
個人的にもすっかり真夏の風物詩となった新日G1 CLIMAX。今年で6年連続の観戦となる。そのうち決勝観戦は94年、97年、98年に引き続き4回目。今年はリーグ戦方式が復活し、大混戦模様。期待度120%で両国国技館へ。
会場は14時ということであったが、13時半に両国駅でN氏と待ち合わせ、会場へ行くとすでに開場していた。マス席の場合、マスの前半分で観るか後半分で観るかは大きな問題なので、早めに会場入りしマスの前半分を確保する。
例年通りうちわを購入。なんだ今年のうちわは。カッコ悪すぎ。でかでかと事務所移転の知らせなんぞ書いてある。これで300円だって。ふざけるな。
15時試合開始だが、5分前くらいにお決まりのオープニングテーマが流れだす。本日はTV生中継もあるので、時間きっちりに進行したいのだろう。
本日の対戦カードはG1リーグ戦のみ。ジュニアや犬軍団の試合はなし。さらに山崎負傷により、越中の試合もなし。今年のG1優勝最有力候補とみていた越中の試合が観れないなんて・・・。
第1試合は永田VS安田。武藤に決勝進出してもらいたい私は安田を応援。しかし不甲斐ない安田。あっさりと負けてしまいました。もう安田は来年G1出場禁止!俺が決めた。安田が出るなら俺が出る。
第2試合は藤波社長VS健介。藤波が勝つと、武藤が小島に勝った場合、決勝進出決定戦が3者巴戦になってしまう。それでは決勝で存分の力を出し切れない。ここは大変不本意だが健介の応援をした。案の定、健介勝利。まあここで健介負けたらダメだよ。
第3試合は蝶野正洋大先生VS天山。4ヶ月ぶりの大先生。お久しぶりです。お元気そうでなによりです。前日、TVで1、2日目の試合模様を拝見させて頂きました。橋本への勝ちっぷり、さすがでした。本日も難敵天山をきっと破り、決勝のリングに立ってくれると信じています。・・・ところがだ、天山の調子が良い。ダイビングヘッドバッドを積極的に仕掛け、的確に決めてくる。途中、天山流血。昨日の中西戦で負傷した傷らしい。この流血で天山のスタミナが切れるかと思ったが、天山は怒濤の攻めを展開。結局ダイビングヘッドバッドに大先生は沈んだ。あらためて天山の強さが光った試合だった。
第4試合は武藤VS小島。武藤決勝進出を願っていた私だが、ホントのところは小島に負けてしまうのではと思っていた。小島も先月の札幌に引き続き2連敗はしないだろう。武藤の膝も相当悪そうだし。武藤が負けて、Aブロックは永田がすんなり決勝進出というストーリーを描いていた。恐らく多くの人が私と同じ考えだったと思う。しかしだ。そんな私の考えを天才武藤は見事裏切ってくれた。小島に攻められつつも、膝への集中攻撃。そして最後は足4の字でギブアップ勝ち。武藤、凄いぞ!
第5試合は橋本VS中西。ここで中西が負けると、大先生、天山、越中、橋本、中西が勝点6で並ぶことになる。そうなると、どうやって決勝進出者を決めるのだろう?まあ、そんな心配は無用だった。足を痛めていた橋本は、中西の変形膝固めでギブアップ負け。橋本は最近不甲斐ないよ。神宮球場では大先生に失礼のないよう良い試合をしてくれよ。
リング調整を挟んで、Aブロック優勝戦進出者決定戦、武藤VS永田。ここでも私は、武藤決勝進出を祈りつつも永田が勝つと思っていた。公式戦で負けた武藤に決定戦で雪辱を果たした永田が、中西と第3世代対決の決勝戦に望む・・・というシナリオを今度は考えていた。しかし・・・しかしだよ、またもや武藤は私の稚拙な考えをうち破ってくれた。小島戦同様、攻められつつも膝への攻撃に的を絞り、バク転蹴りからの足4の字固めという強引な流れで勝利。武藤、凄すぎ!
休憩後、ついに優勝決定戦!試合前にケロちゃんがカウントダウンをみんなでしましょうと言い、会場全体でカウントダウンの大合唱。そして武藤敬司の入場!武藤ボロボロ。頭部がそれを如実に語っていた。実況席を見ると大先生の姿が。そんなところにではなく、この決勝のリング上に立っていてほしかったよ。試合は決勝戦らしく白熱!中西はジャーマンまで繰り出す。そして武藤は決め手の4の字固め!動けない中西。これで勝負あった、と私は思った。しかし中西なんとかして逃げる。すると今度は中西がアルゼンチンバックブリーカー。武藤もたまらずギブアップ。優勝はダークホース中西。それまで武藤コール一色だった会場も、大中西コールとなる。永田が駆け寄り、中西を祝福。これで神宮に向けて二人の絆は深まるのだろうか?
しかし、武藤は頑張った。やはり天才だ!この天才に中西が勝てた要因ってのは、ずばり中西が「バカ」だからであろう。小島、永田は天才を相手に試合をするのだからと、妙に頭を使ってレスリングをしてしまったのがいけなかったのではないだろうか?その点中西はバカだから、何も考えずにうぉーって感じでがむしゃらに闘ったのが良い結果につながったのだと私は考えています。
「天才を相手にする場合はバカに徹する」今回のG1で得た教訓でした。