1日目
(10月14日)
(東村山)-和光-三郷-友部-大洗〜
遅い夏休み。本当は海外旅行に行きたかったが、テロ事件後の世界情勢では海外旅行に行くのはさすがに躊躇してしまう。それならば北海道へ行こう!それもマイカーで気の向くままに北海道を旅するという、一度やってみたかったことをしてみよう。
と、いうことで7泊8日の北海道マイカー旅行へと旅立った。
前の日の23時30分ころ自宅のある東村山を出発。コンビニでお菓子等大量に買い込み、和光北インターから外環道に。三郷で常磐道に入り守谷SAで休憩。ここから先は車も少なくてガンガンと進む。そして友部SAで再び休憩しうどんを食す。友部J.C.で北関東自動車道に入ると車は全く通っていない。水戸大洗I.C.で降りて大洗フェリーターミナルまでは15分ちょっと。2時30分頃に着いた。ターミナルビルは閉まっていたので、車で寝ることにした。しかしどこに車を停めていいのかわからず、グルグルとしているうちに停められそうなスペースがあったので、そこに停めてフラットにしたファンカーゴ後部スペースで寝る。床に寝袋を敷いて厚めの毛布をかければ結構寝やすい。3時過ぎには寝てしまった。
朝6時頃、フェリーターミナル内に「さんふらわあ号入港」というアナウンスが入り目覚める。自分が駐車していたスペースはどうやら関係者以外立ち入り禁止のところらしく、すぐに立ち去る。禁止区域から立ち去り、港の様子を様子を見ていると大きなさんふらわあ号が入港してきた!小さい頃に本とかで見たさんふらわあが目の前に。いつか乗ってみたいと子供の頃から思っていたさんふらわあ号に乗れるのだ!
大きな船が入港してくる様子は壮観だ。しばらくボーッと見照れていた。気が付くとターミナルビルも開いていたので乗船手続きをする。乗船手続きは朝7時からとのことだったが、15分前くらいから開始していた。自分の運転する車でフェリーに乗るのは初めてなので勝手がわからなかった。手続きの際には車検証が必要なんですね。手続き終了後、車を待機場所に移して乗船を待つ。大型のトラックがひっきりなしに船の中へ入っていく。このトラックがすべて入ってから乗用車の乗船になるようだ。8時過ぎに係員が来て乗船券を渡す。そしていよいよ乗船となった!
係員の誘導にしたがって車を駐車し、階段を上って客室甲板へ。出航してしまうと車両甲板は閉鎖されてしまい車には戻れないので、忘れ物がないように注意しなくてはならない。なにせ船に乗っている時間は20時間にもなるのだから。20時間もひとつの乗り物に乗っているのなんて初めてだ。今回乗るさんふらわあは「えりも」という名前の船。私は2等寝室。1つの部屋に2段ベットが8つあるという部屋の構成。その2段ベットの1階が私の寝場所。
ベットはそこそこ大きいが高さはあまりない。電車のB寝台車の1階のほうがまだ高さがあるだろう。それにあまりきれいなベットとは思えなかった。しかしカーテンを閉めれば一応プライベートスペースは確保できるので、大勢の人と一緒にカーペットで雑魚寝する2等客室よりは落ち着けるな。寝不足だったためベットに入るとウトウトとしてしまい、気が付けば船は出港していた。早速デッキへと出て外の景色を見る。
進路方向に向かって左側には陸地が見える。それほど陸地から離れた場所を航海しているわけではないんだな。天気も良く非常に爽やかだ。しかし船からの景色っていうのは変化に乏しいので、しばらく見ていればすぐに飽きてしまう。船内に戻り持ってきた司馬遼太郎の本を読んだりして時間を潰す。12時頃になると船内放送で昼食の案内が流れる。フェリーのレストランはずっと営業しているのではなく、昼食や夕食といった時間帯のみだけなのだ。私はお菓子くらいしか食料を持ってきていないので、昼飯を食いっぱぐれると大変。さっそくレストランへと行く。昼食券800円を購入し牛丼・ピラフ・カレー・スパゲッティから1品を選ぶというシステム。無難なカレーを選んだ。
サラダとスープがつくが、それでも800円というのは高いな。味も学食レベルといったところ。でも船での食事というシチュエーションっていうのはどことなく豪華な感じもする。そう思えば800円も高くないか。
ベットに戻りウトウトとするが、船が揺れるのでちょっと気分が悪くなった。大きな船なので激しく揺れるわけではないが、大きなうねりというか「どぅおーんぶぅるぅあーこぉーぅ」といった感じでゆったりと揺れるのが体の心まで染み渡ってくる。実は私は乗り物酔いしやすいタイプだったりするのだが、最近は船に乗ってもあまり酔わないので問題ないと思っていた。しかしさすがに20時間はキツい。こんなときは寝るのが一番と、とにかく寝まくった。夕方になり多少気分も良くなったのでデッキに出る。
船から見る夕暮れの景色は格別のものがある。しかしまだ航海の半分も過ぎていないのだ。さすがに船の旅も飽きてきた。飛行機のほうが時間がたつのが早く感じる。船旅は時間が経つのが遅い。一応映画とかは放映しているのだが、2等寝台の場合は客室内のTVは他の人に迷惑となるのではとみんな遠慮して見ない。かといってロビーのTVは他の人たちもいっぱいいるし。しかしこの時間経過の遅さが船旅の贅沢なところなのだろうか。しばらくすると夕食案内の船内放送が。
夕食はバイキング形式。食券1500円を購入してフライとか焼き魚といったありふれたおかずをとって食す。まあ味はね、味は期待してないんでね、こんなもんでしょう。食後のデザートとかもあったりしたので、それはこっそりと持ち出しベットで食べた。
船内には風呂やシャワーがあり、ともに入浴自由らしい。風呂は時間が限られているが、シャワーはいつでもOKというのでシャワーを浴びることにした。まあ普通のシャワーで特にこれといったことはなかったですが。
シャワーも浴びたし明日に備えて寝るかと、眠ることにした。って一日中寝てたようなものだが。