プロレス観戦記


2007年3月28日(水) 全日本プロレス・後楽園ホール

(B指定席 南側R列25番)

 久々にプロレスが観たくなった。やはり年一回は観戦したいものだ。ちょうど全日本プロレスのチャンピオンカーニバルが後楽園ホール5連戦ということで開催されているので、仕事帰りに見に行くことにした。会社でムシャクシャすることもあったし、ストレス発散になればという気持ちもあった。
 全日本プロレス観戦は1999年7月以来8年弱ぶり。武藤体制になってからは初めての観戦。試合開始18時30分の5分前に会場に到着し当日券を購入。5階まで上がってホールに入るとプロレス野郎どもの臭いがプンプンする。グッズ売り場には鈴木みのるがいた。パンフレットを購入すると廃刊になった週刊ゴングの広告が載っていた。物悲しいなあ。
 会場の客入りは7割程度といったところ。まあ最近のプロレスってのはこんなものかね。
 試合開始前にメキシコ・アミーゴスなる3人組が登場し前説のようなものを行う。何者かと思ってパンフレット見たらTAKAみちのくやカズ・ハヤシじゃないか。結構客も盛り上がって「メヒコー!」なんぞ叫んでいた。
 第1試合は平井伸和、真田聖也とT28、雷陣明のタッグマッチ。おお、平井は全日で試合しているのか。ていうか、平井しか知らない。T28って「てつや」と読むんですね。レフリーは和田京平。レフリー紹介の後に観客から「きょーへー」というコールがおこるのは相変わらずなんですね。
 第2試合はミゲル・ハヤシJr、ペペ・みちのく、エル・ノサワ・メンドーサのメキシコ・アミーゴスと大鷲透、荒谷望誉、中嶋勝彦の一戦。中嶋を見るのはWJの旗揚げ戦以来。まだまだフレッシュですな。荒谷がすっかりいじられキャラみたいになっていて、同じチームの大鷲とやらに痛めつけられていた。大鷲が勝利するも荒谷は見捨てられた状態に。可愛そうにと手を差し伸べるメキシコ・アミーゴス。それに応えようとする荒谷だが、メキシコ・アミーゴスは助ける気持ちなんぞないようですぐさま痛めつける。リングに一人取り残される荒谷。会場内にはバカボンのエンディングテーマが。IWAやWARの頃はエース扱いだったのに。
 続いて小島聡とRO'Zのチャンピオンカーニバル公式リーグ戦。RO'Zとかいうレスラーは巨漢ながらなかなか身軽な動きをするレスラーで、ロープを利用してのムーンサルトなんかも行っていた。小島が反撃にでるときに観客も一緒になって「いっちゃうぞばかやろう」と叫ぶのには驚いた。なんか全日ってお約束事が結構あるのね。
 休憩をはさんで川田利明とTAJIRIのチャンピオンカーニバル公式リーグ戦。これなんて一昔前ならドームクラスの会場で目玉となってもおかしくないような豪華カードだよな。試合途中に川田が足を痛めたようで戦闘不能状態に。レフリーがチェックしている間も川田にちょっかいを出そうとするTAJIRIだが、レフリーがそれを阻止。しびれを切らしたのか、レフリーに毒霧を噴射したところでTAJIRIの反則負け。消化不良の試合になっちまったなあ。
 第5試合は鈴木みのる、土方隆司、菊タローとTARU、近藤修司、"brother"YASSHIの6人タッグマッチ。鈴木みのると菊タローなるレスラーが一緒のリングに立つなんて、パンクラス旗揚げの頃は想像もできなかった。鈴木みのるも菊タローに対しては不快感をあらわにしていて、試合中に蹴り飛ばしたりしていた。菊タローもいい迷惑だな。
 セミファイナルはチャンピオンカーニバル公式リーグ戦、佐々木健介VS太陽ケア。佐々木はカミさんとテレビに出るようになってからイメージがだいぶ変わってきた。かつてのプチ長州のような感じよりも、カミさんの尻にひかれているっていうキャラのほうが親しみがあるな。試合は時間切れドロー。太陽ケアぐらいのレスラーを30分以内に仕留められないようでは佐々木もダメだな。
 そしてメインは武藤敬司VS諏訪魔。武藤もすっかり好々爺っぽくなっちゃったな。そして足がすっかり細くなった。歩いているのを見ているだけでも痛々しい。試合開始しばらくしてTARUがリングサイドに。乱入でもあるのかと思ったが、セコンドとして足を徹底的に責められる諏訪魔に激を飛ばす。諏訪魔が四の字固めをかけられたときには若手が着ていたTシャツを剥ぎ取って、タオル代わりに投げようとしていた。諏訪魔も武藤の攻撃を耐えまくったが、四の字固めを返す力がなくTARUがTシャツを投げ入れて試合終了。武藤の技も低空ドロップキックやシャイニングウイザードが多いが、これは派手に見えるけど膝が悪くてジャンプができないということの裏返しだもんな。かつての武藤に比べると、だいぶ衰えが感じられるな。
 変える際にグッズ売り場では小島や佐々木がサインを行っていた。



 週刊ゴングが廃刊になるなど、プロレス界も暗い話題が多い。客入りも10年前に比べると悪くなっている。やはり新たなスターがいないんだよな。それもプロレスファンでなく一般の人でも知っているようなスターが。このままプロレスは一部のマニアだけが見るマイナースポーツへの道にどんどん進んでいってしまうのだろうか。