「少林寺拳法の拳士になる!」
2007年秋。 昇級、昇段、先行逃げ切りをもくろんでいたPOPPOにいつの間にやら、ダークホース次男が・・・ とうとう、初段を取りました。 保育園の年長さんから続けて、現在、小学校6年生。 よく、続いたものです。 来年は、中学生。 次男「父ちゃんを抜かすのも時間の問題だな。。」 いかん!いかん! 僕も、2段の試験を受けないとなぁ。 少林寺拳法では、中学生は2段までしかとれない。 まだまだ、今のうちだ!!
一方長男は・・・ サッカー部のゴールキーパーとして、中3になり引退・・・ のはずが・・・ 陸上部顧問「引退したんだよな? な?」 受験生としては勉学に励んで欲しいところなのだが、その運動神経を見込まれて、区大会の400メートルリレー、100メートル走、砲丸投げに出場。 かと思えば、生徒会長のかたわら文化祭の準備実行に、奔走! いいけどねぇ。 勉強せいよ〜〜! 勉強!!
2006年5月7日 横浜市民大会において、小5の次男は、小学生2級の部で、3位を受賞しました。
2006年5月現在、POPPO父ちゃんは、准拳士初段、中学2年・サッカー部!命!の長男は3級、小学5年の次男は2級になりました。
2000年夏。
POPPO一家は念願のマイホームを建て、横浜に引っ越してきた。
夢にまで見た(?)マイホーム。
しかし、問題がなかったわけではない。
まず、交通の便が悪い!
嫁さんの再就職先の問題。
POPPOの通勤距離の延長
そして…
子供達の、転校、保育園の申し込みの問題。
そう、長男は小学校2年の二学期から新しい学校に転校することになったわけだ。
長男は、体格も大きく、何にでも積極的に参加する陽気な子供であった。
しかし…
体格が良ければよいというものではない。
目立ちすぎるのである。
小学校2年生にして、小学校4年生の平均身長をクリアしていた長男は、
回りの注目を集める転校生であったことは間違いない。
転校当日、クラスが決まり、席に着いたPOPPO長男に向かって、隣の子が、
「君、何年生?」
と、聞いたという、笑い話があるぐらいだ。
何事につけても、リーダータイプで正義感が強く、それでいて感受性の強い長男は
ここで壁にぶち当たったのである。
POPPO長男、曰く。
「教室が騒がしくて、まとまりが無くて…」
早い話、以前の学校の方が良かった!
新しい学校にはどうもなじめない!
と、言うのだ。
以前の東京の小学校は、よく言えば規律正しく、
悪く言えば管理的な学校だったとも言える。
そこと比較して、新しい学校はよく言えば、自由奔放、
悪く言えば先生の子供へ対する規律に対する考え方が甘いのだ。
その一方で、事なかれ的な考え方も強く、子供同士の喧嘩には敏感に反応し、
手を出しての喧嘩は絶対御法度!という教え方である。
ここで、長男は自分の価値観と周りの環境とのギャップに苦しむのである。
授業中にうるさいヤツに我慢が出来なくなり、文句を言うことに先生が理解を示してくれない。
ならば、自分がどうにかするしかないのではないか?
しかし、授業中に騒いでいるようなヤツに、話で通じるわけもない。
かといって、手を出すのは御法度。
長男が落ち込んでいった道は…自信喪失である。
POPPOがPOPPO長男に教えてきたことは、
「自分が正しいと思ったらとことん押し通せ!
ただし、人の話を聞くことを忘れてはイケナイ。
そして、もし、自分が間違っていることが分かったときには素直に謝る心を持て!」
と、言うことである。
言うのは簡単、実行するのは難しい。
POPPO 「そんな奴らは、無視しろ!」
POPPO長男 「でも、ちょっかい出してくる!」
POPPOは、POPPO長男に言う。
「もし、本当に自分のやっていることが正しいのなら、やり返しても良い。
もし、うっかりやりすぎて、相手がけがをしたとしたら父ちゃん母ちゃんは、
ちゃんと、頭を下げに行ってやるから。」
と。
しかし、気は優しくて力持ち。
そこまでやる度胸はないのである。
しかも、先生に敬意を払うことをわきまえている長男は
「やられてもやり返してはイケナイ!」
と、言う先生の言葉を自分自身の中のジレンマと闘いながら忠実に守っていったのである。
そして、上履きを隠され、机に落書きをされ…
そう、長男は学年一の身長を誇りながらも、いじめられっ子への道を歩み始めた。
POPPOは考えた。
POPPO長男のかつての自信を取り戻させてやらなくてはイケナイと。
POPPOはかつて読んだある本の言葉を思い出す。
「正しいことを言って分からないときは力を持って制することも必要である。」
POPPOはPOPPO長男に、一つの提案をした。
「武道を習ってみる気はないか?」と。
少林寺拳法というものをご存じであろうか?
公認の紹介文を転載してみよう。
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少林寺拳法とは?
1947年(昭22)、開祖・宗 道臣(1911〜1980)が創始。
当時、敗戦による混乱から秩序はすたれ、不正と暴力がまかり通っていた。
宗 道臣は、中国で学んだ拳技をもとに、自らの理論による独自の拳法をあみ出し
「少林寺拳法」 と命名。
これを人づくりの手段として、 「自己確立」 と 「自他共楽」 の教えを説いた。
人づくりのための「行」である
少林寺拳法には、勝敗を争う試合というものはない。
「半ばは自己の幸せを 半ばは他人の幸せを」 ・・これが少林寺拳法の理念を表した
宗 道臣のことばである。
技術を身につけることで、イヤなものはイヤと言える自信と勇気を手に入れ、なおかつ、
人と人とが協力し合うことの楽しさと大切さを学ぶことに修練の目的がある。
護身の技術である
少林寺拳法は、 剛法、柔法、整法(整骨等) の三法二十五系より成り立っている。
突き・蹴り主体の剛法も、抜き・逆・固めなどが主体の柔法も、その技法は守りと反撃からなる護身の技術である。
よって体格の大きさや力の強さに頼らずとも相手を制することができるよう合理的に構成されている。
組織と普及状況
少林寺拳法の関係団体には、少林寺拳法の普及を通じて社会に寄与する「 財団法人 少林寺拳法連盟 」の他に、宗 道臣が提唱した金剛禅の教えを広め、 門信徒を教化育成するための「 金剛禅総本山少林寺 」、少林寺拳法を通じて個人の資質の向上を図り、以って社会の福祉に寄与できる指導的社会人を育成する「 学校法人 禅林学園/専門学校禅林学園 」、そして世界各国での少林寺拳法の普及活動を統括し、支援していく「 少林寺拳法世界連合(WSKO) 」がある。
ちなみに、少林寺拳法連盟の登録会員は150万人。また、海外28ヶ国にも普及し、WSKOによって各地区講習会や4年に一度の国際大会なども開催されている。
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正に、人にけがをさせることなく、力で制しながらも正しい道を説くという術なのである。
POPPO長男 「やってみたいかもしれない。」
早速、POPPOはネットで近場の道場を検索し、見学に行くことにした。
ちなみに、このとき、POPPO二男と近所に住む甥っ子二人、POPPO嫁と総勢6人という
大所帯で見学に行くことになった。
道場とは言っても小学校の体育館を借りて練習している「支部」である。
「支部長」はPOPPO一派の見学希望を快く引き受けてくれ、
「良かったら、やってみませんか?」
と、子供達を練習の列の間に誘って下さった。
練習は武道としての凛とした雰囲気の中にありながら、「楽しみながら身につけて行く」
という僕がかつて本で読んだことがある少林寺拳法の教えが感じられるものであった。
練習が終わり、支部長としばし話をする。
支部長 「もし、やってみたいと言うことであれば、何回か練習に参加してみて、
それから、入門と言うことで結構ですから。」
子供達は、かなり、関心を持ったようである。
POPPO 「どうだ?やってみるか?」
POPPO長男 「うん!ちょっと、やってみたいかもしれない。」
ここで、POPPOは支部長の罠にはまるのである(笑)
支部長 「よろしかったら、お父さんもどうですか?」
図星である。
始めに関心を持っていたのはPOPPO自身なのだから
我が家では、親が楽しめることに子供を引きずり込むのはいつものことである。
こうして、保育園年中の二男は、寒い冬に向かってと言う理由で、まだちょっと無理であるという判断が成されたが、
POPPO、POPPO長男、POPPO甥っ子二人の修行が始まったのである。
ここで、少林寺拳法の級を説明しておく。
入門者はまず、白帯の「見習い」から始まる。
そして、昇級試験(課題作文の提出、学科試験、技術試験がある)を受ける。
小学校3年生までは8級から。
小学校4年生から6年生までは6級から。
中学生以上の一般拳士は3級からの受験が可能である。
POPPOは考えた。
「いつかは子供に追い越されるのは火を見るより明らかである。
しかし、とりあえずは先行逃げ切りで行くしかない」
と(笑)
こうして、POPPOは3級を取り茶帯に、POPPO長男は8級を取り黄色帯となった。
果たして、少林寺拳法を習うことで、そうなったのかどうかは定かではないがPOPPO長男は、すっかり自信を取り戻し、
新しい学校で得意だった鉄棒を流行らせ、クラスや集会などのリーダー的存在へとのし上がっていったのである。
その陰にはPOPPO長男の言うところの「キレタふり」という裏技もあったらしい。
クラス内で限度以上に秩序を乱す輩がいたとき、本気になって怒ったふりをし戦いを挑み掛けるのである。
すると、POPPO長男の友人達は4〜5人がかりでPOPPO長男を引き留めるという芝居である(笑)
これで、だいたい、物事は丸く収まるそうな(笑)
さて、少林寺拳法を習い始めて3年、練習そのものは大好きでも昇級試験に関心の無かった長男も5級。
保育園年長から一緒に行き始めた二男も6級。
POPPOは仕事の関係や、バイクの転倒事故で骨折したりと、まあ、いいわけをしながらも2級となった。
級で言えば、まだ、先行逃げ切りをしているが、小学校5年になった長男は、
相変わらず背が伸び続け、学年一、身長162センチ!
体の柔らかいPOPPO長男の蹴りはPOPPOのアゴまで飛んでくるようになった。
POPPO長男 「父ちゃん、まだまだだね!」
と、言われてしまう日が来るのが、待ち遠しいような恐ろしいような今日この頃である(笑)
一方の二男はと言うと・・・
こいつがまた、とんでもないヤツである。
小学校入学間もない頃、遊びに行って帰り道が分からなくなり、見ず知らずの方に保護して頂くという騒ぎを引き起こした。
それも、一度ではないのである。
物事に動じないと言うか、何も考えていないのか、とらえどころのないヤツである。
しかし、好奇心が強く、物を造るのが好きで・・・
誰に似たのやら(笑)
まあ、出来れば、人様に迷惑を掛けないように自分なりに自由に育っていってもらえれば
POPPOとしては、文句はない(笑)
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