Downtown Music Gallery
- 結局1枚しか買わなかったんですが、今回のニューヨーク行で二番目に面白かったショップが、東2丁目のBoweryにあるこの店、「Downtown Music Gallery」でした。Boweryというのは、マンハッタン東部、East VillageとLower East Sideとをまたぐ南北の通りの名前です。
- そのDowntown Music Galleryは、思わずニヤニヤしてしまう、しかしその筋の方ならば随喜の涙が出るかもしれないショップです。Nelsonは、その筋には余り明るくないんで、しばらく棚を眺め回して、ちょっと場違いな盤を一枚だけ記念に買って、すごすごと退散しました、、、というのも、、、
- 特に予備知識が無かったんで、住所を頼りに探し出して、「普通の店だ」と思って入りましたが、棚を見て思わず「何じゃぁ、これは、、、」と絶句しかけました。目の前の棚、それも数段に重なった1列だけではなく、左右数列にわたって、Don Byron、Derek Bailey、巻上公一なんてのばかりが並んでいます。他も全て、フリー気味な人ばかりです。かの大型チェーンのウニオン新宿店でさえ、フリーの棚といえば、まぁ、数段くらいじゃァないですか。それが、ここには数十段あるのですから、ビックラしました。「でもまぁ、こういう店も一軒くらいはあっても、不思議じゃぁ無いわなぁ、、、」と一人ごちつつ、しばらく左右を見渡すと、ロック関係がドッチャリと並んでいます。
- 「フーーン」と思いつつ、背後の棚を振り返ると、シナトラが笑いかけていました。「何ーーンだ、見る棚を間違えただけか。」と、一安心しました。普通のジャズも数少ないながら、無くはない店のようです。そして重ねて笑ってしまったのが、普通盤の方の棚にAlbert Aylerが鎮座していたことです。Archie Sheppならいざ知らず、このAlbert Aylerをシナトラと同列に扱うのが、この店の見識かも知れません。
- しかし良く考えてみると、ここは、フリー物を探すには格好の店です。不得手ながら、「フリーの猛者」と聞き知っているジャズメンというか、音楽家の名前が目白押しでした。昔、ESPなどで見た名前の人が、脳みそがウニになってしまうようなグチャグチャの音楽をやり続けて、「作品をその後も、こんなに上梓し続けてたんだなぁ、、、」と感嘆するほどに、濃い品揃えです。
- まぁ、しかし、わざわざ訪ねてきて入った店だから、と下記の普通盤(^^;を一枚だけ拾ってきました。これをレジに出す時に、店主から「こんなヤワなもんを聴いてたら、なぁ、オッサン。耳が、、、」と小一時間説教されてしまうんじゃァないかと、少しためらったのは事実です(^^;
- Life/ David Fathead Newman (High Note HCD7166) $9.99。
この人の比較的最近の作品で、亡くなったJohn Hicksを追悼する盤です、未開封のこれがこの値段だというのも、やはりこの店の見識なんでしょうか。ヴァイブ入りの良い作品なのになぁ、、、あっ、Nelson的には、ネ(^^;
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