プロレス観戦記


99年2月14日(日) 新日本プロレス・日本武道館

(2階スタンドA 北東M列19番)

          

 99年初のプロレス観戦はマサ・サイトー引退試合。プロレス観戦も昨年の9月以来だから久しぶり。観る前から非常にワクワクする。
 第1試合は豪華ジュニア10人タッグ。武輝道場の望月、折原、サスケという他団体選手とライガー、サムライが組んで、金本、大谷、高岩、カシン、ワグナー組と3本勝負。新日ジュニアのレベルは確かに高いのだが、やはり見飽きた感もある。このように他団体の選手を加えると新鮮味も増すよな。10人のなかで折原の線の細さが目についた。試合は2本連取で金本チームの勝ち。試合終了後カシン、ワグナーは金本、大谷、高岩と乱闘。2本目を決めた大谷大の字。
 第3試合目に小林邦昭が出ていたが、小林邦昭あいかわらずカッコイイ。初代タイガーと小林邦昭の試合はTVで観戦していて燃えまくっていた。私は一匹狼の小林邦昭が大好きで、マスクに手をかけるアウトローぶりも大好きだった。小林邦昭のフィッシャーマンズスープレックスが非常にカッコよくて好きだった。今日もフィッシャーマンズスープレックス繰り出してくれて嬉しかった。ぜひもう一花咲かせて頂きたいものだ。
 第4試合はブライアン・ジョンストンVSドン・フライの異種格闘技戦。フライ入場時にとある観客とケンカ。観客も引かない。その後もフライはその観客を意識しまくっていた。勝利を収めて退場するときもその客と揉めていた。しかしその客に何もおとがめがないようだった。客である以上必要以上にレスラーくってかかることは良くないと思う。退場させてもおかしくないと思ったんだけどなあ。
 そしてマサ・サイトー引退試合。まずは対戦相手スコット・ノートン入場。こんなヤツと引退試合するなんてマサさんしんどいだろう。そして大歓声のなかマサ・サイトー入場。今回マサ・サイトー引退記念の幕が天井から掲げてあったのだが、これがちょうど北東側にあり観戦中ちょっとうざったく感じるときがあった。観客の事考えて幕なんか垂らすんじゃねーよ。試合はマサさん奮闘するもノートンのパワーに完敗。バックドロップもやったが往年のキレはない。長州と維新軍組んでたころのひねりの利いたバックドロップは説得力ある技だった。大の字に倒れていたマサさん。猪木のように勝って引退もいいが、全力を出しきっての玉砕っていう引退もまた素晴らしい。
 休憩明け、予定してたといわんばかりに大仁田厚乱入。客は大ブーイング。IWGPに挑戦させろと言ってたけどおこがましいっすよ。
 大仁田去った後、何事もなかったのごとく第6試合開始。藤波、山崎VS越中、天龍。天龍は最近観ていてホントにムカつく。かつては好きなレスラーだったのに。グーパンチをやるようになったころからのファイトぶりがイヤになったんだよな。
 そして蝶野正洋大先生、野上、NWOスティングVS天山、小島、ヒロ。大先生、入場テーマ曲のイントロ部分を変えて入場。いやはや神々しい。今まで出てきたレスラーが霞んでしまうようだ。大先生のご復帰心よりお待ち申し上げておりました。やはり素敵でございます。入場時のコギャルが着るような毛付ガウンも魚屋のような試合コスチュームも貴方だからこそお似合いになるのです。このような服は橋本や健介には着こなせません。貴方だけです。試合ぶりも美しゅうございました。しかし貴方が新しくパートナーに選んだ野上彰は美しくありません。このままでは大先生の美しさを損なってしまうおそれがあります。一刻も早く野上のセンスを磨いてやって下さい。
 メインは武藤VS健介のIWGP選手権。武藤もカッコイイ。蝶野、武藤はカッコよさがダントツに抜き出ている。他のレスラーのカッコよさを1とすれば、蝶野が10,000、武藤が9,900といったところか。天龍なんて−10,000だよ。このIWGP戦は非常に見応えのあるいい試合だった。前半はネチネチしたグランドの展開が続いたが、試合が動いてからは武藤お得意の膝集中攻撃が続く。4の字固めで何度決まったかと思ったが、健介は耐えまくる。すると今度は健介が武藤の膝を集中攻撃。監獄固めが決まった時は武藤ダメかと思った。しかし武藤も耐える。健介はとどめのノーザンを狙う。しかし武藤は切り返す。そして3度目のノーザンを切り返した武藤はなんと飛びつき腕ひしぎ逆十字。ここで腕ひしぎにいく武藤のセンスはさすがだ。そして健介もついにギブアップ。こんなハラハラする試合は久々だった。
 試合終了後はマサ・サイトー引退セレモニー。マサさんの母校明大の応援団が来て明大校歌とマサさんへのエールを送っていた。
 長州、猪木の引退とはまた違った素晴らしい引退だった。マサさん、お疲れさま。