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TITAN QUEST
タイタンクエスト評価

*ジャンル:アクションRPG
日本語マニュアル付き英語版を使用し、V1.20パッチを適用した状態でNormalクリアまでのプレイに基づいて書いています。(上の難易度については何か特記すべきことがあれば後日追加します。)

プレイ環境とパフォーマンス

(1) Epson Direct Endeavor 9000Pro(ノート) CPU Pentium M 770(2.13GHz) メモリ  1024MB(PC2-4200 DDR2 SDRAM)
GeForce Go 6600 (128MB) WIN XP Home DirectX 9.0c
(2) Epson Direct Endeavor Pro3500(デスクトップ) Pentium4 660(3.60GHz) メモリ  2.5GB(PC2-5300 DDR2 SDRAM)
GeForce 7800GTX (256MB PCI Express x16) XP Professional Edition Service Pack 2 DirectX 9.0c
(3) dynabook Satellite AW6(ノート) CPUCore2 Duo T7200(2.13GHz) メモリ  2GB(PC2-4200 DDR2 SDRAM)
GeForce Go 7600 (256MB) WIN XP Home DirectX 9.0c

環境(1)は少し使ってみた程度ですが、ゲームがみつくろってくれる中程度の設定だともたつきやカクつきはなく気分良くプレイできました。(後述する特に重くなる場面は別として。)高画質設定にしても大きなもたつきやカクつきは生じませんでしたが、どういう処理によるものかちょっと分かりませんが妙にメリハリのない暗い目の画面となって見た目がきれいでなく、中画質設定の方がスッキリときれいに見えて、高画質設定にする意義がないように思えました。
(2)では後述する特定の場合以外については高画質設定で快適にプレイできました。
(3)はゲームが勝手に設定する場合にも高画質設定となり、ほとんどの場面では問題なくプレイできました。ただし、処理が重くなるような場面では(2)との差が大きくなるようでした。どちらかというと遅くなるもたつくよりはコマ落としのようになりがちで、見た目は悪くなりますがプレイには支障が出にくかったことが多かったです。

さて、(2)の場合にも重たくなる場面はあります。最も顕著なのは夕方〜夜〜朝にかけてであり、夜の場面はコンスタントに重く、夕方や朝は場面によっては重くなることがありました。多分昼の場面が基本形で時間帯によってはそれに余分な処理が加わっているのかもしれません。霧や煙がある場面ではあまり重くはならなかったのに対して、炎などがあると重くなる傾向があったので画面中にある「動きがあるもの」の多さがパフォーマンスに影響を与える面が大きいようでした。
さらに、重くなる場面で画質設定を中程度に落とすと描画のもたつきはなくなって快適になりますが、このようにした場合にも嫌な現象があり、夕方や朝の影が長く伸びる時間帯では影が長い棒のような描写となりかなり目障りです。いろいろ変更してみましたが、全体を中設定→単一の項目(影の設定など)の変更では変わりがなかったです。
とにかく結構「重い」ゲームの部類になりそうですし、なるべくならパフォーマンスがいい環境でプレイしたいゲームと言えそうです。なお、V1.20パッチ適用後であれば設定ファイルをエディタなどで書き直すことにより昼夜サイクルをなくす(ずっと昼の状態でプレイする)ことができます。確認できた限りでは昼夜についてはショップ、イベントなどの違いはなく、見た目だけのことになりそうです。時間に伴う風景の変化を見ることができなくなりますが、処理の重さが悩ましいようなら変更してみるのがいいかと思います(詳細は全般ヒントページの方に)。

どんな感じ?

いわゆる「ディアブロタイプ」に属し、第三者視点・神の目視点で操作キャラの姿が見えており、その周辺を俯瞰する画面を見ながらプレイすることになります。操作は移動、会話、調査、攻撃などいろいろな指示がマウスクリックで行われ、あまりいい意味では使われない用語のようにも思えますがいわゆる「クリックゲー(ム)」にも入ることになるかと思います。ディヴァイン・ディヴィニティやセイクリッドなどと似た感じになります。
以下、詳細な解説は()内の項目に

いいところ
・グラフィックが非常に緻密かつ精細で、しかもギリシアやエジプトらしさがよく表現されており、世界を探索している気分を十分に満喫できるものになっている。(グラフィック、サウンド)
・スキルとクラスのシステムがよく作られており、悩みながらも楽しみつつ育成をできる。(システム)

どっちとも言いきれないところ
・ストーリーや登場人物は神話や歴史にちなんでいるものの、詳しい知識を要するというほどではなく、そういう雰囲気が好きなら楽しめると思われるが、逆に神話や歴史に詳しいなら雰囲気止まりと感じる人も出てきそう。(ストーリー、キャラなど)
・倒した敵や宝箱からアイテムはイヤになるぐらい出てくるが、いいものはごくごく一部。一方持ち歩けるアイテムは結構限定され、保存場所のようなものもなし。取りたい、売りたい、持っておきたい貧乏性の人にはつらいが、いいものに出会える嬉しさは大きい。(システム、ゲームバランス)
・ストーリー展開やクエストはオーソドックスだが淡泊で、期待したほど(ここは個人差がありそう)神話や歴史がらみでもない。NPCもクエストがらみ以外はリアクションの変化などが乏しい。ただしそういうところを楽しむゲームではないという見方もできる。(システム、ストーリーやキャラ)
・いったんゲームを終了してメインメニューに戻ったなら、その後マップのリニューアルがあり、ザコ(多少のランダム性あり)のみならずボス敵まで復活し、ゲーム開始は常に特定のポイントからとなるので稼ぎには好適だが話を進めたい場合にはやめどきが難しい。(システム、ゲームバランス)

ちょっとなあ、なところ
・システム的には、以前のデータをロードしてやり直しというのは全く考慮されておらず、対価を伴うスキルふり直し以外やり直しがほとんどできない。そういう設計思想だろうが育成の方向や運の要素によっては大変厳しくなったりもするので、ここのところはちょっと…(システム、ゲームバランス)
・これに限らずクリックメインの操作体系はまぎれや誤操作が生じやすい。(操作性)

システムなど

操作性など

グラフィック、サウンド

ゲームバランスなど

ストーリー、キャラ、演出など

英語と日本語マニュアルなど

総合的にみて

グラフィック面や、その影響が大きい雰囲気の面では非常に良いものを持っているゲームです。ストーリーやクエストはやや淡泊で軽いものを感じましたが、これはゲームが重視しているポイントがどこかという問題になりますので、どういうゲームが好きかというプレイヤーの好み次第でしょう。
また、いろいろ悩んだりしながらも楽しめるものになっていたスキルシステムや戦闘システム、そして新鮮味はさほどでもないですがアイテムについても入手が楽しみになると思えました。
残念なのは、勝手にセーブ+以前の状態のロード不可という一期一会思想です。起こったことを受け入れてそれなりに育てていきなさいよということかとは思いますが、ゲームの世界でぐらいやり直しをさせてほしいものです。やり直すまでには時間にしろ労力にしろ費やしたものはあるのですし。

あくまでも、私の個人的な感想に基づく評価です。

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