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机の上の交響楽


バッジーニ:妖精の踊り
Antonio Bazzini:La Ronde des lutins op. 25 per violino e pianoforte

データ作成者:ぴっころ
データ形式:MP3
作成環境:GIGA STUDIO 160, CAKEWALK 9
制作日:2005年2月

サーチ:
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ザ・ヴィルトゥオーソ
(ヴァイオリン:ヴェンゲーロフ)
いや、こりゃ凄い演奏です。ヴェンゲーロフなんと19歳の時の録音なんですが、そのテクニックは色々聴き比べたけれどもこれが音楽的にも技巧的にも飛び抜けていました。特に「妖精の踊り」は凄まじく、テクニックは完璧。若いからこそできる演奏かもしれません。ヴァイオリンの上質な小品集としてお薦め!



Devil's Dance
こちらはギル・シャハムのヴァイオリンによる、「悪魔」をテーマにしたヴァイオリン小品のアルバム。悪魔とか妖精などを題材にした曲が集められていて面白い企画です。「妖精の踊り」などのほか、ジョン・ウィリアムスの映画音楽「イーストウィックの魔女達」をヴァイオリンとピアノにアレンジしたものなど珍しい曲も。勿論シャハムの演奏は音楽・技巧ともに素晴らしく、選曲も含めて楽しめる1枚。
妖精の出現―コティングリー事件(コナン・ドイル)
1920年代、フランシスとエルシーという少女が妖精の写真を撮影。ホンモノであると信じられ、ホームズの作家コナン・ドイルもそれを信じて妖精の実在を主張。こんな本まで書いちゃった。しかしなんとこの写真が撮影されて60年後、おばあさんとなった2人の少女がこれらの写真はイラストを切り抜いて貼っただけの偽物であることを告白。いやー、ホームズの名推理でも見破れなかった?この写真は、世界で最もたくさんの人を長い間だまし続けた写真としてギネスブックに乗っているそうな・・・


ダウンロード
bazzini.mp3

(5MB)

音楽療法などの本を読むと必ず出てくる言葉が「同質の原理」と言われるもの。つまり、ある気分の時にはその気分と同じ傾向の音楽を聴くことでその気分が浄化されるということ・・・・説明がへたですいませんが、例えば気持ちが暗い時には、それを解消しようと明るい音楽を聴くのではなく、暗い音楽を聴くことで、かえってカタルシスが得られるというんですね。

それで、イライラしたときに聴く音楽、として、このバッジーニの「妖精の踊り」がよく挙げられています。聴いてみればわかるとおり、最初から最後までヴァイオリンの超絶技巧的なパッセージや特殊効果を使いまくっている曲で、確かにイライラな気分にぴったり。

アントニオ・バッジーニ((1818 - 1897) は19世紀に活躍した大ヴァイオリニスト。かのパガニーニも絶賛したという技巧の持ち主で、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の非公開での初演も行っています。作曲も手がけましたが、晩年になるに従って技巧的なものよりも、内面的な作風へと変わっていくのですが、作品そのものはほとんど忘れられ、初期に書かれたと思われるこの「妖精の踊り」のみ現在もヴァイオリニストのテクニックを見せる曲として演奏されています。

それにしても当サイトにあるもう一つの「妖精の踊り」(グルック)とはなんという違いでしょう。「妖精」は20世紀初頭までかなりその実在が信じられていて、写真があったり妖精との遭遇体験談などもまことしやかに語られていたようです。かのホームズの作者、コナン・ドイルはその写真を見て妖精の実在を信じ切って、まじめに「妖精の出現」という本まで書いて、晩年には評判を落としてしまったとか・・・。またドイルの伯父さんは「妖精画家」というジャンルの絵描きだったとのこと。夢のある時代だったのですね。そんな妖精にもいろいろな種類があったようで、その手の本を見ると様々な妖精が出ていて面白いのですが、グルックの妖精が優雅で美しい女性のイメージとすると、バッジーニが描いた妖精は、たぶんティンカーベルみたいな、細かい羽音がうるさい妖精で、悪戯しだしたら止まらないという感じの憎めないヤツなんでしょう。

曲はスピッカート奏法を中心に、速い連続重音や超高音ハーモニックス、左手も使った高速連続ピッツィカートなどなど、これでもかとヴァイオリンをこき使います(^_^;)

イライラな気分をぶっとばすことができたら幸いです。



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