犬 笛 演 奏         

   指笛が吹けるようにならないとき、犬笛で練習して舌の練習をすることが出来る。「舌の表に指をつける指笛」の練習をするためには、舌の上側に犬笛の直線部分をつける。「舌の裏側に指をつける指笛」の練習をするためには、舌の裏側に犬笛の直線部分をつける。 戻る

2003年7月30日 べルコンサートで田畑さんと「ふるさと」を犬笛で二部合奏した。

ニュージランド製。羊飼いが犬に指令するための笛。プラスチィックを折りスキマをあけ、上下に穴を開けた構造。板のスキマから息が出て行く。下の直線部分に舌をつける。吹き方はいろいろ。指笛と構造が類似。高音部はほっぺをふくらませて吹く。「指笛で舌の表側に指をつける吹き方」→舌の上に犬笛つける。「指笛で舌の裏側に指をつける吹き方」→舌の裏側に犬笛をつける。上下の穴共、すり鉢のように穴に向って削られている。穴の大きさ、上下のプラスチックのスキマ間隔など絶妙。高音部で音がひっくり返りやすいのは犬笛の音に上あごと犬笛の上・舌の上側で出来る空間が共鳴してしまうため。音がひっくり返りを防止するには、上唇を犬笛から離す、または、ほっぺをふくらませる。

  犬笛は、利点として音が出やすい反面、上下の穴の大きさ、上下のプラスチックの間隔、穴の位置など変えることが出来ない。また、大きな音を出すことも難しい。音色も指笛に比べると細いのは否めない。楽器に近づいているがゆえに自由度が乏しいとも言える。一方、「指笛」や「指なし笛」同様に、いろいろな技術が使える。
■トレモロ  両手が自由に使えるので「指なし笛」と同様に、犬笛の全音域でトレモロをかけることができる。
■フラッタータンギング  舌先は固定されているので、口蓋垂を使ったフラッタータンギングを行なう。舌先を犬笛の直線部分につけると口蓋垂を振動させやすい。
■連音奏法  トレモロの応用連続音を手で切る。
■ほっぺを膨らませる。 高音を出しやすくするため、また、高音で音がひっくり返らないようにほっぺを膨らませて吹く。


犬笛こぼれ話
1996年3月、米国へ行きカルフォルニア大学バークレー校他、いろいろな所で指笛を吹き普及活動を行なった。あるところで、米国でプラスチックの指笛の形の楽器を作ったら特許がとれて絶対売れる、気が向いたらここに連絡して欲しい。」と、ある会社の社長から申し出があった。帰国して、消しゴムや大根などで「曲げた人さし指の形」を作り実験した。うまくいかなかった。2001年5月、埼玉友の会の総会で指笛を吹いたとき、あるご婦人から指笛のような笛があると伺った。薄くて軽く口に入る笛だった。指笛と全く同じ原理で鳴り、曲が吹ける。ニュージランド製だった。いろいろ研究して分った。とにかく穴があいていれば何でも吹ける。

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