ペルー南部  〜これぞアンデス


タキーレ島

ボリビアとの国境・チチカカ湖にある島。プーノから船で4時間。昔ながらの伝統的な民族衣装で有名。女性は、濃いショッキングピンクのセーターに広がるスカート、カラフルな毛糸の房付きの黒ショールで顔を隠しがちに。男性は、白シャツに手織りの帯、黒ベスト・黒ズボン、毛糸の編み込み模様の帽子。この帽子、先が白いと「独身」ということなのだが、相当の年齢の男性が未だ「白」だったのが気にかかる。


タキーレ島 〜男の仕事

この島では、女性は織物、男性は編物が仕事(他に農耕・牧畜も)。この編物の技術はすばらしく、一号くらいの細い編棒で繊細な模様を編み込んでいく。その仕上がりは、あまりに目が細かいので、編物というよりもう布地のよう。歩きながら、ごく自然に編物している男性をかなり見かけた。


ウロス島

チチカカ湖に群生するトトラというサトウキビのような植物(生のトトラをしゃぶったら甘かった)を、刈って積み重ねて作ってある浮島。島も船も家もすべてトトラでできている。大小いくつもの島が浮かんでいるが、大きい島には学校もある。島に着いて、船からこの浮島に降り立つと、第一歩がズッシリと下に沈んで水がしみてきて、「ああ、本当に浮島だ」と、おっかなビックリ。島の地盤が弱くなってきたら、上からまた新しいトトラをパラパラと撒いて補修するだけ。


シュスタニ遺跡

チチカカ湖畔の町・プーノ郊外。そんなに期待しないで行ったら、近くの青緑色のウマヨ湖の神秘的な風景と相俟って、なかなかよかった。この遺跡は、想像以上に大きくきっちりと美しい。青い空に凛と映える。左は、遺跡に行く途中で抱かせてもらった羊の赤ちゃん。おとなしくてカワイイ。


クスコ

インカ帝国のかつての都。町中のいたるところに、インカ時代の堅牢かつ見事な石組みがそのまま残り、そこをアンデスチックな民族衣装のおばちゃん・おじちゃんが行き交う。左は町の中心・アルマス広場。日曜日には、何かしらのパレードに出食わす確率が高い。


タンボマチャイ(右)とサクサイワマン(左)

クスコ近郊。どちらもインカの石組みが見事。まるで簡単に石を切れる道具でもあったかのように、遊び心のある優美な石の切り口で積まれている。今では、残念ながら不可能な技術。タンボマチャイの遺跡から流れ出ている水(写真右下)にしても、どこから来ているものなのか、いまだに謎だという。


ピサックの遺跡

クスコ近郊。ピサックの村の水曜市は有名で、観光客向けの土産物もたくさん売られている。遺跡までは、ちょっと苦しいハイキングが必要だが(馬も借りれる)、頂上からの眺めは最高。遺跡もなかなか大規模で、石組みも見事であり、見る価値は十分ある。これが私のインカの遺跡とのファーストコンタクトだったが、本当に「カミソリの刃も通さない」というその技術にひたすら感心した。


マチュピチュ

クスコから登山列車で。言わずと知れたペルーの有名観光地。いつもどこかに霧をまとった姿の写真ばかり見かけるので、寒々とした印象を勝手に抱いていたら、実際は亜熱帯気候ということで蒸し暑かった。向こう奥の山(ワイナピチュ)の頂上から遺跡を眺めると、また違った表情に。


チバイの祭り

アレキパからバスで3時間半。コルカ谷にコンドルを見に行くときの拠点となる村。私たちが訪れた日は、ちょうど祭りがあったようで、それぞれカラフルな民族衣装でオシャレした集団で、広場は埋め尽くされていた。この辺りの衣装は、スカートの丈が長く、ミシンを使った細かいアップリケが特徴。右は、ニコニコ顔で棒アイスを食べる女のコたち。


コルカ谷をコンドルは飛んで行く

グランドキャニオンより深いといわれる谷(パンフレットに3000Mとあったが、本当か?)。また、コンドルが見られる谷としても有名。ただ、彼らはそんなに頻繁に現れるものではなく、半日粘って、4回その勇姿を観察できた私たちは、かなり運がいいらしい。


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