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ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第1番 ヘ長調 op.18-1 より

L..v. Beethoven : Streichquartett Nr.1 op.18-1

BEETHOVEN.GIF作成者:ぴっころ
データ形式:MP3
制作日:2004年9月〜10月



第1楽章
1st movment
be-op18-1-1.mp3
(5.63MB)

第2楽章
be-op18-1-2.mp3
(8.1MB)


そういえばいろいろな作品を製作してきたのですが、弦楽四重奏というのはまだ演奏したことがありませんでした。ちょっとオーケストラに飽きた頃なので、一つ作ってみようと思い立ち、まず思い浮かんだのがこの作品。

ベートーヴェンの初期から中期にかけての作品というのは、これから何かやってやろう、新しい音楽の世界を切り開こうという意欲がただよっていて、例えばピアノソナタの第1番とか、交響曲1番など、斬新で、筆の跡生々しいような、活き活きとした作品が多く、とても好きです。このベートーヴェンの初めての弦楽四重奏作品18は3曲のセットからなっていて、この第1番は最初に書かれた曲では無いのですが、とにかくこれから膨大な量と他の作曲家が越えることができないほどの高みにまで達した弦楽四重奏のシリーズの最初の曲だけあって、意気込みたるや凄まじいものを感じます。当時のウィーンでも評判になったそうですが、それまでの優雅な弦楽四重奏とは一線を画したドラマチックな展開は聴衆にショックを与えたのではないでしょうか。

弦楽器の演奏者を時にうらやましく思います。とにかく弦楽四重奏というのは名曲の宝の山で、またこの編成は大変完成度が高いというか、アンサンブルをしていて相当高度なことができる形式です。こういうかたちの演奏は管楽器にはなくて、木管五重奏などのほとんどの作品は駄作ですし、しかたがないから弦楽四重奏曲を木管五重奏にアレンジして演奏したりしているのですが・・・。一度はこういった緊密なアンサンブルの中に混じってみたいものですね。

第1楽章は緊密な構成のソナタ形式。第2楽章は非常にロマン的なパトスを持つ傑作です。ベートーヴェン自身はこの楽章を「ロミオとジュリエット」の墓場のシーンを思い浮かべながら作曲したと述べています。

製作は本当に楽しくできました。作りながら思ったのですが、本当にこの作品は完成度が高い。作りながら、自分の中の細胞が活性化されるような・・・そんな勢いで製作しました。お楽しみいただければ幸いです。

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