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2004年2月某日: イヤ、ちゃんと買ってるんですョ

  • 少し前には、収穫があるとマメにアップしていましたが、この頃は少しサボッて、その中で印象に残ったものを紹介していました。「この頃、あんまし買ってないじゃぁないの」という御心配があるとイケナイので(^^;、先日の猟盤散策の足跡とそこで拾った盤を真面目にメモしてみました。今回は出来が良かったんで、長くなりますからそのお積りで、、、
    ということで
  • のウニオンさんが皮切りで、、、
    1. Mads Vinding/ 'The Kingdom' (Stunt)
      昔一緒にやった時の録音を聞き直していて、もう一度やりたいということで集まった結果がこの盤ということらしい。その相方は、Enrico PieranunziとAlex Rielであり、イタリア人一人とデンマーク人二人というコンビながら、やはりEnrico Pieranunziの曲が多いせいか、この人の色合いが濃い演奏で、実に美しい。
    2. Joe Henderson/ 'Porgy and Bess' (Verve)
      遅ればせながら入手したこの人の大作です。力が入っていることがよく判り、その入魂に違わぬ素晴らしい出来で、これは良い盤と感心しました。
    3. Junior Mance/ 'Yesterdays with Eric Alexander' (M and I)
      この一年後に同じ面子で出した「Groovin' Blues」共々、雑誌の推薦盤になっているもので、御ひいきピアノだけに嬉しいし、Eric Alexanderが実に安定したテナーになってきていることがよく判る。
    4. Billy Cobham/ 'The Art of Three' (In and Out)
      Kenny Baron、Ron Carterと組んだ「The Art of Three」というトリオの第1作で、よく売れたそうです。まぁ、買って損は無い、良い盤でした。第2作も悪くありませんから、両方あったほうが良いかも。
    5. Milt Jackson/ 'The Ellington Album' (Pablo)
      おなじみのRay Brown、Joe Pass等との共演盤で、「手堅い」と片付けるのはもったいない出来です。他の人が出したなら「畢生の名作」なんていわれちゃう内容を、ことも無げに演奏してしまう凄さに参りました。
    6. Dexter Gordon/ 'Round Midnight with Benny Bailey' (Steeplechase)
      Dexter GordonとBenny Baileyが共演した70年代中期の録音で、悠揚迫らぬ大人の魅力です。
    7. Herbie Mann/ 'Mellow + Hold on, I'm Coming' (Atlantic/ Collectables)
      イヤ、2枚一組になってるんで、手が出ただけです。
    8. Lester Young/ 'With the Oscar Peterson Trio' (Verve)
      「Master Edition」なんで手が出ましたが「The President Plays with the Oscar Peterson Trio」そのものでした。残念。
    9. Red Mitchell/ 'Red Barron Duo with Kenny Barron' (Storyville)
      Red Mitchellの自宅で録音した盤のようで、素晴らしい二人の共同作業が楽しめます。
  • 続いて、御茶ノ水ウニオンさんのオーディオ・アクセサリー店で、ロジウム・メッキが売りの新製品、フルテックのピン・プラグを3セット購入しました。そこからトコトコと坂を下って、ジャズ店に討ち入り、、
    1. Lars Sundberg/ 'Bebop, Ballads and Blues' (Imogena/ Spice of Life)
      特に記憶に残らない、普通の盤でした。
    2. Pete MalinVerni/ 'Of One Mind' (Resrvoir)
      これは音も良いし、演奏も良いし、聞き惚れました。
    3. Ahmad Jamal/ 'Jamal and Burton in Concert' (Jazz Time)
      こういう組み合わせもなかなか良いんですねェ。
    4. Shelly Manne/ 'Yesterdays' (Pablo)
      この人の「and His Men」の流れに沿った盤で、好調なんですが、何とも音がイケません。
  • さて、次は吉祥寺まで足を伸ばすかと思ったけど、「まぁ、取りあえず、、、」と新宿で途中下車して、セカンド・ハンズを覗いた後に、ウニオンさんへ。1階では「目に付くものが無いなぁ」と思っていながらも、下記をゲット。
    1. Chet Baker/ 'Quartet Featuring Dick Twardzick' (Barclay/ Emarcy)
      55年のBarclay録音であり、Frersh Soundの「The Barclay Years」2枚組で既に持っていますが、それは味気の無いジャケットです。こっちの復刻盤はBarclayオリジナル盤を忠実に再現したと思われ、50年代の雰囲気がよく出たデジパックの意匠に惹かれて、思わずゲット。Overdoseのために、パリで24歳という若さなのに客死したDick Twardzickとの共演であり、Chet Bakerの有り得たかも知れない夭折の可能性に思いを致しながら、いつも感慨深く聴いてきた演奏です。
  • さらに、「もう一押し」と2階に上がって、Dee Dee Bridgewater Renato SellaniHarold MabernRay BryantGeorge ColemanCarmen McRaeGeorge ColliganSupersaxMassimo UrbaniThe Four FreshmenHouston PersonStan GetzTete MontoliuRoland KirkGeorge Arvanitas等をゲット。これらの詳しい話は、場所を代えてということにしました。
  • この辺で手仕舞いするかと、帰路に突入して、馬場タイムさんで拾ったものから、、、
    1. Carmen McRae/ 'Everything Happens to Me' (Jazz Hour JHR73582)
      Montreux Jazz Festival 1982でのライブで、いつも通りに快調な歌が聴けます。
    2. Richard Davis/ 'Epistrophy and Now's the Time' (Muse)
      アナログは手持ちですが、CDでは「Highest Mountain」が追加になっているようなんで、、、
    3. Richie Beirach/ 'The Snow Leopard' (Alfa Jazz)
      前から「買わなきゃぁなぁ」と思っていたのを見つけたんで手が出ました。聴いてみたら、評判に違わず、実に良質の音楽が聴けて、これは「良かったァ」盤です。
    4. Freddie Hubbard/ 'MMTC (Monk, Miles, Trane and Cannon' (Venus)
      まぁ、並みの盤です。
    5. McCoy Tyner/ 'Echoes of a Friend' (JVC)
      日本制作のピアノ・ソロで評判は昔から良いんですが、自室で聴いてみると「別にィ」てな感じの盤でした。
  • そこを出て、隣のレコファン馬場店さんでは、、、
    1. Clark Terry, Freddie Hubbard, Dizzy Gillespie/ 'The Alternate Blues' (Pablo)
      まぁ、ジャムセッションみたいな演奏ですが、聴かせ所をちゃんと作ってあって感心しました。やはり、トランペットはすっきりする楽器ですネ。
    2. Sergey Manoukyan Trio/ 'Feather' (Gats)
      ガッツさんお得意の欧州系ピアノトリオ盤です。どこの国のジャズメンか判別できないのは良いことなのか、ダメなのか、、、
  • これくらい買うと、帰りの道を歩きながら、誰かにニヤニヤ、ホクホクした顔を見られてやしまいか、と思うほどに上機嫌になっています。多分、合計で5万足らずですから、良いか悪いか判んないオーディオ・ケーブルを買うことに比べたら、、、おっと、この先は言わぬが花ですネ(^^;
  • こういう買い物は、それ自体は一日仕事で済みますが、聴いて出来を納得するのには1か月では足りないくらいです。あるものは何回も聴き直しますし、、、

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