「魔法の少女 シルキーリップ」 第7話 『うそ!魔法がばれちゃった?』    12月になりました。授業の後、リップは城ヶ谷先生に職員室まで    呼び出されてしまいました。 城ヶ谷「あのね、大竹さん」 『話ってね…大竹さん、猿留君があなたの事…超能力者か魔法使いだって  疑ってるの、知ってる?』((哀1)(喜1)) リップ +15(怒) 『城ヶ谷先生、まさか本気で言ってるんじゃないんでしょうね!』(1) (哀1)『し、城ヶ谷先生…』(2) (哀2)「あ、あの…その…、魔法使いとか超能力者なら、どうするんですか?」(3) (喜1)『やだなぁ、城ヶ谷先生! この科学文明の時代に魔法だなんて!』(4) -15(喜2)「お、おかしい!なら正体を言っちゃう。私、プロシマケンタウリ星系から    来たエイリアンなの!」(5) 城ヶ谷 (1)『そ、そうよね。魔法だなんて…あたしもどうかしていたわ!』 「ご、ごめんね、大竹さん。バカなことで呼び出しちゃって…」 (2)「私ももちろん、そんな話信じちゃいないけど…猿留君も色々見たって  言ってるし…」(↑(哀2)(喜1)) (3)「・・・冗談よ。私がそんな事信じるわけないじゃない…」 (4)『大竹さん!私は真面目に聞いているのよ!』(↑(哀2)(喜2)) (5)「・・・帰ってよろしい…」 城ヶ谷「今日はもう帰っていいわ…」    リップは家の近くまで帰ってきました。 リップ「あれ?」 不良A「どーしてくれんだよ」 茶子 「へ、変な言い掛かりはよしてよ!」 不良A「言い掛かりなんかじゃねーよ!」 不良B「お、おれもうだめだよ!」 茶子 「い、いや!」    茶子ちゃんがガラの悪そうな二人組にからまれています。 茶子 「はっ!? リップちゃん?」 リップ「ちゃ、茶子ちゃん!」 不良A「なんだてめぇ」 不良B「お、おれ、この娘でもいいや!」 茶子 「きゃん!」 リップ「茶子ちゃん!ここはどうにかするから、逃げて!」 茶子 「う、うん!」 不良B「へへへへへへへへへ!」 ケチャ「リップ!こいつら、かなり頭がいってる!少々懲らしめてやった方がいいぞ!」 不良A「へへへのへー!」 不良B「うひょ、ぐひょ、ひょ!」 ケチャ「重力変換だ!しかし少し離れてかけろ!おおけがをさせてはならん!」    リップは小声で呪文を唱えた。 リップ「リラルル・ラリルル・リラルルル 魔導・重力変換!」 不良A「あいやー!?」 不良B「おわ!」    リップの重力変換で、不良達は気絶してしまいました。 不良A「…な、何があったんだ…?体のあちこちが痛え…」 不良B「い、行こうぜ」    その現場をドメおじさんが見ていました。 ドメ 「い、今のは?」 リップ「ド、ドメおじさん…」 ドメ 「偶然とはいえ、こんな光景を目撃してしまうとは…」 ケチャ「リップ!記憶操作だ!」 リップ「え!?でも、あたしの記憶操作なんかじゃ、レベルが低くてきっと通じないよ!!」 ケチャ「ええい!やかましい!強制送還になりたいのか!?リップ!」 リップ「や、やるしかないのね…。リラルル・ラリルル・リラルルル魔導・記憶操作!」    ドメおじさんはリップの記憶操作のため気絶してしまいました。 リップ「だ、大丈夫かな?」 ドメ 「う、ううん」 リップ「ドメおじさん!」 ドメ 「おお、リップさん、どうしました?」 リップ「せ、成功ね」 ケチャ「ああ、うまく記憶が消せたようだ、リップ!君もレベルアップしたって事さ!」 ドメ 「それにしても、何で私はここにいるんでしょうか」 リップ「ドメおじさんはきっとお腹が減って倒れていたのよ」 ドメ 「そうかもしれませんね」 リップ「きっとそうよ」    リップは家の中へ入った。 シェイク「お帰りなさい。ね、リップ、ちょっとお話があるんだけど…」 リップ 「うん」    3階奥の魔導の間へ移動した。 シェイク「あのねリップ、実は…」 『リップ…あたしクリスマスの前にいったん魔法の国に帰らなくちゃならない  の』 リップ 『ええー!』 シェイク 『ごめんね、いきなりで。あなたと私の滞在許可とか記憶操作の申請書とか  あっちで手続きしなくちゃいけない事がいっぱいあるの』 リップ (怒)「で、でも…いきなりそんなこと言ったって!」 (哀)「だ、大丈夫かなぁ…?」 +10(喜)「シェイクおばさん!いいよ!いってらっしゃい!」 シェイク 「ごめんね…それでね」 『リップ、あなたに2・3日お留守番してもらいたいの。ま、お店もお休みだし  あの人…おじさんもいるから大丈夫だと思うけどお願い…できるかな?』 リップ (Y)『まかせて! シェイクおばさん!』 (N)『シェイクおばさん…だ、大丈夫かなぁ?』 シェイク「それじゃ、頼んだわよ」 リップ 「はい」    魔導の間を出たリップは、ドメおじさんの様子を見にいった。 ドメ 「あ、リップさん」 『リップさん、あいつが帰ってくるまでの食事のことなんですが…、  ウヒャヒャヒャー!ファホホホホ!…あ、失礼。ど、どうしたんでしょう、  私は一体…』 リップ (怒)「おじさん!からかうのも、いいかげんにしてください!」 (哀)『ド…ドメおじさん、ど、どうしたんですか?』 (喜)「あははは!ドメおじさんたら、おっかしー!」 ドメ 「い、いや…すみません…。あ、あのですね」 『留守番…しっかりやりましょう。実を言うとですね、シェイクの奴、毎年  この時期になると実家に帰ってしまっているんで、まぁ、なれてはいるんです  けどね』 リップ (怒)「えー! おじさんと二人っきりぃ!?」 (哀)「不安だなぁ…」 (喜)『そうなの…。留守番しっかりやりましょうね、ドメおじさん!』    ドメおじさんの様子に不安になりながらも、リップは自分の部屋へ戻った。 ケチャ「ふん…」 『おいリップ、ドメの様子、あまりにおかしくないか?』 リップ 『まさか…記憶操作の魔法がうまくかかっていないとかぁ?』 ケチャ 『ありえるなぁ。おまえの魔法は人間の薬並みに効かないからなぁ。私の  取り越し苦労ならいいんだが…うーむ』 リップ (怒)「なやんでたって、仕方が無いでしょ!?どうすればいい?」(1) (哀)「こ、このままだと強制送還…?!」(2) (喜)『まぁ、なんとかなるんじゃない? いざとなれば、もう一回かけちゃえば、    いいんだし、 ね!』(3) ケチャ (1)「ああ、そうだな。シェイクの魔導の間で資料を集めてみるか…。なにか  いい手がみつかるかもしれん…」(4) (2)「リップ!悲観的になってる場合じゃないぞ!とりあえず何とかする方法を  考えるんだ!」(5) (3)『リップ!ちょっと話を真面目に聞け! お前の正体がばれてみろ! 強制送還に  なっちまうんだぞ! ゲーム・オーバーなんだぞ!』(6) リップ (4)「わかったわ…」 (5)「そ、そうね…。とりあえず…何とかしないとね…」 (6)『あー!もう、どうしよう!』    翌日になりました…。今日はシェイクおばさんが魔界へ帰る日です。 リップ「今日は早く帰らないと…」    と思っているときに、くるみちゃんが話し掛けてきました。 くるみ「ねーリップちゃん!」 『あのね、リップちゃん。25日にあたしの家でクリスマスパーティがあるの!  詩美ちゃんとか茶子ちゃんとかみーんなくるんだ!リップちゃんもきてくださ   い!』 リップ -10(Y)「行く、行く!…あ、だめだ!その日は、留守番していないと…」(4) (N)『ごめん…あたし行けないや』(1) くるみ (4)「そっか…なら、しかたないですね!」(5) (1)「えー、そんな、来てくださいよー!」 リップ (怒)『しつこいな!行かないって言ったら、行かない!』(2) (哀)「そ、そう言われても…やっぱりいけないよー…」(e) -15(喜)「やーだ、よーだ!!」(3) リップ (5)「ごめんね。もし行けたら、必ずプレゼント持って行くから」(6) くるみ (6)『待ってまーす!』(e) (2)『リップちゃんって、こわーい!』(e) (3)『うぇ…、ひっくひっく、そんな言い方って…、せっかく誘ったのに』 リップ 『な、泣かないでよ、くるみちゃん』 くるみ「つまんないなー」 茶子 「もうすぐ冬休みだね、リップちゃん!」 リップ「うん、クリスマスにお正月…か…」 茶子 「ねー!正月はさ、一緒に初詣にいこーよ」 リップ「うん、いいよ!」    今日出発するシェイクを見送る為、リップは家路を急いだ。    魔導の間に、シェイクはいた。 シェイク「あ、リップ」 リップ 「これから帰るんだ…」 シェイク「ええ、そうよ」 リップ 「25日には帰ってくるよね!」 シェイク「ええ、じゃ、行ってくるわね…」 シェイク「シェイクラ・シェイクラ・シュラシュシュシュ!魔に棲むものたちよ!      我の帰還を祝福せよ!大魔導次元移動!!」 リップ 「行っちゃった」    それから数日が経過して、25日になった。シェイクが戻って来る日だ。    リップは、パンツ1枚になっているドメの姿をみかけた。 ドメ 「リップ!」 リップ「ど、どうしたの?ドメおじさん…!?」 ドメ 「おまえは魔性の子だ…ひひひひひひ」    そういうとドメは走り去ってしまった。 リップ「あ、あははははは」 ケチャ「追いかけるんだ!リップ!」    外に出たがどっちに走って行ったかわからない。リップはいつも横に    なっている人に尋ねてみた。 リップ「ドメおじさん、見ませんでした!?」    「ドメ氏なら右の方へ向かって一直線に走って行ったよ」    アーケード街の出口でやっとドメに追い付く事ができた。 リップ「おじさん!?」 ドメ 「はぁー?」 リップ 『ドメおじさん!』 ドメ 『ウヒヒヒヒー、ヒヒヒヒ…、魔女めぇ!近寄るなぁ!』 リップ (怒)『いいかげんにしてよ! どうしちゃったの?』 (哀)『ド、ドメおじさん…』 (喜)『アハ、アハハハハ? どうしたの?』 ドメ 『そ、それ以上、近寄るな! わ、私はおまえの術にはかからんぞ!』 リップ (怒)「バカなこと言ってないで、家に帰ろう!」 (哀)「ドメおじさん…、まさか、こんなになっちゃうなんて…」 (喜)「はは・・・、か、帰ろうよ!」 ドメ 『く、来るなぁ! ま、魔女めぇ!』 ドメ 「ひひひひひー!」    ドメは再び何処かへ走り去ってしまった。仕方なく、家へ戻るリップ。 ケチャ「とりあえず落ち着こう、リップ」 リップ「う、うん…とりあえずシャワーでも浴びるかな…」    3階のバスルームに入った。 リップ「シャワーを浴びようっと!」    シャワーを浴びるリップ。 リップ「ああ、さっぱりした」    そこに待ち構えていたのは、ドメであった。 リップ「お、おじさん!」 ドメ 「帰ってきたぞー。この鬼神の斧を持ってなー!!」    リップは、魔導の間の本に何か解決策があるかもしれないと思い、    魔導の間に入り、本を取ろうとした。そのとき、ドメが…。 リップ 『な、なぁに?何の用?』 ドメ 『うひ、うひひひひひあはははは!リーップッ!貴様の心は魔性の心。  今楽にしてやるからな。ひひひひー!俺は狂ってなんかいなーいぞっ!』 リップ (怒)『おじさん!来ないでー!』 (哀)『ド、ドメおじさん…』 (喜)「あははは!おじさんも一緒に、お風呂に入りたいの!?」 ドメ 『ウヒャヒャヒャヒャヒャー! 魔女狩りだー!その心の中の魔を、今、  切り離してくぅ!』 リップ (怒)「おじさん!いいかげんにして!」 (哀)「おじさん…、あたしのせいでこんなになっちゃって…」 (喜)「魔女狩りだなんて、ばっかみたーい!」 ドメ 「うひひひひひひひひ!」    リップは、追い詰められた。 リップ「ひっ!」 ドメ 「追い詰めたぞー!」 リップ「どうしたらいいの!?」 ケチャ「やるしかない!」 リップ「もうこれ以上記憶操作をかけたら取り返しがつかないよ!」 ケチャ「しかし!」 ドメ 「うひょひょひょ!」    そのときシェイクが魔界から戻ってきた。 シェイク「魔導!重力波ー!」 ドメ  「うぎゃん!」 シェイク「ふう…」 リップ 「シェイクおばさん!」 シェイク 『リップ!大丈夫?どういう事なのリップ、説明できる?』 リップ (Y)『あ、あたしがかけた記憶操作が・・・失敗したみたいで・・・それで』(1) -30(N)「いいえ…わかんない…。いきなりおじさんが…」(2) シェイク (1)『冗談じゃない、冗談じゃないわ!! あたしの大切な人を!』 (2)「そう…多分私が記憶操作をかけ過ぎたせいね…。それでパラノイヤに…」(5) リップ ー15(怒)「だって、仕方なかったんですもん!」(3) +5(哀)『ごめんなさい…あたし…、本当にごめんなさい…』(4) (喜)「そ、そんなまじめに怒んなくってもいいじゃない!」(3) リップ (5)「おじさん…、大丈夫かしら?」(6) シェイク (3)「うん、そうね…、もともと家を留守にしたあたしの責任でもあるし…」 (4)『気にしないでリップ、大丈夫よ、この程度のダメージなら、あたし治せるか  ら』 (6)「ええ…、大丈夫よ…」    とんでもないクリスマスでした…しかし、ドメおじさんの見せたあの狂気は    記憶操作のせいだけだったのでしょうか…?                                つづく