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200CD オーケストラこだわりの聴き方―スコアが見えるディスク・ガイド 金子建志著

こだわりの評論家・音楽学学者で実際に指揮活動もされている金子先生の編纂の本。私もむかーし先生の下でブラームスのシンフォニーなど吹かせていただいたことがありますが、やはり細かく楽譜にこだわっておられました。で、氏以外にもオタッキーな評論家から実際に活躍している指揮者やオケ奏者などによる現場ならではの話が盛りだくさん。アマオケなどに入っている人は、思い当たるエピソードが多々ありますが、細かいスコアの比較やアレンジものの聴き比べ、びっくりするような名指揮者の楽譜の変更などなど、面白い内容です。特に版の情報などはDTMでのクラシック作成時にも役立つと思います。 

DTMで学ぶオーケストレーション入門 原田宏美著

DTM入門というと、どうしてもMIDIの理論的な話しになりがちですが、こちらの本は「音楽」から入っていくというもの。MIDIを作りながら自然にオーケストラの各楽器について、オーケストレーションについて学べる人気の入門書。






Professional MIDI Tips 100―パーフェクトMIDIプログラミング・テクニック 広瀬眞之著

こちらもMIDIの技術的なことよりも、音楽的な打ち込みのコツを集めたtips集。楽譜のまんま打ち込んでいっても音楽的にはなかなか聞こえない・・・ちょっとした工夫でより音楽的なMIDIを作るためにはどうしたら良いか・・・誰もが悩むことですが、それを解決するヒントが詰まっています。




DTM打ち込み ホーン師匠

ブラスセクションに特化させた打ち込みの入門書。実は著者は私の同級生のトロンボーン吹きでプロオケの正メンバーまで務めたヤツ。それだけに金管らしくうちこむ方法をよく知っています。

パソコン・ミュージック
クラシック実践編

国本 佳宏


実践的なクラシックの管弦楽DTM入門書。オーケスオレーションを学ぶのにも良いと思います。〈FD付き〉最新のテクノロジーでオーケストラ音楽を表現する方法について、その基礎から応用までを多角的かつ系統的に分析し、解説したもの。「こんぺい糖の踊り」「花のワルツ」のスコアも収録

音楽ファンのためのDTM入門 すぐわかる
木村公彦著

とても易しい誰にでもできる楽しいDTM。どうしてもコンピューター用語だらけになってしまいがちなDTM本だけれど、それらも易しく解説。パソコンはちょっと苦手だけれどDTMをやってみたい!という人に。


裏口からのMIDI入門―理論不要の作曲道
御池鮎樹著


MIDIができるようになるとオリジナルの作品を作る可能性も。難しい理論よりも実践を中心にしたMIDI入門書。



山の上の交響楽    中井 紀夫 (著)

山頂の奏楽堂で演奏に一万年もかかる交響楽を演奏し続ける楽団は、演奏開始三百年のいま最大の難所〈八百人楽章〉を迎えていた。前代未聞の楽器製作や大量の写譜に大わらわの楽団員の姿を描き’88年星雲賞に輝いた表題作ほか、書き下ろし中篇「電線世界」など奇想天外で優しい物語6篇収録。当サイトのネーミングの元になりました。

関連ページ


びっくりした話題の本

「のだめカンタービレ」
話題の音楽学生のコミックということで、知らずに読んでビックリ!なんと私の学校の話でないの!出てくるホールとか背景とかがそのままなんで、オジサン驚きでした。講談社文学賞受賞作。音大生の本当の姿がわかるかも?(結構本当にありそう、という部分と、こんなこたぁ無いよなぁという部分があります。)こちらの「机の上の交響楽」にある曲も結構使われています。

ハルモニア 篠田 節子 (著)

シューベルトのアルペジョーネソナタの項で触れましたが、篠田さんの音楽関連小説はなかなか音楽の本質を語っていて面白いです。やはり自身チェロを奏されるとのこと、クラシックへの造詣は深いものを感じます。ここの登場人物のバッハの無伴奏組曲の理想の演奏観というのが興味深い・・・後半は少々オカルトチックで好みが別れるところでしょうが、作品を知っている人ほど面白く読める筈です。テレビドラマ化されて放映されたので、ご存じの方も多いでしょう。お奨め!

ダフニスとクロエー岩波文庫

この作品のもとになった神話。読んでみるとまたこの曲もより味わい深いものになります。



シューベルト作曲家・人と作品


最も新しいシューベルト伝。病気や父親との葛藤、貧困など多くの苦悩の中で夭逝してしまった作曲家が生み出していく美しい歌曲からシンフォニーが生まれるまでの軌跡。作曲家への共感がより深まります。



Delius As I Knew Him エリック・フェンビー著

失明してからの介助・作曲の手助けを続けたフェンビーが見たディーリアス晩年の素顔。



健康モーツァルト療法―免疫音楽医療入門

たぶんこのブームの火付け役?的な本。ガンやアトピー、ハゲや肥満防止にも効能があるそうです。しらなんだ。 要はストレスからくる免疫力の低下をモーツァルトが防いでくれるということでしょう。効能そのものよりも、この本によって一人でもモーツァルトファンが増えれば、それはまた嬉しいことですね。





J・S・バッハ講談社現代新書

眠れぬ夜に「ゴルトベルク変奏曲」。謎をはらんだ「フーガの技法」。最高傑作「マタイ受難曲」…。平易と優美の時代に抗い、生と死の問題を見つめ続けた最後の音楽職人J・S・バッハ。人間を超え、神に向けられた彼の視線は、音楽をも「超える」。豊富な資料と自筆譜に加え、名盤・名曲案内まで備えた決定版バッハ入門。



バッハ カンタータ研究
樋口隆一著



永遠の課題バツハの声楽作品を対象に、背景、研究史、パロディーの問題、受難曲やミサ曲、詩と音楽、通奏低音、メンデルスゾーンやブラームスにおける受容史等を縦横に語るファン待望の書。


「月光」ソナタの自筆譜

ボンのベートーヴェンハウスと武蔵野音楽大学が協力し、ベートーヴェンの権威、ミヒャエル・ラーデンブルガー教授が編纂した、「月光」の自筆譜と自筆のスケッチ、そのスケッチの解読譜、そして初版のファクシミリ版まで付いた貴重な本。ドイツ語・日本語訳付き。この曲の生成から完成までの資料がすべて揃っています。月光を演奏する人は必携。






リヒャルト・ワーグナー―激動の生涯 (渡辺 護 著)

ワーグナーの生涯は本当に劇的。その激動の生涯を詳細にわたって書いた伝記の代表作。下手な長編小説を読むよりもずっと面白いと思います。これを読むと本当にワーグナーってワルだったんだなぁ・・と思ってしまうと同時に、そこにあの麻薬的な音楽の秘密が隠されているような気がします。そしてワーグナーという巨人がいかにその時代の思想・芸術に強い影響を与えたかは、想像以上。このようなスーパー作曲家はもう現れないでしょう。
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