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フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン) ラムソン(ピアノ)
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クライスラー:美しきロスマリンFritz Kreisler :SCHOEN ROSMARIN データ作成者:ぴっころデータ形式:MP3 作成環境:GIGA STUDIO 160, CAKEWALK 9 制作日:2005年2月 フリッツ・クライスラー(1875年2月2日〜1962年1月29日)は、20世紀中頃までに活躍した偉大なヴァイオリニスト。おお!これを書いている今日がクライスラー生誕130年の誕生日です。おめでとう、フリッツおじさん。 彼の経歴はなかなか面白いもの。なんと7歳でウィーン音楽院に入学、ヘルメルスベルガーJrにヴァイオリンを、そして、かのアントン・ブルックナーに音楽理論を習っています。小学校2年生でもうブルックナーに師事・・・なんてこったい。10歳にはもうゴールドメダルを得ていると言うからこれだけ聴いてもクライスラーは凄い天才なのですが、驚くことに彼はヴァイオリンは殆ど練習しないでも弾けたらしいということ。本番前にやることはお湯に手をつけることだけだ、と言っているくらい・・・・毎日汗水垂らして練習しても、クライスラーの100万分の一もうまくならない私などにとってはうらやましい限り・・・。12歳以後は一切ヴァイオリンの先生には習っていないそうです。ヴァイオリニストとしてのスタートはあまり華々しく無かったものの、1899年にニキシュ指揮のベルリン・フィルのコンサートで成功を収め、以後世界的なヴァイオリニストとして名声を確立していきます。エルガーがヴァイオリン協奏曲を彼のために書いているほどですが、戦後は徐々にヴァイオリンへの興味が薄れて、晩年にはほとんど弾くことも無かったようです。 クライスラーは古い作曲家の手稿を図書館で探しだしてきて曲集を発表。そのコンサートでは批評家から「クライスラーのヴァイオリンはイマイチだが彼の発見したヨゼフ・ランナーと思われるこれらの作品は素晴らしい」などと言われていたのですが、なんとだいぶたってから、これらの作品はすべてクライスラー自身の作曲であったことがわかって、もっともらしい批評家に恥をかかせたというお話。 「美しきロスマリン」も古典的手稿曲集の第13曲、「古いウィーンの舞踏歌」として発表されたもの。批評家というのは新作に対しては厳しいけれど、古い作品に対しては色めがねをつけずに聴いてくれるということを、彼は良く知っていたのでしょう。それに音楽史の流れから言えば、無調とか12音主義が新しい音楽としてもてはやされていた頃、この罪のない嘘が無ければこれらクライスラーの曲はすべて時代遅れのレッテルを張られ、ヴァイオリニストの余技として無視されて消えていたかも・・・。そういう意味ではクライスラーの作戦勝ち! 「ロスマリン」とは花の名前ですが、愛らしさと貞節の象徴でもあり、また可愛らしい女性の愛称としての意味もあります。3部形式の魅力的な、親しみやすいワルツです。 |
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