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2004年3月某日: 仕事じゃない、趣味の方なんで、何とも嬉しい未決箱(^o^)(その1)

  • ある盤を買って自分なりの評価が定まるには、最低でも1,2回、迷う時でも3,4回は聴くことになりますし、他にも色んな盤を聴きながらですから、時間的にも一月以上はかかってしまいます。この間も友人が嬉しそうに「帰宅して聴くべき盤があるときは足取りが自然に軽くなってしまう。」と言っていましたが、そんなものです。
    「未決箱」
  • 評価が定まっていないと言えば、仕事で言えば机上に流れてきた稟議書が入っている未決箱にも、結論を待っている案件が入っています。我が国では、稟議書にする前にある程度の根回しをするのが普通であり、書類が未決箱に来ているということは、その案件は事務的には下打ち合わせ済みのものなのでしょう。現に、既に何人かの部長がハンコを捺しているようです。例えば、その間に同輩の部長から、「こんなのが回ってきてるんだけど、キミは決裁権限規定との関係での取り扱いについて相談を受けていたかい。」などというような電話が無かったのであれば、まぁ、メクラ判を捺して回して問題が無い案件に違いない、てなもんです。趣味のジャズでの「未決箱」の中身、即ち新規入手盤の評価作業は、まぁ、急ぐ訳でもなし、じっくりと聴いて、アタリなのかハズレなのか、聴き定めるというところでしょう。今回は、今手元にある「未決箱」の中から、新品入手盤をさらってみます。未決箱にあるんですから、まだしっかり聴いた訳ではありませんから、見当違いがあっても御容赦を、、、
    新録音もの
  • 相変わらず、新発売の盤は結構あり、旧盤の再発に混じって、数か月前に録音されたばかりの、いわゆる「とれとれ」の盤もあります。その内、食指が動いて新規入手した盤は、次のような感じです。
    1. Bennie Wallace/ 'The Nearness of You' (Enja MZCE1027)
      Kenny Barronと、Eddie Gomezとが付き合った「Plays Ballads」という副題月の2004年2月新譜です。ライナー子の岡崎さんが言うように「暖かみ」が何とも和める盤ですから、ブリブリ吹きはあまり聴けません。ドラム・レスですけど、しっかりとしたスィング感に不満はありません。
    2. Jimmy Cobb/ 'Cobb Is back in Italy' (Azzurra SJ0401)
      イタリアで録音したピアノ・トリオ盤で、Massimo Faraoというピアノは初聴です。この頃、今まで脇役に徹していた人のリーダー作が結構手に入るようになり、年輪の大事さを感じさせる出来で、嬉しいことです
    3. David Hazeltine/ 'Close to You' (Criss Cross 1247)
      このレーベルを扱っている会社は、どうもNelsonが通った小学校近くの箕面市にあるようで、「そんな会社あったかなぁ。」といつも思います。このDavid Hazeltineは手堅いピアノで、まぁ、外れないだろうと思ってゲットしましたが、一寸手堅すぎるかも。ピアノの録音がモガついて聴こえました。
    4. Jos van Beest/ 'Swingin' Softly' (澤野 AS36)
      このレーベルも、昔のというか、今もある通天閣近くの下駄やさんで親しみがあり、また、今は飛ぶ鳥も落とさんばかりの人気レーベルです。

    旧録音の再発売
  • 続いて、旧録音の再発売ものから、、、
    1. Carmen McRae/ 'The Art of + For Once in My Life' (Atlantic/ Collectables COL6636)
      1960年代の録音を2枚のCDにまとめた物で、「Gloomy Sunday」も入っていることだし、「ファンなら兎に角買っておかないとイカン。」とゲットしました。Atlantic期は、手持ちでは手薄なんで、気持ち良く彼女のヴォーカルが楽しめました。
    2. David Fathead Newman/ 'Ray Charles Presents Fathead' (Atlantic/ Rhino 73708)
      これは、斯界の有名サイト、Manriさんのところで見かけて、「初リーダー盤らしいし、欲しいなぁ。」と思っていた58年録音の盤で、やっと見つけました。32Jazz盤ではなく、元のAtlanticからRhinoに流れた盤で、32JazzとAtlanticの両方に同じJoel Dornが制作で絡んでいるのに、こういう発売は整理しないんですネ。Nelsonも結構シツコイ性格で、それが幸いして見付かった(^^;というか、、、でも、聴いてみると、いやぁ、凄い、凄い。これは、正に「見付かって良かった(^o^)」盤です。
    3. Don Rendell - Ian Carr Quintet/ 'Shades of Blue + Dusk Fire' (BGO CD615)
      何か鳴り物入りで押し売りしているようで、大量に店頭平置きされており、まぁ、付き合いだから買いました。60年代中期の英国で人気随一の2管編成バンドだったそうで、一部の好事家は存在を知っていたようです。再発されるだけの価値はあるようで、Ronnie Scott、Tubby Hayes等の路線とも少し違います。妙に難しく考えない、魅力溢れるハードバップ系のジャズと聴きました。2枚組15曲のほとんど全部がオリジナルですが、馴染みは悪くありません。
    4. Mong Santamaria/ 'Montreux Heat' (Pablo VICJ61137)
      DizzyとTootsが付き合っているジャズ・フェス物ですから買わずには居れません。1980年録音で、Tootsが「Watermelon Man」でヒッチャキになって吹くハーモニカも凄いし、ラテンらしさが横溢する「Havana」なんかも聴かせます。
  • 、、、と、まぁ、こんな所が未決箱の中にある新発売盤です。つまり、世の中の動きも気になるけど、昔馴染みの出した盤はしっかりと押さえておくというのが、新発売盤に対する購入方針というところでしょうか。もう、CD棚は満杯状態ですんで、「First in, Last out」でしたっけ、追加すれば弾き出すものを選ばねばなりません。

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