目次を開く 閉じる [H0ME] 指笛の分類 指笛の吹き方 上級

指笛(2本指上級)   指を使わない吹き方 LINK  

■第二ステップ「人さし指1本 指笛」■

第一ステップとの根本的な違いは、「人差し指を深く入れる」ことです。

★音の出る原理と曲の吹ける仕組み

 指笛で音が出るのは、ビンで音が出るのと同じです。曲の吹ける仕組みはビンの水の深さで音が上下します。これを口の中で実現し、舌の上下運動で2オクターブ〜3オクターブ弱の音域を出して曲を吹きます。

音の出る原理、曲の吹ける原理

息がビンの右側の口に正確に当たるとビンの中に入る息とビンの外に出る息に分かれます。このとき息の渦巻き(カルマンの渦巻)が発生し、ビンの中の空気を振動させ音が発生します

 

口の中では、息の流れを下の図に示します。ビンを舌と下前歯の間に作ります

人さし指を使うことにより上唇と人さし指で細められた息が、下唇にぶつかり、口の 外に行くのと下の穴に入る息に分かれ穴の中で、クルンと一回りする時に空気が乱れて音が出る。

 

 ◇吹き方

・人差し指と小指で指切りげんまんする。すると、指がかぎ方に曲がる。

・舌先を下前歯の根元につける。下歯に唇を少しかぶせる。

・曲げた人差し指を口に入れる。指と舌が押しあう感じになる。

・コーヒーを冷ますくらいの息の強さで吹く。上唇と曲げた人差し指の内側で上の穴、下唇と曲げた人差し指で下の穴が出来ていることを碓認する。上下の穴は大き目にする。上唇と人さし指の内側で細められた息が、下唇にぶつかり、口の外に行く息と下の穴に入る息に分かれ音が出る。

・「ホー」と出たら、舌の先をあげると、高い音、舌の先を下げると低い音になる。

 

人さし1本方式の 指の曲げ方 (両手を自然に組んだとき親指が上になる手の人さし指を使います。ここでは標準的右利きで説明しています。)

下の写真のように、曲げた人差し指の内側の形が富士山のように左右対称の形にする。頂上部分(2〜3ミリ)を作ります。深く曲げすぎると音が細くなります。

(分かりやすい人さし曲げ方)

左手の人さし指で、右手の小指と指切りげんまんします。指をそのまま抜くと人さし指は曲がった状態となります。初心者は指を深く曲げた方が吹きやすいが、慣れたら、序々に浅く曲げる。曲げた指のとがった所を舌につける。上下の唇の間隔は、慣れたら広くなるようにする。

 

 

 

◆口笛から指笛に入る方式◆

  1. 口笛で低い音を吹く。舌を出来るだけあごの方に下げて吹く。舌とあごの間にあるスジのところに舌の先端に力を入れて、舌の先端の裏側を押しつける。

  1. 口笛で「ドミソ」と音が出たら次に進みます。舌は、伸ばして長くして、横に広げる。舌の先が薄く横に広い形にする。舌の先からは、力を抜く。

  2. 舌をそのままにして全く動かさずに、口だけ開け、下唇を下の前歯にほんの少しかぶせ、下の歯(あご)を思い切り前に出す。上の唇も歯にかぶせる。

  3. 曲げた人さし指の第二、第三の関節の部分 「指の背」を舌の上側にもうこれ以上入らないくらい奥深く垂直に押しつける。手の甲を顔側 (ヤッホーの手と同じ感じ)指は、「水平」に入れる。

    舌は垂直に下がる。上下の唇で、奥深く、ほわっとはさむ。「指は唇で包み込むようにやさしく」上下とも唇は歯にかぶせている。上下の歯は出来るだけあける。舌に曲げた指のとがった所を、舌から力を抜いて柔らかく付けて下さい。舌の先は伸びていて、舌の先は、薄くしておく。口の中で、指が浮いていると音が出ません。人さし指と下唇がビンの口を作っていることを理解下さい。

4.人さし指が入ってますが、まるで入っていないかのように、口笛のように「ドミソ」と少し強めに吹く。最初は音が出ませんが、「スースースー」でも「ドーミーソー」の音程になれば、OKです。

※指を入れる深さについて

・指が長い人→深く入れ、人さし指と中指の「また」が上唇につくようにする。

鏡で見たとき、人差し指の先がちょっと唇の外に出るようにする。

※説明

ただし、人差し指を深く入れ、人差し指と中指のまたに唇をつけたとき人差し指の先が口の中にスッポリと入って、鏡で見たとき、人差し指の先が見えなくなってしまうときは、人差し指の爪が見える程度に入れます。(人さし指の短い方の場合です。この場合、唇が指のまたにつかなくても良い。)

説明 

人差し指を口に入れたときにできる穴について。
(上の穴)
上唇と人差し指の内側で出きる穴には、自分の小指が入るくらいの大きさにします。
(下の穴)
人さし指の内側と下唇で出きる穴に、自分の人さし指が入るように出来るだけ穴を大きくします。

 

息の強さの目安

音が出ているので指笛だと思ったら実は口笛だったと言うケースがあります。

弱く吹くと指笛ではなくて口笛になってしまう可能性があります。力一杯強く吹く必要はありませんが、多少強めに吹いたほうが、本当の「指笛」になります。

指笛と口笛の判定は、強く吹いて大きな音が出れば指笛。

(指笛なら強く吹けば、2キロ先まで音が届きます。)

お元気な方には、多少強めに吹く事をお勧めします。音が安定したら徐々に楽に吹いても音が出るようにします。そうなれば曲も吹けます。

力→  ←指の力
  固定(支点)
(舌の支点)
 

●●
◎◎◎◎◎◎◎◎◎
●●
◎◎◎◎◎◎◎◎◎←人差し指
●●
◎◎◎◎◎◎◎◎◎ (舌と指でのバランス)
●●●         
●●●         
●●●●      
●●●●●   ●●←舌の裏側で舐める。(高音域)
●●●●●●●●●   
低音域は舌の表で舐める。

 

◇ 補足資料 ◇

舌先を上にちょっと曲げれない人が多いのですが、その場合、次の通りに行います。つまり、舌の先の上表側で歯ぐきなどを舐めます。

人さし指の背に舌をつける
爪の先は口から少し出る。
舌の先を伸ばし広げ薄くする
舌は力を抜く

・舌を下前歯に近づけて容積を小さくすると→高い音

・舌を下前歯から離して容積を大きくすると→低い音

 

■舌の先を上に曲げれた体験談■

鏡の前で、下の歯の裏に、舌の先をあてながら、1、2センチ中央寄りの所をくぼませると、舌の先は上を向きます。そのまま維持しながら、普段より浅めに指を入れて舌の先を意識して動かしながら、吹いてみました。すると、小鳥が鳴くような、高くてかわいい音がしました。

 両手の組み方 

響く音色にするため、また、大きな音から、耳を守るために両手でラッパに組みます。必ず、手を自然に組んだとき親指が上になる手の人さし指を口に入れます。手を自然に組むことで、指笛を吹くと気持の開放感、安心感が得られます。下図は標準的右利きの人が手を組むときの形です。標準的左利きの人は下図の左右を逆にします。

・最初は左右の手を組む。次にほどきながら、左手の人さし指をかぎ方に曲げる

・親指は、図のように「×字形」に交差したままにする。

・右手の人さし指、中指、薬指、小指は、それぞれ、左手の中指、薬 指、小指の上につける。

・右手は、ビタリと頬につける。 

・鏡で見て、左右対称になるように構える。

 

■ 第一、第二ステップ共通事項 ■

衛生管理・音程・騒音

練習前にエタノールで指を消毒するか手を洗うこと。どんなに素晴しい音色で、かつ、呼吸法が良くても、音程が狂っていたら人には聞かせられない。演奏を録音して自分でチエックするか人(専門家)に聞いてもらうことが大切。指笛は音が大きい。練習するときは他人の迷惑にならないこと。

指笛の音痴 声で歌って音が狂っていたら指笛でも音が狂う。狂っている音を注意して正確な音程になるなら音痴ではない。狂っている音を注意しても正確な音程にならないなら「音痴」と定義する。中には、声で歌うと正確な音程なのに指笛だと音が狂う人もいる。「声音痴」でないのに「指笛音痴」。理由がよく分らない。(1)舌の筋肉が自由に動かない。(2)(小鳥の鳴き声の音程をとるのが難しいように)指笛の音は極めて高いため音程がとりにくい。(3)練習不足。 などが考えられる。「声音痴」でないのだから小鳥のCDを買って、「口笛」、「指笛」で音程を合せる練習をしよう。または、ピアノの一番上の一オクターブの音を叩いて声、指笛で音を合せる練習をしよう。

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