来る週末は社会人の年間目標である全日本大会.今年は九州・福岡での開催ということで、若干参加者は少ないものの、すばらしいテレインが用意されているようだ.なお、以下は筆者(石澤)の独断と偏見によるものであり、気を悪くされた人には「ごめんなさい」としかいいようがない.
毎年の注目は日本OL会の生ける伝説・村越(静岡OLC)と、日本のプリンス・鹿島田(荏原品川??)の対決.過去の対戦成績は村越の7勝1敗(だと思う).昨年も勝って4連勝・優勝19回を誇る村越は、今年脚部骨折の大アクシデントに見舞われ、シーズンをほとんど棒に振ってしまった.しかし、ここに来てほぼ全快しているらしく、今年もゆずらない構え.さらに伝説を作り上げるのか?一方の鹿島田は昨年体調不良で完走すらできなかった.今年はその雪辱に燃え、ここまでダントツのエリートポイント1位.相手に大きな不利がある以上、日本のエースとしては勝ってWCに向かいたい.注目のスタート順は村越が25番.鹿島田が31番と、両者ともスタート順に文句は無い.
スタートの最初から見ていくと、5番目にインカレ準優勝の篠原(筑波大OL愛好会)がいる.全日本ではどの程度通用するのだろうか?すでにWC代表を決めている本年度WM代表の一人松澤(京葉OLクラブ)は比較的早い13番スタート.昨年は鹿島田失格でも4位に終わっており、今年は胸中期するものがあるだろう.序盤戦のトップタイムが期待される.その6分後ろには昨年3位の新(入間市OLC).昨年もシーズンは不本意だったが健闘しており、今年も侮れない.その12分後に昨年準優勝、本年度WM代表であり、WCの有力候補でもある加賀屋(渋谷で走る会).ここでちょうど前半スタート終了なので当日はこの3人のタイムにまずは注目したい.
後半28番スタート、神様村越の6分後に筆者だが、今こんな事をしているようでは(しかも、昨日地図読み走をしながら会社に行く途中の下り坂で派手に転び、体中傷だらけのおまけ付き)自己条件に戻って出直すべきか?そのすぐ3分後に今期好調だった昨年9位の山本(横浜OLクラブ).9分後に鹿島田の直後がインカレチャンプの高橋(筑波大OL愛好会).高橋は東西の公認大会や早大大会などでも良積を残しており、ここでも上位入賞が期待される.鹿島田を捉えることがあれば村越以来のインカレ・全日本のダブルタイトルもあるだろう.WM代表最後の一人は36番スタート、早大大会で鹿島田に次ぐ2位・昨年8位の山口(鳩の会).そして、ラストには昨年6位の利光(Team白樺)と最後まで優勝・入賞争いは目が離せない.ラス前に国沢親分もいるけど本当に走るの?
昨年は女王木植(Team白樺)が出走回避もあって波瀾気味だったW21E.今年はその木植前走早大でハナ差でも勝って出走とあれば本命として動かしがたい.スタートも16番目と申し分無い.その木植に早大ではハナ差まで迫ったのが昨年準優勝のベテラン高野(東京OLクラブ).今期はパークOなどでも実力を見せており、スタートは8番と不利も無い以上はここで逆転も十分に考えられる.早大では前出の2人に不覚を取った昨年優勝の三好(上尾OLC)は18番と遅いスタート.6分前の木植を捉えれば優勝は間違い無いし、そうでなくとも地力(馬力?)で圧倒する場面もあるのでは?
昨年3位も今期はぱっとした成績の無い赤石(京葉OLクラブ&トータス)は14番スタート.相性のいい全日本でどうにか今年も巻き返したい.その赤石と同門の中村(京葉OLクラブ)は昨年14位も一昨年は3位、かつては学生3冠・クラシック連覇を達成した実力者.トップスタートという不利をこうむっているが、今年は調子を戻しておりどこまでやれるのか期待したい.中村以来の4年ぶりに3年生でインカレチャンプとなった小林(東北大OLC)は12番スタート.馬力とセンスを併せ持っているようなので、今の仕上がりならば上位にも食い込むのでは?現役学生残りの一人で早大5位・インカレ3位の実績がある塩田(筑波大OL愛好会)は優勝候補の木植と三好に挟まれた17番スタート.流れ次第ではここでも入賞か?
今年はもう一つ冴えない印象のあるWM代表の実力者・金並(東京OLクラブ)は昨年もこのレースで馬群に沈んだが、13番スタートの今年はどうか?実家の近い九州であるが、吉と出るか凶と出るか?ぶっちぎりで優勝してもおかしくないと思うのだが.一方、今年売出し中の感があるWM代表・昨年6位の落合(OLCルーパー)は7番スタート.序盤のトップタイムはこの人が出す公算が高い.WM代表最後はラストスタート・昨年4位の田島(みちの会)ということで、こちらも最後まで優勝・入賞争いから目の離せないスタート順となっている.
メンバー的にはインカレクラシック7位・すでに来年のE権もあり、しかもラストスタートの金澤(東北大OLC)は不動の大本命.相手本線は2番スタートでもキャリアのある狐塚(東大OLK:桐朋出身)や3番スタートの蔵田(東工大OLT:浦和出身)だろうか?上位5名にE権が与えられるため、この5位争いは面白そう.それにしてもコース距離が短過ぎやしませんかねえ.(当日変更でしょうね.きっと)
<木俣&松岡の見解>
今年のM20Eはなかなかにレベルが高く、面白いレースになりそうだ。
まず注目すべきは、金澤(東北大学2年)。陸上部出身の彼は、JWOC’99の代表選手であり、インカレクラシックで7位、インカレショートでA-Final19位、北東インカレで2位など素晴らしい実績を残している。優勝候補の筆頭と考えてよいだろう。
そしてこの金澤を脅かしそうな選手としては、大嶋(北海道大学2年)、増田(筑波大学2年)、中野(新潟大学2年)あたりが挙げられる。
大嶋は金澤と同じく陸上部出身で、またJWOC’99の代表選手でもある。足の速さは金澤をも上回るらしいが、技術がそれに追いついていない面があった。しかしインカレクラシックでは17位と結果を出し、一躍学生上位のランナーとして名乗りを挙げた。今後の活躍が大いに期待できる選手だけに、ここで勝って勢いを継続したいところ。
増田も金澤、大嶋と同じくJWOC’99の代表選手。彼は一人で黙々とコンパス素振り100回などというメニューをこなしてきた努力家で、インカレクラシックでは27位、インカレショートでもA-Finalに駒を進めた。地力を持っている選手である。
中野は今年になってめきめきと力をつけてきた。インカレクラシックは31位、インカレショートもA-Finalを走っている。彼のことは良く知らないが、ラップを見る限りではおかしいくらいにショートレッグが速い。インカレショートの時ではトップかビリかというようなラップであったが、クラシックの時にはショートレッグ以外でも充分に走れていた。一発あたると怖い選手であろう。
以上の4選手はE権確保が濃厚と思われるが、ここにインカレクラシック53位・インカレショートFB3−3位の山根(東京工業大学2年)、JWOC’99代表の狐塚(東京学芸大学1年)がどれだけ食いさがれるか?また、E権候補として玉祖、鈴木(共に京都大学2年)、蔵田(東京工業大学1年)、福澤(筑波大学2年)、針谷(東京大学2年)あたりも無視できない存在だ。
インカレクラシック4位入賞の番場がこちらでも圧倒的な本命.出走が回避されない限りタイトルは硬い.2番手もインカレエリートの高橋(KOLC)で鉄板だったらありゃしない.6人中5人がE権をゲットできる破格の待遇.敵は規定時間と言えるだろう.
エリートが少ないと思ったらこちらのE権争いは結構熾烈.E権を持っているのは羽柴(三河OLC)ひとりのようだが、インカレシードの紺野(早大OC)・猪飼(金沢大OLC)という強烈学生コンビのほか、にも中堅・若手の実力者が目白押し.ちょっとしたツボりがE権への落とし穴となりそうだ.特にラスト3人が実力者ぞろいなので、最後まで本当にわからない.
人数が多いので保証は無いが、比較的こちらはE権確保が容易だろう.ただし、すでにE権のある柿並(Team白樺)のほか、最後の方をよく見ると、昨年インカレチャンプ石井(OLP兵庫)や今期好調だったはずの上坂(多摩OL)、全日本でも良積のある稲葉(三河OLC)などがいて、こちらは全員まちがいなく現役バリバリだけに、残る席は7つと考えた方が良さそうだ.
男子同様こちらも大激戦.昨年21Eで8位だった宮本(京葉OLクラブ)、同じく11位でインカレチャンプの金子(上尾OLC)などビックネームがごろごろ.かつてのE権保持者だけでも10人は軽く越えるのでは?優勝争いも含め注目に値するクラスだろう.ちなみにM18Aと同じコースだから、トータスの誇る中高生とのタイム比較も楽しみだ.
トータスメンバーが多いので一応取り上げておく.本命はなんと行ってもインターハイでぶっち切った山田(桐朋学園IK:Itsuki Kunisawaの略ではない).しかし、距離が短いのでインターハイでは不覚をとった鈴木(桐朋学園IK)も巻き返してくるだろう.そして、なんといっても面白いのが中学生では負け知らずの海老&小山(麻布学園OLK)だが、あれっ?小山は出てないのか.残念.W21Aと比較できるので彼らの実力がどの程度なのか非常に興味深い.
やっぱり個人で書くと」知り合い中心になってしまいますね.今後はより多方面からの情報を集めたいと思います.「自分の名前が無い!?」と気分を害された方.許して&気にしないで下さいね.(3/22 石澤 俊崇)
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