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犬笛は、利点として音が出やすい反面、上下の穴の大きさ、上下のプラスチックの間隔、穴の位置など変えることが出来ない。また、大きな音を出すことも難しい。音色も指笛に比べると細いのは否めない。楽器に近づいているがゆえに自由度が乏しいとも言える。一方、「指笛」や「指なし笛」同様に、いろいろな技術が使える。
■トレモロ 両手が自由に使えるので「指なし笛」と同様に、犬笛の全音域でトレモロをかけることができる。
■フラッタータンギング 舌先は固定されているので、口蓋垂を使ったフラッタータンギングを行なう。舌先を犬笛の直線部分につけると口蓋垂を振動させやすい。
■連音奏法 トレモロの応用連続音を手で切る。
■ほっぺを膨らませる。 高音を出しやすくするため、また、高音で音がひっくり返らないようにほっぺを膨らませて吹く。
犬笛こぼれ話
1996年3月、米国へ行きカルフォルニア大学バークレー校他、いろいろな所で指笛を吹き普及活動を行なった。あるところで、米国でプラスチックの指笛の形の楽器を作ったら特許がとれて絶対売れる、気が向いたらここに連絡して欲しい。」と、ある会社の社長から申し出があった。帰国して、消しゴムや大根などで「曲げた人さし指の形」を作り実験した。うまくいかなかった。2001年5月、埼玉友の会の総会で指笛を吹いたとき、あるご婦人から指笛のような笛があると伺った。薄くて軽く口に入る笛だった。指笛と全く同じ原理で鳴り、曲が吹ける。ニュージランド製だった。いろいろ研究して分った。とにかく穴があいていれば何でも吹ける。
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