10月11日は3年連続で東京ドームに足を運んでいる。すっかり格闘技観戦日として定着した日となってしまった。今回は去年、一昨年とは異なり新日本プロレス観戦。橋本VS小川戦以外に興味を引かれるカードはない。はっきりいって橋本VS小川戦を観るため・・・いや橋本のリベンジを観るためだけに東京ドームへとやってきたのだ。
会場内に入ると空席が目立つ。開始10分前になっても1階スタンドは全然うまらない。15時試合開始。この時点で客の入りは7割弱といったところか?今まで東京ドームで新日観戦したなかでは最低の客入りだった。やはりこのカードじゃねえ。
第1試合は天山VS後藤。後藤はジャーマンまで繰り出す大奮闘。後藤の危険な角度でのバックドロップが2発連続で決まりかと思いきや耐えきった天山がトップロープからのチョップみたいなヤツで勝利。うーむ・・・やはり天山何げに強い!
次は“新日本VSL.A.ジム”と題された藤田VSモッコリーとかいう輩の試合。あっ「モッコリー」じゃなくて「マッコリー」でした。なんかスタンディングのアキレス腱固めですぐ終わっちゃった。いやはや藤田も強いよ!
第3試合、IWGPジュニアタッグ選手権。大谷、高岩VS金本、田中稔。最近のジュニアはつまらないのでトイレタイム。しかし席に戻ってみると結構面白い試合している。田中稔という他団体のレスラーがいるから、多少マンネリ化も和らいだのだろう。新日ジュニアは全日のようにそろそろヘビーと絡んでもいいんじゃないか。そのほうが新鮮だぞ。
続いてIWGPジュニア選手権、カシンVSライガー。今大会カードのなかでは結構期待していたのだが・・・凡戦だった。遺恨試合っぽいイメージがあったんだけどクリーンな試合だった。ましてカシン負けちゃうし。
社長、越中VS木戸、飯塚は再びトイレタイム。ロビーの混みようは凄かった。かなりの人がこの試合を休憩タイムとしていたようだ。越中も社長なんかとタッグ組むな!お前は反体制で戦うのが似合っているんだから。このままじゃ体制の犬だぞ。頼むから目を覚ましてくれ!
第6試合は永田VSキモ。キモを見るのは初めて。雑誌ではキモもピークを過ぎており永田有利か?と書かれていた。最近の永田はなんだか天狗になっているようでイヤだ。特に嫌いなのはナガタロックにいくときに敬礼ポーズをするヤツ。格好いいと本人は思っているのだろう。でもムカつくからやめろ!試合はグランドスリーパーでキモの勝ち。やった!ざまあ見ろ永田。これでちょっとは反省しやがれ!
そして待ってました蝶野正洋大先生の御試合。大先生、フライVSノートン、小島。大先生入場の際、天井にはARIST TRISTのロゴマークが!盛り上がる会場。大先生は頸椎を負傷されていらっしゃるようだが、そこは試合巧者だけあって怪我を感じさせない戦いっぷり。小島も頑張っていたが、この4人のなかでは1枚格下。最後は大先生のSTFに沈んだ。今後の大先生の動向が気になる。年内は休養して来年1.4東京ドームから復帰かな。
休憩後、天龍VS健介。“大和魂真向勝負”なるタイトルがついた時点でどんな試合になるか想像がついたが、案の定想像通りだった。チョップやグーパンチ、ラリアットの耐えっこ合戦。俺は我慢大会見に来たわけじゃないんだよ。するとさすが天龍やってくれました。健介のカミさん技をかまして快勝!カミさんの技で負けるとは健介も悲惨だ。ざまあみろ!
セミファイナルはIWGPヘビー級選手権、武藤敬司VS中西。中西はフード付きのガウンで登場。フードを深くかぶって入場する様はヒクソンの真似か?とにかくチンタラ入場する中西。イライラすんだよ。そして武藤入場!さすが!格好いい!やはり入場でこれだけ客をわかせることができるっていうのは凄いことだよね。何をやっても武藤は絵になる。武藤、髪を少し切ったのかな?冒険するよなあ。試合は武藤の天才っぷりを改めて認識させる試合となった。中西はタックルやアルゼンチンで武藤を追いつめている・・・ように見えるが、もちろん武藤は相手のいいところを引き出しているのだろう。客が満足行くよう自分のピンチも演出して最後に勝ちをさらっていく。猛烈なタックルを連発し、アルゼンチンをねらいにきたところを腕をとってV1アームロック、そして腕ひしぎでギブアップ勝ち。武藤はホントいい試合をする。バカ中西相手にここまでいい試合ができるっていうのは武藤の天才たる所以だ。
そして本日のお目当て、橋本VS小川。会場は異常な盛り上がり。すると猪木がリング上に!猪木が両者をリングに呼び出す。まずは小川入場。テーマ曲が変わっていた。なんだかどっかで聴いたことのある曲なんだよなあ。続いて橋本入場。一度は脱ぎ捨てた闘魂伝承ガウンを身につけて入場する橋本。会場は大歓声!橋本も久々にこれほどの大歓声をうけたんじゃないか?
リング上で対峙する両者。小川、目がいっちゃってる。クスリでもやっちゃってるのかと思った。マジでおっかない目だった。
そしてゴング。開始早々、うつぶせに倒れた橋本の背後からパンチを繰り出す小川。ここで藤波レフリーが小川を制止。なんで止めるの?なんか藤波レフリーじゃダメなんじゃないのっていう気がしてきた。立ち上がった橋本はコーナーに戻り、なかなか中央にでてこない。挑発する小川。中央にでるよう注意する藤波。しかし橋本はコーナーにいたまま。すると小川と藤波がもめ出す。そこで橋本が小川につっかかる。橋本も膝への蹴りなどで勝機を見いだすが、小川の投げ技が決まったところから完全に小川ペース。立ち上がる橋本を小川が投げ、再び立ち上がる橋本をまたもや小川が投げ捨てる・・・これの繰り返し。小川は倒れる橋本をジッと見つめるだけ。間接技などには入ろうとしない。その様子は小川をなぶり殺しにしているかのようだった。あまりにも無惨な橋本の様子に観客からも「もうやめろ」の声が。レフリー藤波、サブレフリー服部、セコンド飯塚、3名が橋本に近寄るが止めようにも止められないってかんじ。止める機会を逸してしまったために、続けるしかないということか?すると猪木が割って入り試合中止を要請。結果は小川のTKO勝ち。
試合後、橋本は猪木に「ありがとうございました」と礼を言った。猪木の目には涙が・・・。自分が作った新日本プロレス・・・その新日本プロレスが提唱したストロングスタイルの象徴のような橋本が無惨な姿をさらした。無惨な姿にさらしたのは自らが育てた小川。猪木は自分が創りあげた新日本プロレスストロングスタイルを自らの手で崩壊させてしまった。これが悲しくての涙なのか?とにかく猪木の涙の真意はくみ取れない。さらにわからないのは橋本の「ありがとうございました」という猪木への礼。これは何を意味するのか・・・
花道を引き上げていく橋本は号泣。観客からは同情の拍手。俺は拍手なんてしない。橋本には罵声を浴びせる。同情は終わってしまった選手にするもだ。橋本は必ず復帰する。同情なんかしちゃいけない。ここは罵声を浴び、屈辱に耐えて、さらに大きくなって橋本には復帰してもらいたいものだ!