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Freedom Jazz Dance/ Eddie Harris
  1. 「Freedom Jazz Dance」は、Eddie Harrisが60年代に発表した曲で、今も多くの人が採り上げています。「伝統とフリーとが、実はよく馴染むものだ。」と言うと言い過ぎかも知れませんが、「それはこう言うことかい。」とEddie Harrisがやって見せた曲だと感じています。
  2. 右に掲げた盤がその盤ですが、Miles Davisもやっていますし、何とEddy Jeffersonがヴォカリーズでトライしていますが、これがまたノリノリで快調です。個人的には、Phil Woodsの名演が好きですし、FatheadやTeteのも良いと思います。しかし、やはり極めつけは、ご当人の演奏でしょう。
  3. 演奏は10分近いもので、たっぷりとこの曲の良さが味わえます。最初にCedar Waltonがブルースのイントロをヴァンプ風に弾き始めます。この盤のそれまでの雰囲気からして、「こりゃぁ、また、楽しそうな演奏になるなあ」と思うのが、大きな勘違いで、直ぐに仰天のテーマが始まります。上下動の激しい、言ってみればギクシャクした旋律ですが、どこか人懐っこい所もあります。聴き終わってからも、「こういうのが良いジャズなんだ」と納得できるテーマです。直ぐに、Eddie Harrisのアドリブで、これはワン・コードの曲らしく、伴奏がしつこいほどにコードで下支えする中で、それに乗ってかなり自由に吹きまくっています。飛び跳ねたり、小節を無視したりするのが、心地良く聞こえるのも、この曲想のせいに違いありません。ピアノのコードがあるんで、曲想は滑らかにつながって行きます。次がトランペットのRay Codringtonで、やはり痛快なアドリブです。Cedar Waltonは、どちらかというと、行儀の良いアドリブで、ハメは外していません。左手で相変わらずコードを入れながら、右手はトレモロ出しまくりですから、Herbie Hancock等がファンクな演奏でやる手です。結果的に判るんですが、イントロで出て来るピアノの伴奏フレーズが演奏が終わるまで打たれ続けており、それがしかもワン・コードであること、さらに各アドリブの背後で、残りの面子がリフを入れることなど、伴奏の手法的にはしつこく古典的です。それに乗せたオーネット風のフリーな旋律が、実に巧く溶け合っているのが、ミソでしょう。「ワン・コードでも、ここまでやれるんだゼ。」というEddie Harrisの気概が嬉しい名演です。
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