インターネットNIE齋藤メソッドから学ぶ Update 11/02/2002
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齋藤メソッドとは、明治大学の齋藤孝氏が提唱している教育方法です。「日本語の暗誦文化の復活を願う齋藤氏は、優れた日本語を繰り返し声に出して詠みあげることで、そのリズムやテンポ、響きが身体に染み込み、それにより日本語の力が磨かれ、ひいては心の力につながってくると説く。野球選手が反復練習によって技術を身につけるように、日本語という知的な営みもまた、型として覚え、反復していきながら、身体に刻み込まれた技にまで高めてこそ、本当の力になっていくのだと。」(齋藤孝、山下柚実『「五感力」を育てる』中公新書ラクレ、2002年。より)
齋藤孝氏略歴
明治大学文学部教授 専攻は教育学・身体論 1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程。教職課程で中高教員の養成に従事。また、小学生を対象の私塾「齋藤メソッド」を主宰。
齋藤孝氏のホームページ
齋藤孝のホームページ http://www.kisc.meiji.ac.jp/~saito/
読んだ齋藤氏の著書
『子どもたちはなぜキレるのか』ちくま新書、1999年8月。
『身体感覚を取り戻す 腰・ハラ文化の再生』NHKブックス、2000年8月。
『「できる人」はどこがちがうのか』ちくま新書、2001年7月。
『声に出して読みたい日本語』草思社、2001年9月。
『自然体のつくり方 レスポンスする身体へ』太郎次郎社、2001年9月。
『子どもに伝えたい〈三つの力〉 生きる力を鍛える』NHKブックス、2001年11月。
『三色ボールペンで読む日本語』文藝春秋、2002年3月。
『理想の国語教科書』文藝春秋、2002年4月。
『人間劇場』新潮社、2002年5月。
『声に出して読みたい日本語A』草思社、2002年8月。
『子どもの日本語力をきたえる 親子で読む「理想の国語教科書」』文藝春秋、2002年9月。
『読書力』岩波新書、2002年9月。
山下柚実氏と共著『「五感力」を育てる』中公新書ラクレ、2002年10月。
『質問力』筑摩書房、2003年3月。
『ストレス知らずの対話術』PHP新書、2003年5月。
『三色ボールペン情報活用術』角川書店、2003年6月。
齋藤メソッドの実践![]()
『声に出して読みたい日本語』を声に出して読む
2002年度4年生を担任しています。『声に出して読みたい日本語』を一人ひとりに持たせます。漢字や文語にはすべてルビがついています。まず、朝の会や国語の始めの時間を使い、最初のページから声をそろえて読んでいます。家庭でも、好きなところを家族で読んだり、暗誦したりすることをすすめます。朗読、暗誦発表会をところどころで入れる予定です。
『理想の国語教科書』を三色ボールペンで読む
やはり4年生の子どもたち一人ひとりに『理想の国語教科書』を持たせます。『理想の国語教科書』は、文学作品から齋藤氏が選択し編集したものです。漢字や文語にはすべてルビがついています。三色ボールペンは青・赤・緑がついているものです。子どもたち一人ひとりもっています。三色ボールペンで文章に書き込みますが、青(客観重要)…「まあ大事」というところに引く 赤(客観最重要)…「すごく大事」と思ったところに引く 緑(主観大切)…自分が勝手に「おもしろい」と感じたところに引く という方法です。小林秀雄「人形」、夏目漱石「夢十夜」第一夜、坂口安吾「風と光と二十の私と」で実践してみました。
丹田(たんでん)呼吸法をする
丹田呼吸法について、「『丹田』とは道教の用語。エネルギーの中心となる身体の場所が丹田で、『臍下(せいか)丹田』と呼ばれるように、臍(へそ)の下の腹部を指す。心身の適度な張りを持続させる息の技術で、横隔膜を十分に使って、息を長く緩く吐く複式呼吸を基本とする。下腹部に充実感があるような身体感覚を得ることができる」(『五感力を育てる』より)とし、齋藤氏は簡単な丹前呼吸法を提案している。〔2分でできる丹田呼吸法〕●3秒吸って、2秒保ち、15秒かけてはく ●これを1セットとし、2分間で6セット行う
齋藤メソッドからNIEの実践へ![]()
声に出してして読みたい新聞記事
声に出して読みたい記事を探し声に出して読むとともに、『声に出して読みたい新聞記事』を編集します。
読売新聞夕刊に連載されている「新日本語の現場」カタカナ語を声に出して読んでいます。読んだ後で、子どもが関心をもったことについて話し合っていきます。
「新日本語の現場」はヨミウリ・オンラインでも読むことができます。新日本語の現場
新聞記事を三色ボールペンで書き込む
新聞記事を三色ボールペンで書き込みます。青(客観重要)…「まあ大事」というところに引く 赤(客観最重要)…「すごく大事」と思ったところに引く 緑(主観大切)…自分が勝手に「おもしろい」と感じたところに引く という方法をとります。
ある記事で練習した後は、一人一人「新聞三色ノート」をつくり、関心をもった記事を三色ボールペンで読んでいます。子どもの三色ボールペンでの書き込みです。書き込みの後、自分の考えも書くようにしています。

齋藤メソッドについての子どもの感想
以前は「おもしろい、不思議、感想、感動」などしか考えていなく、むずかしい本でもところどころ意味が分かったり、分からなかったりしていました。私が三色ボールペンを使って勉強してみてから、大事なところ、まあ大事、おもしろいと思ったりして本の意味が分かるようになりました。そして、本が速く読めたりします。感想なども以前より書けるようになりました。
インターネットNIEアイデア一品料理
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