プロレス観戦記


2000年8月13日(日) 新日本プロレス・両国国技館

(特別RS マス席向正面9側21桝)

     
 今年で10年目を迎えるG1 CLIMAX。第4回大会から会場へ足を運び観戦している私にとっては7年目のG1となる。今年は武藤、橋本が参戦しないというものたりないG1になってしまった。
 両国駅でN氏と待ち合わせていざ両国国技館へ!天候は雨。私がG1観戦した日で雨が降ったっていうのは初めてだな。国技館でマス席観戦の場合はいつも早めに会場入りするように心がけている。マスの前半分で見るのと後ろ半分で見るのは大きな差があるからね。
 15時試合開始。第1試合は真壁VS棚橋。前回横浜アリーナで見逃したカード。両者意地の張り合いでゴツゴツした試合展開。ゴツゴツした試合っていうのは若手の第1試合であれば見応えがあるっていうか、がんばっているなあという感じで見ることができる。しかし、こういうゴツゴツした試合をメイン近くでやるのレスラーっていうのは好きではない。
 第2試合はG1 Aブロック代表決定戦、飯塚VS永田。この試合は文句なしに見応えのある試合だった。飯塚がスリーパー、脇固めを狙えば永田もナガタロックで応戦。ノンストップで続く技の攻防はハラハラドキドキものだった。個人的には飯塚を応援。もう飯塚は今年を逃したらチャンスは巡ってこないだろうと思ったからだ。しかし最後は勢いの差か、ナガタロックに飯塚無念のタップ。こういう試合をやってくれる限り新日を応援していきたいなあと思う。
 続く第3試合はCブロック代表決定戦、天山VS中西。今大会、天山優勝を信じて疑わない私。どんなピンチになろうと天山勝利を信じていた。ムーンサルト、ダイビングヘッドバッドとたたみかける天山だが、ことごとく中西に返される。そして・・・ああ・・・ついに中西のアルゼンチンバックブリーカーに天山はギブアップしてしまった。なんということだ・・・。ただこの試合も見応えのある面白い試合だった。ゴツゴツした試合ではあるのだが、そのなかにも飛び技があったりアクセントがあるというのかなあ。天山の試合の組立方が上手いんだよな。客を飽きさせないっていうか。
 第4試合は小島、ヒロ、後藤VS越中、吉江、鈴木。小島は他の2人からかなり遅れて入場。リングに上がっても他の2人と交わろうとしない。前日のヒロとの試合内容に不信感を抱いているのだろう。方や妙に気合いの入っている越中。その気合いが空回りするから高岩なんぞに負けるのだよ。試合開始後も小島とヒロはギクシャクしている。ヒロがタッチを求めても小島は無視なんてシーンも。しかし試合が進むにつれてタッチなどもスムーズに行われる。そしてヒロが羽交い締めにするところへ小島がラリアットをぶちかます!が、案の定誤爆でラリアットはヒロへ。怒り心頭のヒロは試合放棄で引き上げてしまった。ムムム・・・鉄壁のチームワークを誇るチーム2000にもついに亀裂か?
 ここからG1決勝トーナメント準決勝。まずは永田VS佐々木。新時代の到来を告げるのはもう今年しかない。永田だってもう32歳だ。若手っていう歳じゃない。蝶野や武藤といった3銃士は20歳代半ばで自分たちの時代をG1という舞台で告げている。もう来年では遅い。新時代の中心人物である永田がG1決勝にあがらなくてどうする!2試合目ではあるが、永田は自分のペースで試合を進めた。徹底した足ねらいで佐々木の動きを止める。永田の裏アキレス腱固めが決まったところで試合も決まったかと思った。しかし佐々木はギブアップという言葉を知らない。耐えに耐え抜いた佐々木はお得意のカミさん技でフィニッシュ。永田の詰めが甘いのか?佐々木が我慢強いのか?俺にはよくわからん。とにかく俺が一番決勝に進んでほしくなかった佐々木が決勝に進出してしまった。
 続いては蝶野大先生VS中西。大先生が入場するというだけで会場は大興奮状態。もはや新日にはなくてはならない大スーパースターだ。この大スーパスターを新日は大事に扱わないとイカンよ、ホントに。ゴングと同時にケンカキックをお決めになる大先生。懲りずに突っかかってくる中西にまたしてもケンカキック。大先生、さい先いいぞ!と思ったが中西の勢いは凄い。大先生の羽折り固めを強引にふりほどいたかと思えば、力づくでアルゼンチンに持ち込む。大先生は以外にもあっさりとギブアップ。落ち込む私とN氏。決勝は中西VS佐々木という私が最も見たくないと思っていたカードになってしまった。決勝戦の魅力半減どころか、限りなくゼロになってしまったよ。中西VS佐々木に何を期待すればいいんだ?
 休憩後、オリンピックアマレス代表が紹介されセミファイナルはジュニア6人タッグ。高岩、金本、大谷VSライガー、サムライ、カシン。見飽きた感のあるカードだが、G1シングル戦の合間に見ると新鮮に見えたりもする。試合後、大谷が高岩を突き飛ばしIWGPジュニアのベルトを投げつける。なんだか鬱憤が相当たまっているように見えた。
 そんでもって魅力ゼロに近いG1決勝。まあ他の人にとってみれば魅力はあるのだろう。しかし残念ながら私には魅力はないんです。中西VS佐々木ってカードは。そう思っている人も多いのか、両選手入場の際の盛り上がりが欠けるような気が心なしかした。魅力がないが故、この試合は冷静に観戦することができた。相も変わらずのチョップ、ラリアットの撃ち合い&耐え合い合戦。ハア・・・。無理せずによけろよって言っちゃえばそれまでなんですけどね。とにかく試合は中西に勝ってほしかった。永田が負けたならば中西がG1を2連覇して新時代を切り開くしかない。ここで佐々木が勝ったら長州−佐々木ラインのつまらん体制が新日に確率されてしまうぞ!中西はさんざんバックブリーカーを仕掛けるが、佐々木はギブアップしない。そしてカミさんの技から逆エビ固めで佐々木の優勝決定。
 これで秋からの新日は佐々木中心に回っていくのだろう。なんかつまんなそう。