ボウリング理論派 番外編その1
ボウリング黄門さま

きよ太郎 熊谷のボウリング場にすごい人が現れたそうですね。
NUSHI 聞いたことがあるのかそれを・・・フー
ボウリング
きよ太郎 どんな人だったのです?
NUSHI 教えて欲しいか?正月の特別サービスと言うことで教えてあげよう。
きよ太郎 ・・・
NUSHI
作者 nushi
それは、雪のちらつく寒い冬の夜だった。
熊谷のボウリング場[c-bic」での出来事じゃ。
そこでは、ときどきボウリング大会があってな、
いつものようにボウリング大会がはじまるところだった。
灰色のスーツに紺のネクタイ姿の小柄な老人がふらふらとフロントに現れ、穏やかにこういった。
「私にも投げさせてもらえんかね?」
真夜中のボウリング大会に出場するぐらいの人は、普通マイボールじゃが・・・
その老人はボウリング場のボウルを無造作にひょいと掴み
「このレーンでご一緒させていただけますかな。」と言ったそうじゃ。
きよ太郎 どうゆう人なんですか?
NUSHI まあ、普通のおじいさんのようだったよ。
きよ太郎 見たんですか?!
NUSHI まあ、まあ、だまって聞きなさい!

大会の挨拶が終わって練習ボールの時間じゃ。
老人は黙って目をつむっていた。
同じレーンには地元では超一流のおばさんボウラー、本人は中山律子のつもりらしいから仮に「リツコさん」としておこう、とリツコさんの友達2人が投げて始めるところだった。
リツコさんは「おじいちゃん、ねてるんかな(深谷訛が入ってます)?」
「おじいちゃん!おじいちゃん!練習ですよ。」とおじいちゃんの肩をゆすった。
老人は目をつむったまま
「練習はやらんから、あなた方がその分を練習して下さい。」と静かに言った。
リツコさんは他の二人に小さな声で耳打ちした。
「とんでもない人が大会に来たなあ。やなんねー(深谷弁)ペースをくるわされないように気にしないで投げましょう。下手がうつると損だから見ない方がいいよ」
「そうね、そうしましょう」

きよ太郎 完全に無視ですか?
NUSHI

ボウリング寅さん

そういうわけでリツコさんと二人は老人を見ないで黙々とゲームをすることにしたそうな。
リツコさんは後半調子があがって来てストライク6連発で220点だった。
おじいちゃんはどうかな?リツコさんが見ると180点丁度。
(ヘー、見かけによらずやるじゃん)なにげに目を離そうになったリツコさんは思わず声を出してしまった。「あ゛ー」
・・・なんとそのスコアは全て1投目8本、2投目スペア・・・しかも驚いたことに1投目の全ての8が○で囲まれていたのじゃ。
きよ太郎 全部スプリットっていうことですか。???
スプリットは楽しい
NUSHI そのとおり。
リツコさんは目を疑った。 (全部スプリットなんて狙ったって出来るわけない!
いったいこのおじいちゃんは何をしたんだろう。)
(もう、無視している場合じゃないわ・・・この目で黄門様のようなおじいちゃんの正体を見極めてやる)
2ゲーム目が始まった。
老人の1投目、ゴロゴロと転がっていったボールはヘッドピンをはずした。 後ろのピンゆっくりと不規則にパタン、パタンと倒れ1番ピンだけ残った。 (あれれれっ。なんだスプリットじゃないじゃないか・・・おまけにヘッドピンをはずしてるし。さっきのスコアはやっぱし偶然かあ?)
2投目も9本スペア、3投目も9本スペア (ははーん、今度は全部9本スペアね?でも別にどうって事はないか・・・でも、そんなハズは??)
また、「あ゛あ゛ー」
きよ太郎
ボウリング寅さん
だから、!
誰なんですか、今度は何をしたんですか?
続きは又来週とかいうんですか?
結局、間に合わなかったんですね 元旦に・・・ 12月31日 仕事が入って・・・
NUSHI 続きは来週のお楽しみ。
きよ太郎 今年も、ちゃーんと引っ張りますねえ

つづきはここ


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