント)用とします。
★「邪眼の環(わ)」:試作品(プロトタイプ)
・試作品01「ベルギア」 ※小サイズ(約10号)
・試作品02「イキシア」 ※さらに小サイズ(約10号)
・試作品03「リグニア」 ※難有り(約10号)
★「邪眼の環(わ)」:対価品(プライスタイプ)
・対価品01「アリシア」 ※ようやく納得できるレベルになりました(約10号)
ちなみに、当工房で製作している「邪眼の環」は、あまり縁起の良くない指輪です。
世間では一般的に忌み嫌われる「黒魔導系」の術者が密かに身に付ける、護符(チャームアイテム)の一種です。
正式には、左手の中指もしくは薬指に、邪眼の印が手の平側になる向きで使います。