歌伴はComboが良いか、Big Bandを採るか 名盤めぐり付き
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ジャズ・ヴォーカルには良い歌唱がいっぱいありますが、歌伴はComboとBig Bandのどっちが良い、というお話です。厳選した名盤めぐりもつけました。
Comboの歌伴
- 実は、Nelsonはこっちが好きです。基本的に余り多くの人が関与した芸術が好きではないのですが、ヴォーカルでも、その歌手とジャズメンとの相互作用をじっくり楽しめるComboの歌伴に軍配をあげます。そしてそのComboの歌伴は、管楽器入りと、ピアノトリオのみに大分できます。そして、ここでは管楽器入りが個人的には好みです
ピアノトリオの歌伴
- ヴォーカルをピアノトリオが伴奏する場合、トリオは出来るだけヴォーカルの邪魔をしないようにサポートします。従って、ピアノトリオが伴奏するヴォーカルは、純粋にそのヴォーカルに集中して聴くことが出来るし、また制作者もそれを狙っていると思えます。時に、行き過ぎと思えるほど個性を殺し過ぎ、と思えることがありますし、その盤の話題が出た時に「エーッと、伴奏は誰だったんだっけ」となることさえあります。歌伴で名を挙げたピアニストもいます。Norman Simmons、Russ Freeman、Louis van Dyke等でしょう。また、偉大なヴォーカリストとの相互作用というか、大きな影響を受けたピアニストも居ます。Mal WaldronのLeft aloneはその結実したものと言われています。ピアノトリオ歌伴の好演盤は、例えば以下のような盤です。
管楽器入りComboの歌伴
- ヴォーカルに管楽器入りComboが付き合う場合は、ピアノトリオよりも、演奏への関与の度合いが増します。そして恐らくヴォーカル盤で一番多いのが、このジャンルかもしれません。当然最初にヴォーカルが曲想を提示するわけですが、その後にそれを更に敷衍したり、あるいは場合によってはヴォーカルとの掛け合いをしたりして、ジャズとして多様な魅力を備えた演奏になります。ピアノトリオ盤の時は、ドラムスは主にブラッシュですが、管楽器が入るとドラムスも勢いスティックを交える事が多くなり、従って演奏も活気に満ちたものとなることが多いようです。そういった管楽器入りCombo歌伴の好演盤は多くあるので限定的になりますが、例えば以下のような盤です。
Big Bandの歌伴
- 如何にマイクがあるとは言え、Big Bandを歌伴にするには、それなりの声量が必須です。そしてうねる様な豪快なオケの吹奏を縫って、小気味よい歌唱を聞かせるのは、きっとヴォーカリストの夢なんだと思います。そういう爽快なヴォーカルが聞けるのは、例えば次のような盤です。
オマケで、紐付き
- 弦入りのヴォーカルも捨てたものではありません。やはりスロー中心にならざるを得ませんが、しかしその分心に染み入ります。そういうヴォーカルが聞けるのは、例えば次のような盤です。
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