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病気や障がいのうち、遺伝 情報が原因で発生するものがある。
「遺伝病」と 「遺伝子病」は、指す範囲が異なることに注意。
| 遺伝病 | 家系から受け継いだ遺伝因子で起きる先天的なもの。 (生まれつき持つ遺伝子が原因) |
| 遺伝子病 | 後天的に変化した遺伝子情報で異常が起きるもの。 |
「病気を起こす遺伝子がある」ではなく、
「病気を防ぐ遺伝子に異常があると病気になる」と考えるほうがなんぼかいいみたい。
遺伝子がちゃんと働いてくれないから、遺伝の病気になるわけで。
患者さんに必要な働きをしてくれる 遺伝子 を注入したり(その遺伝子は病気を治す成分を作ってくれる)、特定の遺伝子の働きを抑えたり(悪い成分を作る働きを止めるなど)することによって、病気を治療する試みが進んでいる。
身体に治療用の遺伝子を組み込んだ結果、どんな副作用があるのかないのか確認するのはなかなか難しい。
生まれる前の赤ちゃん(胚)に治療遺伝子を組み込めないだろうか、という研究もあるけれど、倫理や技術の問題がすごくていまいちどうにも。
関連項目: デザイナーベビー、出産前検査/胎児診断
遺伝子操作
遺伝子を調べて病気を調べる 遺伝子 診断が急速に普及してきている。
・将来どんな病気にかかるか確率を調べる
・子孫に障がいの出る確率を調べる
・生まれる前の赤ちゃんの遺伝子(健康の具合)を調べる
・腫瘍(ガンなど)が悪性か否かを調べる
・病原体の種類を調べる
など。
遺伝子診断によって、その人が将来どんな病気にかかりやすいか、確率が出たりすることから、中絶問題、プライバシー問題、健康保険に入れなくなる可能性、就職差別、などいろいろ深刻な問題をはらんでいる。
また、「確率」という概念のあいまいさにも注意。
将来その人が病気になる確率が 「普通より高い」と、それが100分の1の確率でも(確率的に病気にならない99%も含めて)就職サベツされたり保険に入れてもらえなかったりするおそれがある。
出産前検査 の場合、妊娠した子供が障がいを持つ確率が「普通より高い」と、胎児は中絶されることが多い。100分の1の確率でも
平均より危険であれば 胎児は殺されることがある(つまり健康に育つであろう99%も殺される)。
関連項目: デザイナーベビー、出産前検査/胎児診断


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