モーガン邸のこと

 46歳の時来日したモーガンは、日本女性石井たまのさんと結婚し、東京・大森の日本家屋に
 住んでいましたが1931年(昭和6年)ごろ、藤沢市大鋸に洋館を建てて移りました。
 住み始めたのは1933年(昭和8年)ごろからのようです。
 特別に焼かせたオレンジ色の瓦屋根の瀟洒な平屋建てで、6,600uもの敷地面積があります。
 モーガン邸の敷地は、藤沢市、横浜市、鎌倉市の境に近く、南斜面の小高い丘のうえにあり、
 富士山、丹沢山系、江ノ島が浮かぶ相模湾の眺めがすばらしかったようです。

 建物は、日本を愛し、日本の文化・生活様式にも深い関心と認識を持っていたモーガンが、
 日本建築の特徴を西洋館に取り入れて創ったもので、建築史的にも文化史的にも価値の高い
 ものとなっています。
  また、創建時の姿や間取り、ディテールがほぼ完全に残っているので、モーガンの建築を伝
  える文化財的価値も大変高い建物です。

 湘南・相模湾一帯に分布する歴史的建造物、保養別荘・住宅群の中で、昭和前期の優れた
 作品であり、藤沢市内では「旧近藤邸」(遠藤新設計)、「グリーンゴルフクラブハウス」(A..レー
 モンド設計)と並ぶ歴史的建造物であると専門家によって位置づけられています。
案内図
バス:JR藤沢駅北口バスターミナル2番より乗車「緑ヶ丘」バス停下車徒歩3分
徒歩:藤沢駅から約3キロ、藤沢橋を渡り遊行寺坂を登り、床屋の角を右折します
毎月第三日曜日に草刈りボランティアをしています。なおイベント等公開日以外に来られても
入れませんのでご注意ください。駐車場はありません。バスか徒歩でどうぞ

        

南立面復元図



1階平面復元図               J.H.モーガン自邸実測調査報告書より


内部を少し紹介します
  
 食堂のドア(左)と造付の家具             居間と食堂の間の欄間

   
居間から外を見る 松葉模様のガラス戸が見える            キッチンの陶器製流し(特注品)


      
浴室内の洗面所                      浴槽部分 右壁にあるカランは当時のもの


  
美しい中門                    寝室の照明器具(当時のもの)
   

玄関前                       食堂椅子

 

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