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創作

作詞  

俳句・短歌・川柳 12/11new!

ショート・ストーリー 

   玉手箱

・・・冬の恋・・・ 
by 千早都 (2008.01.25)
  • 手をつなぎ歩きたいなと言えもせず

  • 湯を浴びる二人の心冷めぬように

  • 一人では不完全ゆえ求む君

  • 目を細めのぼりつめてく夢のごと

  • 行き着けばすとんと落ちる冬の恋

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・・・うつむく猫・・・ 
by 千早都 (2008.01.15)
  • 耳にする二人の行く手にとおりゃんせ

  • ふりだしでもいいさ命があるのなら

  • 生きながら極楽浄土へ行き帰り

  • 手を離せばうつむく猫に帰るのみ

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・・・敗北・・・ 
by 千早都 (2007.09.07)
  • 埋火を掘り起こしてる君の箸

  • それは多分探し求めていたカタチ

  • 逃げ場のないノックを受けて一人負け

  • 喪失感と戦いながらじゃあまたね

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・・・九月の空・・・ 
by 千早都 (2007.09.03)
  • 逢ふたびに悩み重ねし秋の恋

  • 君に向ける言葉選びの長夜かな

  • 渡れない川などないさ九月来ぬ

  • 人に告ぐことはなくとも恋は恋

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・・・正体・・・ 
by 千早都 (2006.05.05)
  • 野良犬となりて見つけし君の匂い

  • 愛に限りプライド捨てる女あり

  • その手が好きその声が好き全部好き

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・・・たぐり寄せて・・・ 
by 千早都 (2006.04.08)
  • 背のホック外しにくくてごめんなさい

  • 舐めるように牡蠣を啜りて貝熱し

  • のぼりつめ窮屈な道迷い込む

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・・・冬立ちぬ・・・ 
by 千早都 (2005.11.09)
  • 口づけも君に触れるも夢の中

  • 夢なれど思うに任せぬ君が居り

  • 取り返しつくかつかぬか冬立ちぬ

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・・・waiting・・・ 
by 千早都 (2005.07.20)
  • 来ないなら帰ればいいのにもう一杯

  • 次々にグラス空けても酔えない日

  • 待つことと待たされることは大違い

  • 抱かれぬまま閉じるまぶたが熱くなる

  • 好きという言葉に飢えてひとり泣き

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・・・春氷・・・ 
by 千早都 (2005.03.27)
  • 春氷静かに踏める恋一夜

  • ほぐされし乳房ほんのり赤らめる

  • 火を抱く体に吹き込む情と念

  • カギ括弧深く沈める君の指

  • 君の香を洗い流せる無念かな

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・・・ほつれ髪・・・ 
by 千早都 (2005.03.15)
  • 耳たぶをくいと噛まれし夜のはじめ

  • 埋み火に息吹きかけし君のせい

  • 黒髪の蛇の狂ひて巻きつきぬ

  • くちびるをうなじに残し熱を吸ふ

  • 柔肌のひんやり我を静めけり

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・・・青い眠り・・・ 
by 千早都 (2005.02.12)
  • くちびるに黒子潜みて君誘う

  • 仰向けになりなだらかな山二つ

  • 手に受けし命のきらめき啜る夜

  • 心地良き惚れた人の汗におうのも

  • ありったけの笑顔作りてサヨウナラ

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・・・残り香・・・ 
by 千早都 (2005.01.15)
  • 後れ毛をかき上げる指匂ひ立つ

  • 奪われし我隅々まで温きかな

  • 口紅を差してひとりとひとりになり

  • 火を抱くカラダが街を闊歩する

  • 我の身に残るあなたの触れた痕

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・・・行き止まり・・・ 
by 千早都 (2004.10.28)
  • 君の指尖ったつぼを揉みほぐし

  • つながりを背後に求む交尾かな

  • 覆われて我抗えぬ雌となり

  • イクというバリエーションをまた一つ

  • 心にもぎゅっと結びて赤い糸

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・・・からだのきもち・・・ 
by 千早都 (2004.09.17)
  • 見つめられつんつん立てる乳首かな

  • 何が欲しい?あなたの指が問いかける

  • 唇のしわをなぞってOnce or Twice

  • 次に来る波は大波ぐっとがまん

  • 少しの死少しの眠りそして別れ

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・・・うねり・・・ 
by 千早都 (2004.08.31)
  • 幸せを閉じ込めたくて鍵カチャリ

  • にじみ出る君の言葉に導かれ

  • 無防備な姿をよじり好きと言ふ

  • 生き物のぬくもりここに触れる舌

  • やさしさは最後の最後のお楽しみ

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・・・さんずい・・・ 
by 千早都 (2004.07.19)
  • 指先から足の先まで君を待つ

  • 密やかに濡れてばれぬは罪深し

  • 熱情の奥へ奥へと導けり

  • 抱き合えた後は必ず風邪をひき

  • 愛されていたかもしれない昨日まで

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・・・once or twice・・・ 
by 千早都 (2004.06.16)
  • 極楽を二十平米に閉じ込めん

  • ほろほろと膝のほどけてあられもなし

  • 頃を知り君がぐぐぐと侵入し

  • 囁き合い果てて心も交われり

  • 月明かり喘ぎの後の熱冷まし

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・・・君ゆえに・・・ 
by 千早都 (2004.05.07)
  • 我に向く水鉄砲に降参し

  • 水浴びて腑抜けになりし身体かな

  • 好きなのと伝え切れずに舌使い

  • 我の中君が君が張りつめる

  • 雑踏に君失ひて歩の弱く

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・・・如月・・・ 
by 千早都 (2004.02.08)
  • 鍋つつく君と如月わかち合ひ

  • 従ひて涙と露に濡れそぼる

  • 失った水を求めて夜の舞ひ

  • 一夜明けじんわり痛む乳房かな

  • 抱かれしこの身他には触らせぬ

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・・・冬の洪水・・・ 
by 千早都 (2004.01.07)
  • 決壊し心も身体もやわらかく

  • やわらかき我かたき君を受くるなり

  • 君受くる器うねりてからめとり

  • からめとる露一滴もこぼさずに

  • こぼさぬよう涙の貯水池堰き止める

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・・・異なるカタチ・・・ 
by 千早都 (2003.11.16)
  • 導かれ身体の奥からするするり

  • 感じてる証拠つつーっと伝う足

  • 異なりてすっぽり埋まるカタチかな

  • 壁揺らしゆらりぐらりと波描く

  • たどり着く先は遠くてはかなくて

  • 身にしみた君の香りを抱いて眠る

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・・・傾く秋・・・ 
by 千早都 (2003.10.13)
  • 溢れ出る想いと潤みは制御不能

  • 突っ立った芯をはじけばコロリ落ち

  • 倒錯の森に迷ひて性目覚む

  • 突き上げて落ちる子宮を受け止めぬ

  • 肌ぬくし千の言葉より接吻を

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・・・次元落ち・・・ 
by 千早都 (2003.09.18)
  • ダメもとで逢えればうれしさ倍増し

  • くちびるの触れて女の芯ゆるむ

  • きみの指するするたどるツボとツボ

  • じらされて今夜は終始きみのペース

  • 逢瀬よりオフィスに戻る仕事人

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・・・行き先・・・ 
by 千早都 (2003.07.14)
  • 唇の指の触れる場所次々に
           咲き乱れてく快感の花

  • 天国への道は険しく窮屈だ
           心定めて共に進まん

  • その角度そのひっかかりがたまらない
           我の叫びは破調に向かう

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・・・熱さめぬ・・・ 
by 千早都 (2003.05.08)
  • 気遣ひて雲間に隠れる薄い月

  • やめておけクールな私振り払う

  • 雌という器となりて君受くる

  • 冷めやらぬ身体にムチ打つ帰り道

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・・・雨のち雨・・・ 
by 千早都 (2003.04.21)
  • 風ぬるく熱き乳房を持て余し

  • 頬なでる雨に感じる舌づかい

  • その指を導きし壺するりと呑み

  • 雨の日は決まって熱いキス受くる

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・・・powder・・・ 
by 千早都 (2003.03.31)
  • かたくなな耳に少しずつ少しずつ
           わたしの声を注ぐよ今夜も

  • やわらかき熊手のごとく髪梳いて
           肌に流るる淡いざわめき

  • くり返し名前を呼びてのぼり坂
           何も見えない明日は見ない

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・・・心音・・・ 
by 千早都 (2003.03.13)
  • 路地裏にて杭を打ち込みどどんどどーん

  • 水源を掘り当てし指ひくひくりん

  • 花蕾こぼれて咲いてほろほろりん

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・・・春の芽・・・ 
by 千早都 (2003.03.10)
  • 背中押すきみの腕を待つ午後十時
           わたしの中のたまごが揺れる

  • 春の芽をゆるゆる舐めてまだだよと
           じらす唇ひきとめる指

  • すてきれれば幸せになれるかもしれない
           かすめて消える風のいたずら

  • 波音に身体かさねていざ行かん
           残像はいつもまあるいカタチ

  • 重心を少しずらして抱きしめる
           春の日差しを思い出すまで

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・・・正体・・・ 
by 千早都 (2003.02.24)
  • ひとつずつ種火を点けてスタートライン
           今日は短距離ランナーだろうか

  • いとしいもの手にし口にし胸にして
           伝え続けるあなたが好きと

  • その腕に抱きとめた人の数知れず
           けれど今だけ私ただひとり

  • パラレルに張り巡らされた導火線
           予感が予感を呼んで答えて

  • どこまでがわたしどこまでがあなたなの?
           とろとろとけて「わたし」なくなる

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・・・残り火・・・ 
by 千早都 (2003.01.23)
  • 先尖る乳房は涙落ちるカタチ

  • だし巻きのとうろりきみに重なりて

  • この手に抱きこの世の命確かめる

  • 戦いに挑みて果ててわれの中

  • 残り火の光のそばで眠るきみ

  •     
  • 夜のなごりひと足ごとに消えて行く

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・・・眠り火・・・ 
by 千早都 (2002.12.17)
  • あの人のフリした両手が胸包み

  • 柔らかな記憶をなぞるその唇

  • 指絡め芯の疼きをなだめほぐし

  •     
  • 息殺し小さく果てて火を落とす

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・・・秋のぬくもり・・・ 
by 千早都 (2002.11.13)
  • 君の指に梳いてほしくてほどく髪

  • ツボ押してむくんだ体の水を抜き

  • じわじわと時間をかけて燃える秋

  • のぼりつめるのもったいなくて気を逸らす

  • やさしさに涙の腺もゆるむらし

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・・・きぬぎぬのふみ(後朝の文)・・・ 
by 千早都 (2002.10.11)
  • 試食期間終えてぴったりはまり込む

  • こすりつけ君の匂いを肌で吸い

  • 白飛沫落ちて波打つ乱れ髪

  • 我慢することを忘れて果てる夢

  • 陽の香り君の余韻を引っ剥がす

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・・・呂の字・・・ 
by 千早都 (2002.09.29)
  • 人ごみをさけてすべりこむエアポケット

  • フロントは事務的なのがちょうどいい

  • 明るすぎるエレベーターは定員2

  • 鍵置いてやっとぎこちない顔が消え

  • 見つめ合い今日も呂の字で始めましょ

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・・・八合目・・・ 
by 千早都 (2002.09.16)
  • 好き合いて髪のすき間まで濡れ合いて

  • 足の指ぎゅと折れ曲がるとき近し

  • もう少しぐっとこらえて君を待ち

  • めいっぱい縮んで弾けるバネとなり

  • 終わりたくなくて余韻を抱きしめる

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・・・赤い瞳・・・ 
by 千早都 (2002.09.15)
  • 居ると居ないでは大違いの朝と朝

  • 平静を保ちコーヒーこぼれてる

  • 確証なき揺らぎの中でふるえてる

  • ねむれない秋の夜長にシミュレーション

  • アイシテルと決して言わない憎らしさ

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・・・秋匂う・・・ 
by 千早都 (2002.09.14)
  • 「必ず」と言いて返りてまた言いて

  • 嘘おっしゃい返す目つきが甘ったるい

  • もうできない何度決めても恋してる

  • いっそのこと濡れてしまえば楽なのか

  • 声色を低く抑えておちもせず

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・・・留守・・・ 
by 千早都 (2002.09.04)
  • 寂しさに強がるふりして落ち込んで

  • しばらくはあなたの見えない曇天日

  • ドメインを重ねて外してまた重ね

  • 帰り来る日まで指折りまだ一本

  • きゅうきゅうと鳴いてカモメは空を切る

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・・・微熱・・・ 
by 千早都 (2002.08.26)
  • 視野角に捉えし君と秘める恋

  • その腕も胸も唇もみんな好き

  • ゆるゆるとからだの芯がぬけてゆく

  • 離したくないよと君を締めあげる

  • 息合えば二人の鼓動もシンクロナイズ

  • 限りある時間を惜しみ二度三度

  • 温めて頭の中まで触れ合って

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・・・ぽとり・・・ 
by 千早都 (2002.08.19)
  • 水鉄砲明日を狙いて空に打つ

  • 逢えぬ日も瞳閉じれば君が居り

  • アイスクリーム溶けて流れて二人の夜

  • 満面にやさしさあふれる君に酔い

  • おしゃべりなくちびるキスでふさがれて

  • 通じたと思える瞬間(とき)をつみかさね

  • 吐き出せぬ思いがぽとり句に落ちる

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・・・ドライ・ジン・・・ by 千早都 (2002.08.15)

  • 主導権相手に握らせ観察中

  • 裸の目に吸い寄せられて掬われて

  • あとはただ落ちてくるを待つ蟻地獄

  • 一枚ずつ埋もれた扉をめくりあげ

  • 上唇下唇でキス・キス・キス

  • 愛の言葉熱い吐息で流し込み

  • ぶつけ合いむさぼり合って満たされて

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・・・種火・・・ 
by 千早都 (2002.08.14)
  • きっかけをつかみ損ねて尖る口

  • 手に触れてぎゅっと握って伝え合う

  • 好きになっていいと言われてと・け・る

  • 永遠を信じてしまいそうになり

  • 果ててなお君を求めし身と心

  • ロスタイム身支度整えノーサイド

  • 温い風きみの温度が届く夜

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・・・かがり火・・・ 
by 千早都 (2002.08.09)
  • ひとつずつふれてさわってなめてはぐ

  • 紐解けば山羊は野生の猫になり

  • 抑制のきいた言葉に火照る耳

  • 布一枚の隔たりもなく君に添う

  • 包み込み包み込まれてとろけゆく

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・・・飛び火・・・ 
by 千早都 (2002.07.28)
  • 両腕で自分を抱く偉そうなポーズ

  • 踏み出してはいけないなのに一歩二歩

  • 切なさに押し潰されて猫が鳴く

  • 堕とし合う明日の来るのも知らないで

  • 指でなぞる君のカタチを忘れぬよう

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・・・再燃・・・ 
by 千早都 (2001.10.29)

  • 行かないでと言うスキさえもくれぬ君

  • 拒絶されることで炎の密度増す

  • あきらめの言葉葬る恋ごころ

  • 背向け人見返すネタの仕込み中

  • 反芻する君と並んで歩く夢

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・・・ほとぼり・・・ 
by 千早都
  • 急降下一人芝居に気づくとき

  • ぎこちない言葉選びに見る本音

  • 燃え尽きた花火の後の水バケツ

  • 深読みだと信じたいのに反駁なし

  • 思い当たること多すぎて救えない

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・・・くすぶり・・・ 
by 千早都
  • 暖かくとっても冷たい人に酔う

  • 不覚にも口説かれモードON状態

  • 見え隠れ言葉の向こうにある欲望

  • 答えないことで心に走る波

  • 強がりを隠して墓穴を掘るばかり

  • 決め技を中途半端にかける君

  • 待つことで恋の耐久テスト中

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・・・こういうのもあっていいかと・・・PART3 
by 千早都
  • 頃合いを知り尽くしてる君の腕

  • ああこれは串に刺さった団子の気持ち

  • 行き止まりこじあけそうなプレッシャー

  • 重力がストンと消えて浮く肢体

  • 強がりが涙の中に溶け出して

  • 憎らしいデジタルちらり盗み見る

  • 無理矢理にチャネル切り替え髪を梳く

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・・・こういうのもあっていいかと・・・PART2 by 千早都

  • 快楽に理屈は要らぬ体くれ

  • 2時間分サービスクーポン付の男(ひと)

  • 欲しいもの手に入れるほど欲しくなる

  • 一番に潤みを探す人差し指

  • 背負うもの重たき同士沈め合う

  • 目を閉じて感じるすべてが道しるべ

  • 一晩のやさしい嘘が溶けてゆく

  • 目が覚めてパンツがどこにも見つからない

  • 少しだけガニマタになる朝帰り

  • マイホーム帰りそびれたマイハート

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・・・こういうのもあっていいかと・・・PART1 by 千早都

  • 攻められて正体不明という名の快感

  • あっという間に脱ぎ捨てる男と二人

  • そんなつもりなくて潤うそこ・ここ・あそこ

  • ひねりのきいた髪が一本浮いてるシーツ

  • 爪を切ることを忘れて気が気じゃない

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