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THE DESK TOP SYMPHONY ORCHESTRA
机の上の交響楽
ディーリアス:ピアノ協奏曲(3楽章版)より第3楽章
F.Delius:3rd movement from Piano concerto (three movement version) CAKEWALK 9
データ作成者:Bill Thompson、ぴっころ共同製作
データ形式:mp3
作成環境:GIGA STUDIO 160, CAKEWALK 9
制作日:2002年9月
ディーリアス:ピアノ協奏曲第3楽章
ディーリアスのピアノ協奏曲は、もともと3つの楽章に分かれたものでしたが、現在は区切り無く演奏される1楽章形式に改作したものが決定稿としてCDやLPなどで録音されています。この1楽章版は主に3楽章版の第1楽章と第2楽章の主題を中心にまとめられており、第3楽章のテーマは入っていませんでした。そこで、米国のディーリアス研究家Bill
Thompson氏の協力のもと、第3楽章の制作を試みました。
この楽章は冒頭から力強い5拍子のチェロとファゴットのユニゾンの旋律から始まります。この主題の最初にある付点を含んだ特徴的な動機が全曲を支配しており、途中展開しながら様々な形でこの動機が現れます。中間部はディーリアスらしい優しいテーマが弦楽器で奏され、展開部へ。転調を繰り返しながら再現部の後に美しいカデンツァ、そして雄大なコーダという形式。16分近くもかかる大作です。
制作した印象ですが、前に未録音作品として打ち込んだ「ピアノとオーケストラのための伝説」がややぎこちないテーマであったのに対して、こちらのコンチェルトは堂々としたなかなかの作品ではないかと思います。テーマはラフマニノフ的でもあり、またカデンツァはディーリアスのピアノ曲としては大変美しい部類に入るのではないでしょうか。カデンツァからコーダにかけての雄大なオーケストレーションも魅力的。
Billがこの大曲のMIDIを長い時間をかけて打ち込んでくれました。それをGIGA STUDIO、SAMPLEとしてはピアノがEAST WEST社のSTEINWAY
B、オーケストラは様々なサンプルを使いましたが弦楽器はGarritan String Orchestraを、管楽器はAdvanced Orchestraを中心にいろいろなものをフレーズによって使い分けて演奏しています。またBillのMIDIはテンポ、ダイナミックスとも一定なものでしたので、生き生きとした演奏にするために全体的に相当手を加え、また新たに打ちこみ直した部分も多くあります。同時発音数が相当になるために多重録音し、イコライジングで仕上げてあります。
ディーリアンの方にはまた新たなディーリアスとして、またそうでない方もちょっとロマンティックな美しいピアノコンチェルトとして楽しんでいただければ幸いです。
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