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ディーリアス:夏の歌Frederick Delius : A Song of Summerデータ形式:MID(2port) 対応音源:SC88Pro 制作日:2001年8月
ディーリアスは晩年失明と四肢の麻痺の病魔に襲われ、1927年(65才)にはもうほとんど作曲もできない状態になりました。これを知った音楽青年エリック・フェンビーは、フランスのグレにあったディーリアス邸にボランティアとして住み込み、ディーリアスからの口述をもとに作曲を手伝い、いくつか名作を残しましした。この「夏の歌」はその最初の作品です。
フェンビーによると、ディーリアスはこの曲について次のように述べたとのこと。 「われわれはヒースの生い茂っている断崖の上に腰を下ろして、海を遠望しているとしよう。高弦の保持された和音は青く澄んだ空とその情景を暗示している・・・曲が活気を帯びてくると、君はヴァイオリン群に現れる、あの音型を思い出すだろう。わたしは波のおだやかな起伏をあらわすため、その音型を導入しておいたのだから。フルートがすべるように海上を飛んでゆくカモメを暗示する。この冒頭の素材は2つのクライマックスのあいだに再現され、最後にも現れて静謐のうちに曲を終結に導いてゆくのだ。」 (三浦淳史訳) ディーリアスは夏が好きだったのでしょう、夏がついたタイトルの作品が多くありますが、この曲はもはや自分の眼で見ることのできないディーリアスが心で描いた夏の叙情詩です。 私自身の話で恐縮ですが、私も夏と海が大好きです。でも例年は南国の島に出かけたり、故郷の瀬戸内海の島に行くのに、今年の夏休みはとうとうどこの海にも行けずじまい。そこで、行けなかったけれども憧れのどこまでも青い海と空、そしてカモメを思い浮かべながらこの作品を打ち込みました。少しでもその思いが伝われば幸いです。 ご感想・ご指導お待ち申し上げております。 summer.mid (142KB) summer.mp3 (9.69MB) |
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