3/18-20に静岡県裾野市を舞台に第13回全日本高等学校オリエンテーリング選手権大会が行われた。
・リレー(団体戦)
このところすっかり麻布VS桐朋の様相を色濃くしているインターハイリレーは3/19に「裾野(1997東大OLK作成)」にて行われた.今年はクラシック2連覇中の帝王川上を中心に上級生でチームを組む麻布高校に対し、1年生だけでチームを組む若い桐朋高校の対決となった.
レースは各校1走が予定時間を大幅に超えたタイムで運営者をはらはらさるという波瀾の幕開けと成ったが、特に麻布高校1走柳澤(2)の出遅れは致命的となり、これが結局勝負を分けてしまった.桐朋2走・山田(1)はさらに後続を引き離し、結局2走終了時で30分以上の差をつけ、もう一方のエース格・鈴木(1)につないだ.こうなると興味は麻布の大エース・川上(3)がどれくらい差を詰めるかということだったが、10分詰めるにとどまった.受験明けのハンデは大きく、会心のレースではなかったとのこと.3位には今年も浦和高校が入ったが、間には麻布・桐朋のセカンドチームが入っており、両校との実力差は大きい.
また、こちらも二校が対決している中学生のクラスは、2走を終わった時点で、桐朋中学のチームが上位を占めていたが、3走の海老(3:トータス)、川名(3)が逆転し、麻布中学のチームが1.2フィニッシュを決めた.海老は4人抜きでの優勝であり、来年度以降の活躍が期待される.
3月19日日曜日 団体戦「裾野」
桐朋・山田は前日の開会式での宣言で、団体戦優勝に髪の毛をかけていたが、見事守り切り、今度は個人戦優勝に髪の毛をかける宣言をした。結果やいかに??
・クラシック(個人戦)
3/20にリレーと同じく「裾野」で行われたクラシックの戦前の話題は、麻布高校川上崇史の史上初3連覇なるか?ということだった.対するは桐朋高校1年の山田高志(トータス)、鈴木充の若き2強.今年度は医学部を目指して勉強していた川上のブランクはどの程度なのか?若い勢力が力を発揮できるのか?
しかしながら結果は有力選手が完全に明暗を分けてしまい、トータスでおなじみの”冬将軍”山田がラス前スタートでのトップゴールという、力を見せつけるかたちの優勝.前日のテクニカルミーティングでの宣言通り大差で初タイトルを奪取した.麻布の榎本(現早稲田2)、川上がV2で止まってしまった偉大な記録への後継者となった.一方、3連覇のかかった川上はタイム的にも伸び悩み、成績ではP1と受験に伴うブランクをうめることができなかった.また、鈴木は最終コントロール不通過(未確認)によりDNFとなってしまった.
なお個人戦2位の櫻坂は早大文学部への進学が決まっており、強豪早稲田にまた一人頼もしいメンバーが加わる模様.ちなみにインターハイ2位の桐朋出身でOCという肩書きは、トータスでもある井下田(こちらは一浪で都立大)と同じである.注目されていた川上は、来年も受験生活を続行.必ずやこの世界に戻ってきて欲しいものである.(岩国・榎本・石澤)
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高校生オリエンティアの現状に関して(O-Forum6号に掲載済み)