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ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 (フンメル版)L..v. Beethoven : Sinfonia No.1 C-dur (Arr. Hummel)フルート:ぴっころ データ形式:MP3 制作日:2004年9月 以前、モーツァルトのハフナー交響曲のフンメル版を製作しましたが、今回はベートーヴェンのシンフォニーです。やはりピアノ、フルート、ヴァイオリン、チェロという編成のアレンジ。 フンメルの生涯を調べてみたのですが、モーツァルトに気に入られて住み込みで作曲を習い、その後はウィーンでベートーヴェンのライヴァルとして活躍した実力派の作曲家であり、ピアニストでした。ベートーヴェンの激しいピアノに対して、フンメルは非常に軽やかに優雅に演奏したとか。ショパンやシューマンにも大変強い影響を与えた人で、古典派からロマン派への架け橋として音楽史的にも非常に重要な人です。ベートーヴェンとは確執もあったようですが、ベートーヴェンの臨終間際に和解し、葬儀には棺を担いだ一人となりました。 フンメルはベートーヴェンの交響曲は第1番から7番までこの編成でアレンジしています。当時、勿論CDもLPもありませんから新しい作品や名高いオーケストラ作品はこのように小編成に編曲されて出版され、一般の人々はその音楽を知ることができたのですが、だいたいこういった編曲は二流作曲家とか、演奏家のものがほとんど。フンメルのような一流作曲家のものはあまりありません。そんな中でフンメルはモーツァルトの交響曲やピアノ協奏曲、ベートーヴェンのシンフォニーのアレンジを残しているのですが、それはやはりそれぞれの作曲に対する大いなる敬意があったからでしょう。 ベートーヴェンのライヴァルというレッテルを貼られたにも拘わらず、フンメル自身はベートーヴェンの偉大さが当時誰よりもわかっていたのでしょう。だから敢えてベートーヴェンの臨終間際になんとしても和解だけはしたかった・・・そして偉大なシンフォニーを編曲出版することで敬意を示したのではないか・・・。 フンメルは名ピアニストなだけあって、ピアノが中心にアレンジされ、その他の楽器はやや補助的な扱いです。今回の演奏にはピアノはフォルテピアノを使いました。楽譜は図書館の奥から探してきた古い貴重な銅版印刷のものを使用。たぶんCD等録音は出ていないと思います。ベートーヴェンの交響曲は数え切れぬほどの録音があると思いますが、今回はひと味違った新鮮な響きをお楽しみいただければ幸いです。 |
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