格闘技観戦記


98年9月15日(火) 大相撲9月場所・両国国技館

(椅子席B イス席向11列104)

     

 以前から大相撲の本場所を観戦したいと思っていた。地方巡業は観たことあったが、やはり本場所の雰囲気を味わってみたい。今回、両親の結婚記念日&母親の誕生日のプレゼントをかねて、2階席ではあるが両親と共に9月場所観戦となった。
 両国駅に着いたのは2時頃。プロレスでは何回も来ている両国国技館だが、相撲開催ということでちょっと雰囲気がちがう。まずなんといっても観客の年齢層が高い。さらにのぼりみたいのが国技館の周りにたくさん並んでいて華やか。力士や相撲関係者があちらこちらと歩いていて両国の街全体が相撲一色になったかんじ。
 国技館に入場するが、ぴあ購入したチケットの場合は通常の入り口の脇から入るという差別的な扱いを受けた。プロレスの場合、入り口は正面のエントランスホールだけだが、相撲の場合はその東側に「相撲案内所ホール」なるものがあり、浅草の仲見世通りのような雰囲気のものがあった。相撲初観戦の我が親子はこれが何なのかよくわからず、素通りするのみ。1階の観戦席に入ると幕下の取り組みをやっていた。プロレスの時には上にあがっている屋根みたいなものが下に降りてきて、中央にはリングではなく土俵が。その光景を見てやはり両国国技館は相撲のための建物なんだなあと実感した。まだ取り組みを観ていても知らない力士ばかりなので、外へ出て幕内力士の会場入りを観る。

水戸泉  琴稲妻  栃乃和歌  琴乃若

 観たことのある力士たちが続々と会場入りする。とにかくみんなデカい。水戸泉なんか圧倒されるくらいのデカさだった。力士が通るたびに瓶つけ油特有の臭いが。相撲に来たんだ!という実感がフツフツとわいてくる。ひと通り見たところで国技館内にある相撲博物館を見学。正面エントランスホールの西側にあって、これもプロレス開催時は閉鎖されているところだ。
 席に戻り相撲観戦。取組は十両の星誕期−大善。智乃花の取組を見逃してしまったのは残念。相撲ってのはよく見ると素晴らしい格闘技だ。制限時間内で仕切を行い相手の様子をうかがいながらテンションを高めていく。そして一気にぶつかり合い秒殺の勝負。2階で見ていても気合いがビシビシ伝わってくる。
 十両でダントツに人気があったのは舞の海。旭天鵬との対戦で見事下手投げで舞の海の勝ち!
 十両の取組が終わると幕内力士の土俵入り。化粧まわしをつけて幕内力士が土俵に入るのは壮観だ。観客の歓声が凄いのはなんと言っても寺尾。水戸泉、栃乃若、栃東、琴乃若、旭鷲山なんてところも人気があった。そして横綱の土俵入り。曙デカすぎ。2階から見てもちょーデカかった。
 私は水戸泉のファンなので水戸泉−琴龍の対戦に注目。水戸泉の塩、豪快だ。結果は寄り切って水戸泉の勝ち!そしてNWO力士千代大海登場!NWOのメンバーだけあってやはり一流。なんてったて関脇だもんね。前日には藤原紀香を招待したりと、やることもNWO的でお洒落だ。これを機に藤原紀香もNWO入りしてくれ。湊富士との対戦だったが、押し出してNWO千代大海の勝ち!さすがNWO。
 残り4番というところで近くで見たいという親の要望で1階で立ち見することに。プロレスだと1階と2階は行き来できないが、相撲の場合はOK。1階の後ろで観戦。2階よりは確実に見やすい。武蔵丸は旭豊に突き落としで負け。うちの母親は武蔵丸のファンなあので残念がっていた。曙は栃東に押し出しで圧勝。そして洗脳力士貴乃花登場。結構罵声が飛んでいた。これはTVじゃわからないね。対戦相手は魁皇。貴乃花に水をあげるのは若乃花。心なしかギクシャクして見える。なんと寄り切りで貴乃花負け。大いに湧く観客。舞う座布団。最後は若乃花−出島。貴乃花と違い大歓声のお兄ちゃん。はたき込みで勝ちました。
 弓取り式は見ずにすぐさま両国を後にする。横浜で弟と待ち合わせ、関内の「桃山」なる洋食屋で食事。ビーフカツレツめちゃくちゃうまかった。
 相撲観戦は期待通りの面白さだった。次回はぜひ枡席で観戦したい。