ダンジョンズアンドドラゴンズ関連ゲーム

ダンジョンズ&ドラゴンズ、D&Dとよく略されますが、テーブルトークRPG(TRPG、何人かの人がテーブルを囲み、ルールブックを元にしてサイコロを振りながら仮想世界を探検するゲーム)の中でも有名で普及したものです。それゆえにこれに基づいたコンピュータゲームもいろいろと出ていますし、当サイトで扱っているものも結構あるので、ここでまとめて案内ページを作っておくことにしました。(2007.02.24)

(A)D&Dとは

前述のように、テーブルトークゲームの名称で、アメリカのTSR(Tactical Studies Rules)社から販売されたものですが、その後TSR社がウィザーズ・オブ・ザ・コースト(Wizards of the Coast WotC)社に買収され、WotC社から販売されるようになりました。Dungeons & Dragons として版を重ねていく過程で、Advanced Dungeons & Dragons シリーズが誕生しましたが、このAdvanced Dungeons & Dragons (AD&D)シリーズの第3版以降はその名称がまたDungeons & Dragons になったので話は少々ややこしいです。
まあ、コンピュータゲームで遊ぶ上にはD&Dであるとか、AD&Dであるとか、その第何版であるとか特に気にする必要はないのですが、どれに基づいたゲームであるかでキャラの成長や戦闘に関する面にはかなり違いが出てきます。例えばAdvanced Dungeons & Dragons (AD&D) の第2版に準拠しているIWDやBGでは、キャラの能力値はレベルアップに伴っては伸びませんが、D&D3EやD&D3.5E(前述のようにAD&Dの流れに属する第3版以降)に準拠したNWN、PoR、ToEEではレベルアップして能力値を伸ばす機会があります。またこれらでは戦闘の際に機会攻撃(近くにいる相手が何かをする隙に乗じた攻撃)を考慮しないといけませんし、キャラの持つスキル等の要素が増えていますし、マルチクラスのシステムもかなり異なります。
さて、(A)D&D(まとめて扱いたいときの表記)系のゲームはWindows時代以前、PC-98系やDOSの頃にもありました。そのあたり軽くまとめたページが次のものになります。作成時以降の追記が多く読みづらいかもしれず、この際作り直そうかとも考えたのですが、その後の状況(コンピュータゲームについて)についてはこのページでということにして、元のページはそのままにしておきます。(若干追記などはしましたが。)
    「AD&D(D&D)なゲームたち」を見たい

以下のゲームのうち多くのものは、ネットワークを介してのマルチプレイという要素があったり、modなどの追加要素があったり、プレイの助けになるようなツールがあったりしますが、それらについては当サイトでは扱わないこととしていますので、以下の情報は専らオフラインでシングルプレイをする場合に関する限定的なものとなることをあらかじめお断りしておきます。

バルダーズ・ゲート(Baldur's Gate)シリーズ

概要
BioWare(開発)、Interplay Entertainment(販売)からの著名なコンピュータRPGで、日本語版はSEGAから出ています。基本的にAD&D第2版に基づいたもので、シリーズに含まれるものは以下の通りです。(略称を併せて記載しておきます。)
バルダーズ・ゲート (Baldur's Gate)→BG(区別する場合にはBG1と表記)
バルダーズ・ゲート テイルズ オブ ザ ソードコースト (Baldur's Gate: Tales of the Sword Coast)→TSC
バルダーズ・ゲート2 シャドウ オブ アムン (Baldur's Gate II: Shadows of Amn)→SoA
バルダーズ・ゲート2 スロウン オブ バール (Baldur's Gate II: Throne of Bhaal)→ToB
TSCはBGの拡張であり、段階的に明確にBGの後というわけではないのですが、BG単体と比べて経験値上限が引き上げられ高レベルまでキャラを成長させることができ、それに合わせてダンジョンや敵も手強くなっています。「バルダーズ・ゲート完全版」はBG+TSCです。
SoAはBGのキャラを引き継ぐこともでき、BGより後の出来事を扱うものとして作られています。ToBはシステム的にSoAの拡張ですが、段階的にはその後のことでもあり、シリーズ全体の完結編ともなっています。「バルダーズ・ゲート2完全版」はSoA+ToBです。
シリーズ各作に共通する特徴としては、
・しっかりした世界観があり、世界が広い
・クエストが沢山あり、するかしないかが任意のものも多い
・どこに行くか、どのクエストをするか、どういう風にするか、などの面で自由度が高い(何をしていいか分からなくなりがち)
・おおむね難易度は高い目であり、死にやすく、ゲームオーバーにも会いがちだ
・さらに、ホイホイとレベルアップして戦闘が楽になるということもなく、終始戦術を考えて戦わないといけない
・キャラはどれかのクラス(職業)を持ち、クラスに応じたスキル(技術)を使える
・主人公一人をプレイヤーがキャラメイクし、ゲーム中ではNPCを加えた6人までのパーティを形成できる
・インフィニティ(Infinity)エンジン使用で、慣れを要するが慣れれば操作性は良いが、移動の厄介さには泣かされる

それぞれの特色
バルダーズ・ゲート (Baldur's Gate)→BG(区別する場合にはBG1と表記)
低レベルの主人公と仲間たちのパーティが広大な世界を地道に探索し、少しずつ成長させながら大きな謎に迫っていくというものです。成長の限界があって後続の各作に比べればできることが限られていますし、クエストはほとんどが単発ですし、同じような荒野や森林を延々と探索し続けるような場面も多くなります。しかし、これこそがシリーズの原点でもあり、この地道さや、戦術を考えてある意味せこくがんばらなくてはならない戦闘が病みつきになるような面もあります。

バルダーズ・ゲート テイルズ オブ ザ ソードコースト (Baldur's Gate: Tales of the Sword Coast)→TSC
BG本編単体よりはキャラを成長させることができ、敵やアイテムの追加があるほか新たな地域とクエストが増えます。操作性面などで大幅な改善がありますが、TSC特有の「大きなダメージを与えると敵の死体が消える」現象により、討伐タイプのクエストなどの達成に支障が出るというのが悲しいところになります。(この点についてはSEGAサイトのFAQを見ることをおすすめします。また詳しくはTSCページの方に記載しています。)

バルダーズ・ゲート2 シャドウ オブ アムン (Baldur's Gate II: Shadows of Amn)→SoA
BGの続編となります。BG1とは別の場所での話とはなりますが、BG1で出会ったNPCの中にはこの2でも仲間にできるキャラもいますし、ゲーム進行中に出会うことがある場合もあります。基本的には同様のゲームシステムですが、キャラ成長の上限も高く、キット(クラスの中でもある方面に特化したもの)が使用可能になるなど成長の幅が広まっています。また、BG1ではクエストのほとんどが単発であったのに対し、2ではクエストがクエストを呼ぶなど連関性がある場合も多いですし、主人公のクラスや仲間にしているNPCに関係するクエストもあります。一方、クエストやイベントの発生が多くなり、ともすればバタバタとイベントが次々起こってクエストがいくつも押しつけられるように発生してしまったりもします。また、BG1よりも仲間にしたNPCがいろいろやってくれます(楽しみでもあり苦労でもあり)。それから、BG1は基本的にマップとマップがつながった世界を探索していくことになりますが、BG2ではマップからマップへの移動が大マップへの切り替え方式になり、かったるさはなくなったものの世界が狭く感じる要因にもなっています。

バルダーズ・ゲート2 スロウン オブ バール (Baldur's Gate II: Throne of Bhaal)→ToB
システム的にはBG2の拡張ということになるようで、基本はBG2でありながら操作面などの改善はあり、成長の上限が上がったものとなっています。しかし一応BG2からToBへの流れはあるものの、BG2のものとは異なる独立した地域を舞台にすることとなり、ストーリー的にはむしろToBがBG1の正統続編であり、BG2が外伝的な存在ともいえる面もあります。
一応BG2を終えたキャラが前提で、それなりのアイテムや敵も出てきますから戦闘ではいろんなことができますし、それはすさまじいものになります。また、BG1やBG2のようなあちこちに行ける、いろんなことができるという要素は著しく少なくなっています。その反面、主人公キャラの特性や行動によって途中の過程やエンディングが異なってくるという要素があります。

当サイトのコンテンツ
    バルダーズゲート1特設ページを見たい(TSCも含む)
    バルダーズゲート2特設ページを見たい(ToBも含む)

アイスウィンド・デイル(Icewind Dale)シリーズ

概要
Black Isles のコンピュータRPGで、BG等と同じ Bioware の Infinityエンジンを使用しているため、システムやユーザインタフェイスは似たものとなっています。シリーズに含まれるものは以下の通りです。(略称を併せて記載しておきます。)
アイスウィンド・デイル(Icewind Dale)→IWD(区別する場合にはIWD1と表記)
Icewind Dale: Heart of Winter → HoW
Trials of the Luremaster(HoWの再拡張) →ToL,TotL
アイスウィンド・デイル2(Icewind Dale2)→IWD2
IWD1の日本語版はSEGAから出ています。拡張版についてはセガPCサイトのニュース2001/5/21分において、BBSでの質問に対する回答が出ていました。それによればIWD日本語版の販売本数が当初想定を下回ったことなどから、拡張シナリオ集「HEART OF WINTER」、「HEART OF WINTERの追加ダウンロードファイル」の日本語版については発売の可能性は低いものとされており、その後出てはいません。
そのような事情からかIWD2日本語版はセガからではなくメディアクエストから出ることになりました。こちらの販売はライブドア・ゲームズでしたが、その後ライブドアのゲーム部門がなくなり、メディアクエスト・ライブドアのゲームのうちいくつかのものはフロンティア・グルーヴから販売されることになったのですが、IWD2はその中に含まれていません。
HoWとToLについては私は未プレイですしほとんど知見を持たないのですが、IWDの1と2の共通する特徴については、
・基本的なシステムや操作についてはBGシリーズと似ている所が多く、成長や戦闘についてもBGの知識が生かせるところは多い
・6人までにパーティメンバーを全員キャラメイク(パーティにNPCを入れるということはない)
・一本道的に進んでいくタイプで、あまり自由度を感じさせるところはない
・一本道ということはストーリー展開に沿って進むということだが、ストーリーそのものはオーソドックスで特にどうということはないように思えるものの、背景の歴史的なできごとが明らかになっていく部分は興味深い
・舞台となるのは北方の「ノース」なので、雪や氷の地域が多く、これが独特の雰囲気となっている
・BGよりはレベルアップしやすく感じ、高レベルのキャラを作れるが、多数の敵や厄介な敵との出会いが多く、戦闘はより戦略を要するものになる
これらのことから、ウィザードリィやマイトアンドマジックなどのようにパーティでの冒険が好きで、キャラメイクが好き、あるいは自分でキャラメイクしたキャラの方が愛着があっていいという人にはBGよりこちらの方がいいでしょう。また、BGのような世界の広さや自由度を求めていると「これはちょっと違う」と思ってしまうでしょう。

それぞれの特色
アイスウィンド・デイル(Icewind Dale)→IWD(1)
AD&D第2版に基づいたもので、クラスやキャラの成長、戦闘などはおおむねBGと似たものになります。広大なダンジョンを次々と攻略していくという段階が多く、必須でないサブクエストはあまりありません。敵は原則として再生はせず、好きなだけ経験値を稼いで、というような具合にはいきませんし、その割には結構厳しい戦闘に出会うことも多くなります。いろいろと考えてやり直しもして進めるというのが好きな人でないと嫌気がさすかもしれません。

アイスウィンド・デイル2(Icewind Dale2)→IWD2
ストーリー的には1の続編で、1で行った場所に行ったり、1のNPCに会ったりすることもあります。D&D3E準拠となったので、クラスやその成長や技能等の面、戦闘などはかなりBGやIWD1と異なったものになります。いろいろできるようになって複雑ながら面白いのですが、AD&D2E準拠のBGやIWD1のシステムにあてはめているあたり若干の無理を感じ、操作性に関してはBGやIWD1よりも複雑化していますし、やれることが多くなったD&D3E用に適したものとなっているPoR,NWN,ToEEなどよりも慣れを要し、分かりにくいものとなっています。

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ネヴァーウィンター・ナイツ(Neverwinter Nights)シリーズ

概要
Neverwinter Nightsとその拡張はBioWare(開発)、ATARI(販売)からで、日本語版はSEGAから出ています。また、Neverwinter Nights 2はObsidian Entertainmentからで、日本語版は現在出ておらず、予定の発表もありません。発売基本的にD&D第3版に基づいたもので、シリーズに含まれるものは以下の通りです。(略称を併せて記載しておきます。)
ネヴァーウィンター・ナイツ (Neverwinter Nights) →NWN
シャドウ・オブ・アンドレンタイド (Shadows of Undrentide) →SoU
ホード・オブ・ジ・アンダーダーク(Hordes of the Underdark) →HoU
Neverwinter Nights 2→NWN2
このネヴァーウィンターナイツシリーズの特徴としては、同梱のツールを使用してシナリオを作成できること、またDMクライアントモードにより、テーブルトークRPGと似た感覚のプレイをできることがあげられます。私自身はアドオンを楽しむゲームについても、マルチプレイについても興味が薄かったものでこれらの特徴が大きく取り上げられていたこのシリーズにはずっと手を出さずに過ごしてきました。しかし、このページの作成時(2007年2月)にNWN(本編シングルプレイシナリオ)をプレイしたものですが、当サイトの方針にそってここではその側面のみ取り上げることにします。ユーザー作成のシナリオに関する情報や、マルチプレイに関する情報は既存のサイトでそのあたりをメインにされている所もいろいろあるはずです。
(その限りでということになりますが、全体的な特徴・それぞれの特徴については後日追記する予定です。)

それぞれの特色
ネヴァーウィンター・ナイツ (Neverwinter Nights) →NWN
ネヴァーウィンターの街を混乱におとしいれた疫病問題をきっかけに、主人公の冒険者が謎を解明しつついろいろな所を探索します。キャラメイクするのは主人公一人で、何人かの候補の中から一人だけ仲間(ヘンチマン)を同行させることができるという設定で、BGなどを念頭においているとすこしさびしく感じるかと思われます。主人公についてはレベル1からの育成となります。D&Dタイプの中ではとっつきやすいゲームですし、地域・敵・アイテム・クエストなど多様な要素が盛り込まれていますが、風景や世界設定などに若干単調さを感じたり、展開に強引さを感じるところはあるかもしれません。

シャドウ・オブ・アンドレンタイド (Shadows of Undrentide) →SoU
NWNとは別の主人公、別の地域のお話で、やはりレベル1からの育成となります。仲間(ヘンチマン)は一人で、候補はごく少ないですが、仲間の装備を変更できるようになりましたし、会話なども増えてパーティ気分は強まっています。全体に素朴な印象のある世界で、コンパクトながら寒冷地、砂漠、??といろいろな地域を探索できますし、謎解きや展開など凝った面もあります。結構渋くて我慢をしながら育てていくというBG1的な感じも若干感じられるものになっていました。

ホード・オブ・ジ・アンダーダーク(Hordes of the Underdark) →HoU
SoUがBG1ならこちらはToBです。内容的にSoUの続編で、地域などは異なりますがSoUの主人公のその後の活躍を描く物語です。従って開始当初からある程度育った(レベル15位)キャラであり、SoU以来の追加要素も十分楽しめるようなハイレベルの敵やアイテムが続出することになっています。また、NWN本編とSoUとの総集編的な面もあり、それらに登場したNPCを仲間にしたりできます。仲間(ヘンチマン)は二人で、かなり役割分担などを考えるようになってパーティ気分は一層強まっています。また会話などはさらに多くなっていますし、その役割も重要になっています。全般にどのように行動したかが後の進行に影響を与えることが多く、エンディングに至るまでその分岐を楽しめます。

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プール オブ レディアンス(Pool of Radiance: Ruins of Myth Drannor)

概要
旧作と新作(といっても2001年のものですが)があってちょっとややこしいです。旧作は1988年に米国Strategic Simulations, Inc. (SSI) から発売され、AD&D第1版準拠でモンスターの脅威からフランの街を救うというものです。日本語版はポニーキャニオンからPC-98シリーズ用等が発売されました。
新作の方はStormfront Studiosが開発しUbi Softから発売された、D&D第3版(前述の通りはAD&Dの流れになります)準拠のゲームです。1988年版「プール オブ レディアンス」の10年後の世界が舞台となっており、フランは救われたのだがミスドラナーの廃墟のあたりにまた危機の兆しが?ということで冒険者たちが探索に出る物語となっています。日本語版はメディアクエストから出ましたが、今では公式サイトもアクセス不可能となっています。
6人までのパーティで冒険をするもので、キャラは自作することもセットされたキャラ(初心者への配慮か、キャラメイクする場合より強めに設定されており、こちらでやる方が少し楽に進められるようになります)を使うこともできます。また、当初は4人パーティでの出発となり、冒険の途中で出会うNPCをパーティに入れることによって6人までのパーティとすることができます。キャラメイクとNPC加入の混合タイプと言えるでしょうか。
時間制限付き(無制限にもできる)ターン制戦闘で、D&D3Eともあいまっていろいろと戦法を考えて行動できる優れたシステムだと思うのですが、メニューからの選択がしづらいとか、できることできないことが分かりにくいとか操作性に難があったのは残念でした。
雰囲気はいいですし、ストーリー展開も面白いのですが、敵の数は多いわ、アンデッドなどがノロノロ動くわで戦闘が長引きますしかったるいこと、ダンジョンの風景や出現する敵などの変化に乏しくて単調感が否めないこと、何よりも不具合的な現象が結構発生しやすいことなどおすすめしにくい点がいろいろあるのはさらに重ねて残念なことです。

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ザ・テンプル・オブ・エレメンタル・エヴィル(The Temple of Elemental )

概要
Troika Games開発、ATARI販売のD&D3.5E準拠のゲームです。プレイヤーがキャラを作成できるパーティは5人で構成され、最大3人までのノンプレイヤーキャラクターを同行させることができます。移動はリアルタイムですが戦闘はターンベースです。 舞台となる世界は第3版で標準世界とされるグレイホークですが、BGなどのフォーゴトンレルムなどと比較すると細部に関するこだわりがそれほどない設定でもあり、そういうことを反映してかゲーム世界もどこにでもありそうな村とか廃墟とかだなあという印象にはなります。日本語版はメディアクエストから出て、販売はライブドア・ゲームズでしたが、その後ライブドアのゲーム部門がなくなり、メディアクエスト・ライブドアのゲームのうちいくつかのものはフロンティア・グルーヴから販売されることになったのですが、これはその中に含まれていません。
このゲームで非常に優れているのはグラフィックとシステムです。田舎は田舎らしく、廃墟は廃墟らしくという雰囲気がよく出ていますし、敵なども迫真の描写となっています。またシステムについては、3Eよりさらにいろいろできるようになった3.5E準拠らしくキャラ育成も戦闘もやれることの幅が広くなって戦略的に面白いものになっていますし、キャラ単独のアライメント(属性)のみならず、パーティ全体のアライメントにより導入部から展開が異なったりもします。会話ではキャラによってハッタリをかましたり、観察結果をつきつけたりといろいろできますし、キャラによってはNPCと恋愛関係になったり結婚したり結婚相手をパーティに同行させたりと、本当に変化に富んでいます。ターン制戦闘も、ステップで機会攻撃を受けないように図ったりできて、第3版以降はターン制が相性いいんじゃないかなと思わせてくれますし、ラジアルメニューが主体となった操作性も良好です。
しかし、ともすればおかしな現象が起こりがちであることなどが足を引っ張った面はあります。また、パーティに同行させるNPC関係などで若干配慮に欠ける設定もありましたし、世界設定に加え、ストーリー進行やクエスト関係もちょっと面白みに欠けるところがあります。もうちょっと練り込んだシステムによって、もっと起伏のあるストーリーを楽しみたいなとかついつい思ってしまいますが、開発したTroika Gamesもなくなってしまったようですし、これきりになってしまうのでしょうか、非常に残念です。

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その他

DosマシンやPC-98シリーズ用に出ていたゲームについては、「AD&D(D&D)なゲームたち」をご覧ください。
あと、セガサターン用にカプコンからアクションゲームTower of Doom と Shadow over Mystaraが出ていたそうです。
BGと同じinfinityエンジン使用のプレーンスケープ・トーメント(Planescape Torment)はBlack Isles,InterplayからのAD&Dゲームです。セガから日本語マニュアル付き英語版が出ています。(ものは持っているのですが、文章量が大変に多いですし、RPGというよりはアドベンチャーに近いゲームということなどから手を付けられずにいます。)
バルダーズゲートシリーズでは、バルダーズゲート・ダークアライアンス (Baldur's Gate: Dark Alliance) シリーズが専用機用として出ています。フォーゴトンレルムが舞台となるアクションRPGだそうです。
オンラインゲームとしては、Turbine Entertainment/ATARIのDungeons & Dragons Online : Stormreach がサービス提供中です。

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