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ルナティック・ドーン(WIN)の世界

*ジャンル:シミュレーション性超自由度RPG

アートディンクのサイト→http://www.artdink.co.jp/

一言でいうと(歴史)
 アートディンクは元々A3シリーズ(列車を走らせるゲーム)のようなシミュレーション系で有名だったソフトハウスでしたが、これが面白いRPGを出すそうだということで話題になり、登場したのがルナティック・ドーン(1)でした。その後改良版として2が登場、これが最高傑作というファンも多数います。おかげで、2のWIN版も発売されました。
 これに対して、WIN時代になってから外伝的な存在として出たのが「開かれた前途」で、その後改良版として出たのが「前途への道標」でした。1、2の路線とは又異なる味わいを持つゲームとしてこれらも広く楽しまれました。
 一方、WIN時代の本筋(?)としては3が発売されました。?を付けたのは…後述します。最近(1999.11末)発売の4は3の後継者(改良版?)のようですが、私としては購入・プレイの予定はありません。

ここがちょっと…
 なんかもう、伝統化しちゃってる感もあるのですが、バグとか、変な仕様とか多いです。なお、あることをしようとしたらフリーズしちゃったとか、強制終了しちゃった(「このプログラムは…」)とかをバグと言いまして、出先のダンジョンで罠の解除に失敗したら家に残してきた仲間が怪我をした(そいつを罠の解除役に指定してあった)とか、NPCと共に移動するべき依頼を請け負っている場合に、移動中にNPCがいなくなっちゃって、何度やり直してもそうなるので依頼の遂行が不可能だとか、なんかの具合でたまに年をとらなくなるキャラがいる、とかを変な仕様と言っています。
 で、バグの場合には修正パッチが作られたりしますので、ユーザ登録をしておいたり、インターネットで情報収集したり、アートディンクに問い合わせたりしましょう。変な仕様の場合には、この世界はこんな風なんだと思いましょう。結構笑える仕様もありますし、悪いことばっかりではないかも…てのがバグとの違い。(いいかげんだなあ…)

開かれた前途
 1や2の自由度はそのままに、システムがウィンドウズ用になって、ヴィジュアルが変わって、移動などがしやすくなって、戦闘が無意味でなくなって…てなゲームなのですが、大きなポイントは、自分の行動で世界が変わるというところのようです。世界には秩序vs混沌、善vs悪、武器vs魔法の対立関係があり、秩序、混沌、善、悪が支配的な4つの国からなります。対立関係は均衡をとらすも、偏らせるもプレイヤー次第。ゲーム開始は世界創造から始まりますが、この時に任意の割合を設定できる上に、プレイヤーが操作するキャラがどんな行動をとるかでも対立する勢力の均衡が変化します。
 1や2と比べるとなじみやすくなった感もあり、WIN時代からのパソコンユーザには、ルナドンといえばこれか「前途への…」と思われる方も増えているようです。が、なじみやすくなった分、スケールが小さくなったようにも思われ、断然2がいいと言われるプレイヤーはそこを不満とされるようです。例えば、町中のあっちとこっちでも、町から町、はては別の国に移動するにも原則として移動コマンド一発です。トコトコとあるいはテクテクと移動した1や2に比べると、楽になった反面世界の広さを感じさせる要素が失われることになっています。私は別のゲームみたいに思ってプレイしてたので、あんまり「2と比較しての不満」を感じるところは少なかったのでしたが。
 実は、私にとっても後でプレイした前途への道標の方が印象が強く、インターネット上においても、あんまり情報の得られないかわいそうなゲームでもあります。ちょっと前にはショップで、「前途への…」とのセット販売も見かけたものでしたが、最近ではどうでしょうか?アートディンクのサイトではリストから外れてしまっているのですが。
 …てなことで、今後プレイされる方には、「前途への道標」の方を遊ぶのがいいのではないかな、と思います。

前途への道標
 見かけはほとんど「開かれた前途」と変わらないのですが、大きな違いは国や町の名前…そんなことはどうでもいい。えーと、本で見る限りではNPCにもNPCの生活があり…てな面を強調したのだそうです。イベントが増えています。一代のプレイで全部見るのはちょっと無理かも。NPCの個性も明確になり、(私の女性キャラは女たらしにひっかかりました。)、会話データもちょっと面白くなっています。「子育て」コマンドのおかげで、2代目を冒険に連れ出しやすくなりました…っても、分かりにくいコマンドなんだけどなあ、これ。
 アイテムが(相変わらずなんですけど)いろいろありますが、ゲットしにくいアイテムが多くなっています。超貴重なアイテムは世界創造時に決定されたものに限定され、フリーにゲットできるチャンスは極小、あとはNPCから…てことで、善の道に生きたいキャラにはちょっと酷。(まあ、やり方はあるんですけどね、正面切って襲ったり盗んだりしなくても。)あるイベントが非常に出会いにくくなっているので、移動に便利な貴重アイテムがゲットしにくくなりました。前はわりと入手できたような…
 とまあ、評価よりはグチに近くなっていたりするんですが、興味を持たれた方は遊んでみて損はないと思います。ただ、自力ではなかなか分からないことが多くて、いろんなイベントを見られなかったりするかもしれません。攻略本は購入できるかなあ…インターネット上では結構、いろんな情報が見つかりますので、検索などしてみられたらいいと思います。検索とかしていると改造ツールなどの情報も得られるかとは思いますが、かなり遊び込んで、いよいよ全てを見てみたいという状態に達するまでは使わない方がいいと思います。絶対つまらなくなります。
 一応、恣意的にお役立ちサイトを。
http://www.win.ne.jp/%7Eyoshikaw/(数のホームページ)

*オマケ「前途への道標、失敗しないマスターへの道」
 マップとかアイテムリストとか、いろんなFAQやテクニック&チップスみたいな情報は上記やその他適当なサイトを見られたらいいと思いますが、とにかくとっつきにくいゲームです。ちょっと遊んでみて何じゃこりゃ、で、投げてしまわれる方も結構いらっしゃるんではないかと思います。で、一応それなりにこのゲームで「いい思い」をするためのスジミチみたいなものを書いておきます。これは善人ルートで、英雄を目指すことを前提にしています。「オレは悪を極めたい」という人も、初心者なら一応こっちをプレイしてからチャレンジするのがいいと思いますので。
 ただし、例えばプログラムの不備をつくとかそういった裏技(特にこれの場合、キャラクタコンバータが付属してるので、これを利用すると相当なことができてしまう…)は紹介していませんが、かなり「裏技スレスレ」のセンを行っていますので、一度はフリーにプレイしてみて、「何じゃこりゃ」になったら読まれるのがいいかと思います。
    前途への道標、失敗しないマスターへの道を見たい→Go

ルナティック・ドーン3
 ウリは「一人でも遊べる、ネットワークでも遊べる」なのですが、実態は、「一人で遊んだらすぐ飽きる、ネットワークで遊んだらトラブルが起きる」だったみたいで。まあ、ネットワークはうまく遊べれば、チャット感覚でそれなりに楽しかったのかもしれません。私はやっていないので、論評は控えます。
 一人の場合。うーん、1や2の路線ということでテクテク歩いて(またはタッタカ走って)の移動になるのですが、だるい…機種とか環境の問題かとも思いましたが、結構どんな環境でやってもだるいみたいで。一つには案外類型化された単調さというのが影響しているかもしれません。ゲーム開始直後は楽しめます。敵もいろいろいる、依頼も各種ある、買い物もしたい…ところが嫌気がさすのが、これまでのものに比べて格段に早いのです。依頼が典型的…てのは、これまでのも同様なのですが、これの場合は、依頼を受けて別の町に行こうとするとフィールドの敵が決まっている…ある程度強くなってしまうともう面倒なだけで全然面白くなくなるのです。フィールドに落ちているアイテムも最初は嬉しいのですが、落ちている(可能性のある)場所が同じなので、探して回るのもルーチン化しちゃって結局面白くない。
 そうなってくると、期待は別世界。同じ敵のいるフィールドをいそいそと移動して、ある場所に行き、別の世界に。ところがここも結局類型的なので、すぐにあんまり面白くなくなる。世界創造をやりなおしてみます。けど、最初が困難か容易かぐらいの相違しか結局感じられない。後は、結婚とかだろうけど…仲間が成長してくれた外伝シリーズの後では、弱い仲間が異様なまでに足手まといですぐに死ぬし、会話もも一つ…
 結局何をやろうとしても、類型的、単調、かったるい…ということで、結婚したりとか、珍しいアイテムを入手して変わった生物のいる世界に行ったり、はてはそういう生物を仲間にしたり…てなところまで遊べませんでした。もしかしたら、相性が良くなかったのかもうちょっと遊び込めば面白くなるかも、とかいう疑問は残るのですが。
 というのも、結構これを扱っているサイトもありますので、皆さんよく遊んでおられるのか、とも思うので。
例えば、
http://www2s.biglobe.ne.jp/~emu/Club LUNA on Emu's Web Page(4のネタが多くなっているような。)
 遊んでみようと思われる方は、これを扱っているサイトとか攻略本とかを参考にされるといいでしょう。その上でおまえのいうのは違う、面白かったぞ、というご意見がありましたら、また聞かせていただければと思います。

あくまでも、私の個人的な感想です。

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