「魔法の少女 シルキーリップ」 第6話 『イザベラがパートナー!』    10月になりました。今日は学級会議の日です。会議では2週間後の運動会の    選手をきめる事になりました。リップは…、なんと茶子ちゃんの推薦で    二人三脚の競技に出場する事になりました。パートナーはクラス一の健脚、    姉岸真殊君です。    放課後、リップは姉岸君と二人三脚の練習をしました。 姉岸 「なかなかいいセンスしてるよ」 リップ「ほんと!?ありがとう! …でもなんかはずかしいね」 姉岸 「あ、あの…、肩とか抱かれるのっていや?」 リップ「え!?」 姉岸 「い、いや、なんでもない!」    帰ろうと思ったら校門の前にイザベラが立っていた。 イザベラ「フン・・・・・・」 『リップ、あなたの人間界好きにも呆れたものね』 「よく、そんなに明るくしていられるわ…」 リップ (怒)『あなたもいちいち嫌な人ね!いいかげんに素直になったら? 本当は 寂しんでしょ!』(1) (哀)『イザベラ…いいかげんに素直になってよ』(2) (喜)「そーね。だって、それだけがとりえですもの!でも、イザベラは楽しくない    の?運動会」(3) イザベラ (1)「別に!寂しい訳ないでしょ!?ただ」 (2)「あたしはいつだって素直で正直よ!ただ…」 (3)「ばか言わないでよリップ。あのね、あたしが言いたいのはね」 イザベラ 『運動会なんてイベント、くだらないってこと。女王候補としての誇り、  あなたにはないの?』 リップ (怒)『ないよ、そんなくだらないもの』(4) (哀)「あるわよ…でも…なんでイザベラは人間の事を理解しようとしないの?」 (喜)「あるよ!でも、それとこれとは別でしょ!?」 イザベラ (4)「ふん・・・失望したわリップ!」 イザベラ 『私達は選ばれた魔女なのよ?どうして人間みたいな下等生物と仲良くしなきゃ  いけないの?』 リップ 『イザベラ・・・ひどいわ!そんな言い方!』    イザベラはどうしてあんなに人間嫌いなのか。そんなことを考えている    うちに、家に着いてしまった。 シェイク「お帰り、リップ。学校からのプリント、見せてもらったわよ」 『リップ、あなたは何かの選手に選ばれたの?』 リップ 『うん!あたし二人三脚の選手に選ばれちゃった!』 シェイク 『運動会の日はお店お休みにして応援に行くわ。ねぇ、あなた!』 ドメ 『ああ、行きましょう、行きましょう』 リップ (怒)『もう、ほっといてよ、応援なんて! あたし低学年の子供じゃないのよ!』(1) (哀)『えー来るのぉ?なんか、恥ずかしいなぁ…』(2) (喜)『ありがとう!シェイクおばさん、ドメおじさん!』 シェイク&ドメ (1)『やーだ!照れちゃってぇ!』『リップさんも反抗期ですかねぇ…』 (2)ドメ『恥ずかしがる事なんてないですよリップさん』 シェイク 「練習頑張ってね!」    部屋に戻ったリップ… リップ「イザベラは運動会の事、くだらないイベントだなんて言ってたけど」 ケチャ「気にするなリップ。イザベラも口じゃあんなこと言ってるが、本音はどうだ     か…」    数日後…今日は運動会の当日です。 リップ「まだ眠い…今何時だろう…」    リップは時計を見ました。 リップ「12時ぃ!?」    慌てて着替えて2階へ降りると、おじさんおばさんが、アルバムを見ながら    話し込んでいた。 シェイク「懐かしいわね、あなた…」 ドメ  「ああ…」 シェイク「あれ、リップ…いっけない、もうお昼じゃない!?」 ドメ  「いやー、アルバムを見ていたらときを忘れてしまいました」 シェイク「ごめん、リップ! 私達も後から行くから、先に学校に行ってて!」 リップ 「うん!わかった」    リップは急いで、学校へ向かった。 相原 「大竹さん、遅いよ! 2階で姉岸君が待ってるわよ!」 原田 「あら大竹さん、遅刻? もう午後の部が始まっちゃうわよ」 茶子 「運動会なんて大っ嫌い! 茶子、リレーで転んで大恥じかいちゃった」 リップ「茶子ちゃん…」 姉岸 「大竹さん、間に合ってよかった!」    そのとき、イザベラとハゲタンクらがもめていた。 ハゲタンク「よう!イザベラ!」 サル   「ようでやんす!」 イザベラ 「フン…」 ハゲタンク「てめー!あからさまに無視しやがって!」 イザベラ 「うるさいな…」 ハゲタンク「へ?」 イザベラ 「うるさいなって言ってんのよ!」 ハゲタンク「なんだと! このデカパイ! エッチな体しやがって!」 サル   「そうでやんす、そうでやんす!」 イザベラ 「そんなこと、あんた達には関係ないでしょ…」 ハゲタンク「へへへー!うろたえてんな! 巨乳ババァ!」 サル   「おまえに比べればリップちゃんの方がおとなしくてかわいいでやんす       よ!」 イザベラ 「言ったわね」 サル   「へ?」 イザベラ 「後悔しても遅いわよ。魔界の次期女王を怒らせた罪は…大きいわよ!」 ハゲタンク「へへ?マッカイ?」 イザベラ 「イザベル・イザベル・イザベララ!魔導!超加粒子波&記憶操作       室内範囲!」 リップ  「超?新しい技?」    イザベラは超加粒子波をハゲタンクに向けて放射した。 リップ  「イ、イザベラ…」 イザベラ 「ちっ、外したか…」 ハゲタンク「さてと、行くかな…」 サル   「うひひひひひひひ、あっしも行くでやんす」 イザベラ 「ンフフフフフフ、超加粒子波の餌食…次はリップ、あなたよ」 姉岸 「う、ううううう」    姉岸君は加粒子がかすったため、足を怪我しています。 リップ 「あ、姉岸君!」 イザベラ「あらやだ。外れた粒子、彼に当たっちゃったのね、ンフフフフフフフ」    どうやら大変な事になってしまったようです。 城ヶ谷「大竹さん…まいったわね…」 リップ「どうしよう…」 城ヶ谷「姉岸君は病院送りになっちゃたし…二人三脚の代走を選ばないと…。ったく、     面倒くさいな…」 リップ「え、ええ…」 城ヶ谷「大竹さん、イザベラさんに頼めないかしら?」 リップ「え!?」 城ヶ谷「そうよ、それがいいわ。大竹さん、頼んどいて」    いつも、城ヶ谷先生は強引に話を進めてしまう。リップはイザベラが    運動会に参加するとは思えなかったが、一応話す事にした。 リップ「イザベラ!」 イザベラ 『何の用かしら?リップ』 リップ 『イザベラ!あなたのせいなのよ!姉岸君が怪我をしたのは!』 イザベラ 『フン、言いたい事はそれだけ?リップ』 リップ (怒)「イザベラ!あんたって人は!いい?二人三脚の代走が必要なの!イザベラ!    わかる!?」(1) (哀)『イ、イザベラ…』(2) (喜)「そう!だから、あなたが替わりにあたしと走って?」(3) イザベラ (1)「代走?」 (2)「フン…、つまりは替わりに走る人間が必要って事でしょう?」 (3)「あたしが、あなたと…!?」 イザベラ 『いいわ…やりましょう。二人三脚とやら。ようは二人で走ればいいんでしょ』 リップ +5(怒)「当然の事でしょ!」(4) (哀)『い、いいの? イ、イザベラ?』(5) +15(喜)「本当!?うれしい!」(6) イザベラ (4)「フン…」 (5)『何をうろたえてるの、リップ!時間が無いんでしょ!』 (6)「フ、フ、フン…」 リップ 「ほ、本当にいいのね、イザベラ」 イザベラ「…いいわよ、先にグラウンドに行ってるわよ!」    リップがグラウンドに出ると雨が降っていました。    運動会はどうやら中止のようです。 リップ 「イザベラ…」 イザベラ「ンフ…雨、降っちゃったね…」 リップ 「あのね…、イザベラ…」 『イザベラ、話があるんだけど』 イザベラ 『どうして、あたしが心変わりしたか・・・でしょ?フン…、どうしてかしら  ね。あたしにもわからないわ』 リップ -20(怒)「ええ、わかんないでしょうね!あんたみたいなヘソ曲りには!」(1) (哀)「そう…、でも知りたいな…、あなたの心変わりの原因…」(2) +15(喜)『あなたも、人間界の色に染まってきたって事よ』(3) イザベラ (1)「いったわね!リップ…。ま、いいわ。今日は許してあげる…」(e) (2)『そんなこと…、あなたにいう義務なんてないでしょ?』(4) (3)「フン…あんた程じゃないにしてもね…。でもあたし、人間を下等生物だって  思ってる心…それだけはかわらないわ!」(5) リップ (4)『イザベラ…、あなたってかわいそうな人ね』(e) (5)『イザベラ! あたし、あなたの心をきっと開いてみせるわ! 魔法を使わずに  ね!』 イザベラ 『ンフ、ンフフフフフフフ、あははははははは、ウフフフフフ、リップ、  あなたって本当に脳天気なのねぇ』 イザベラ「じゃあね、リップ」    こうして、運動会は意外な結末を迎えました。イザベラの心変わり…    リップはその真意を理解したのでしょうか…?                                つづく