すっかり定着してきた新日本プロレス4月の東京ドーム大会。1996年の橋本−高田戦から97年の橋本−小川、98年猪木−フライ、99年蝶野−大仁田と見続け2000年4月で5年連続観戦!今年は金曜日ということで半休を使ってしまいました。
開始時間15分前に会場入りするが、客席は空席が目立つ。今回はチケットの売れ行きが悪いと聞いていたがこのままでは最低記録樹立か?と思いきや結局は1階スタンドに空席が目立つ程度でかなりの客入りとなっていた。
6時20分頃に照明が落ちてビジョンに対戦カード発表の映像が映し出される。こういうのは試合開始時刻である6時30分からやってもらいたいよ。いくらTV中継の時刻を気にするといってもさ。
いつものオープニング曲も流れず試合スタート。1試合目は永田裕志VSケンドー・カシン。「Challenge the Super Heavy」と題されて行われる本日の試合のなかではジュニアが勝つ可能性が最も高い試合だと思っていた。カシンのキレの鋭い間接技ならヘビー級も仕留めることがきっとできるはず・・・しかし永田はノッていた。E-EGGSなるものを結成しただけに負けるわけにもいかないのだろう。ナガタロックでカシンからギブアップ勝ちをもぎ取る。E-EGGS入りが注目されたカシンは試合後に永田と握手。これはカシンもE-EGGS参加だな。できればカシンには一匹狼でやってほしかったよ。
2試合目は中西学VSスコット・ノートン。ノートンの巨体をアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げる中西のバカ力は見事だ。1〜2分担ぎ上げノートンをリングにたたきつける。そのまま中西がフォールに入るとなんとカウント3。あっけない結末。大番狂わせの一番でした。
続いては「Challenge the Super Heavy・格闘技編」金本VSフライ。金本気合い入りまくり。しかしフライは強い!フライの試合って実はなにげに見応えのある試合が多いよな。プロレスラーとして試合の組立て方が巧いのだろう。相手の良さを引き出して勝つというのは一流ですよ。
天山VS吉江はトイレタイムとさせていただいた。吉江はどうしてあんな髪型にしてしまったのだろう。もっと普通でいてほしかった。
「Challenge the Super Heavy・浜口道場編」小島VS大谷は好試合!大谷の大げさなリアクションが久々にドームに映える。マンネリがちなジュニア同士の対戦よりもヘビーVSシングルっていうほうが面白みはある。しかしヘビーVSジュニアという試合はドーム向きのカードなんだろうか?武道館クラスでやる試合だと思うんだけどなあ。ドームでの試合っていったら一流外国人や他団体の選手を呼んで夢のカードを提供してもらいたいものだよ。
10分ほどのリング調整後、突然場内に猪木のテーマ曲が鳴り響く。入場ゲートからは猪木、坂口、藤波という三巨頭が現れる。坂口は村上のセコンドとしてリングに上がっていた小川につっかかっていく。冷静な坂口がそんなことをするなんて、よっぽど小川に対してムカついていたのだろう。今までの経緯が経緯だけに、試合はピリピリしたムード。「場外乱闘王」の村上は飯塚を場外で叩きのめす。が、「場外乱闘王」だけに場内では飯塚のほうが一枚上って感じ。でも飯塚の勝ち方はちょっとずるい感じがした。村上はロープに逃げてブレイク状態なのにその背後をスリーパーで絞めるなんてねえ。まあ飯塚はそんな勝ち方しかできないのだろう。
そして蝶野正洋大先生VSグレート・ムタという胸躍らせる素晴らしいカード!思えばこのカードは橋本VS小川戦が初めて行われた3年前の4月東京ドーム大会で行われているんだよなあ。あの試合はNWOのこれからを占う重要な試合だった。今回の試合はNWOというムーブメントに一区切りをつけた両者の今後の方向付けという意味でやはり重要なカードであろう。この二人はホント入場で魅せてくれる。まずは大先生入場。観客そしてTVを十分意識しての入場は2階席で観ている私も背筋がゾクゾクする。感動的ですらある。そしてムタがニューテーマ曲で入場。いままでのドロドロした感じの曲から、ちょっとアメリカを意識したのか明るい感じの曲になった。女性マネージャーも引き連れているというのはアメリカを意識している証拠だろう。さて、このお二方なら素晴らしい試合をご提供していただけるに違いない。しかし・・・ちょっと退屈な試合。たいしたヤマもないままにムタの反則負け。うーん・・・・そもそも毒霧かけられたくらいで反則取るな!バカレフリー。
セミは佐々木VSライガー。別にどうでもいい試合だったが、案の定どうでもいい結果となった。
メイン開始前はTV中継と時間をあわせるべく、おそらくTVでも同時に中継されているであろう橋本と小川の遺恨ストーリーみたいな映像を流していた。橋本の愛車に「小川」とイタズラ書きしたヤツのセンスは誉めたい。
その映像が終わると、ついにきました橋本VS小川のおそらく最終戦!まずは小川がNWAチャンピオンのテーマ曲で入場。相変わらず凄い目つきだが、昨年10月のときに比べると少し鋭さが落ちたかなとも思えた。続いて橋本入場。場内大声援。何故だ?橋本は体調も悪くないのに前シリーズを全て欠場としたいうファンへの裏切り行為を行ったヤツなんだぞ。俺はこんなヤツにもう声援は送らない。小川よ!湘南住民として頑張ってくれ!
試合開始のゴングが鳴る!橋本のローキックが小川にヒット。これは橋本も相当の意気込みで試合に臨んでいるなと思わせるスタート。小川のパンチが橋本にヒットし、橋本が場外でダラダラエスケープしていたのはムカついた。そしてリングインの際に小川の死角をついての水面蹴り。続いてグローブをはずしてのパンチ。セコイよ橋本。でもこのセコさにまず村上がキレて乱入。グローブをはずしてのパンチは反則なんだろ?レフリーが本来止めるべきなのに止めないから村上が止めたんだ。レフリーがしっかりしないからこういうことになるんだよ。この状況に小川もキレたようだ。気合いを入れて橋本を攻め込む。しかし今回は橋本もやすやすとはやられない。小川がSTOを仕掛けても踏ん張って耐える。しかし徐々に小川のSTOが決まり始める。そして胴締めスリーパーで橋本を仕留めようとする。タップしたようにもみえたがロープに逃げる橋本。しかしとどめのSTOで橋本KO負け。終わってみれば小川の圧勝だった。試合終了後もなかなか帰ろうとしない観客。橋本の動向が気になったのだろう。そして猪木が脈絡もなく「ダーッ」。いやはや・・・なんだか?
橋本は負けた。それも完膚無きまでに。橋本は引退してしまうのだろうか?自らが口にしたことだ。これで引退撤回をするのはかなりの「恥」である。でもあえてその「恥」を橋本にはかいてもらいたい。橋本は引退すべきではない。でも・・・これから橋本への風当たりは相当つよくなるだろうなあ。