ツーリストカード 〜とりあえずのスペイン語留学はこれでOK


メキシコのスペイン語留学にビザは必要?
メキシコで普通に私費留学するなら、入国するときに記入するように配られる「ツーリストカード」だけで大丈夫です(要は、観光で入国するのと同じ)。多くの学生もそうしていました。「学生ビザ」という存在があるのかもしれませんが、そのあたりについては、私の留学中耳にしたことがないので、ここでは、普通に留学生の多くが持っている「ツーリストカード」について、私が知っていることをお話しします。尚、この「ツーリストカード」は、人によって「入国カード」や「ビザ」など、呼び方もいろいろです。

写真:ツーリストカード
メキシコ着の飛行機内で配られるが、もらい損ねても、入国審査前のテーブルに用意されている。ツーリストカードにはいくつかの異なる書式(2枚複写のものも)があって、必ずしもこれと同じではない。

 
どこで「ツーリストカード」を取れるか?
飛行機で入国するなら、機内で配られます。記入して、入国審査のところで出すだけです。これは最近システムが変わって、原則15ドルほどかかるのですが、メキシコシティの空港からの入国なら、特にお金を払うことはありませんでした。しかし、グアダラハラの空港から入国した知人は15ドル徴収されたそう。?の国ですね。日本のメキシコ大使館でも、事前にとれるでしょう。
 
認められる滞在期間は? 延長は何回できるの?
最大90日です。最近厳しくなって、30日分しかくれないということも聞きましたが、私の場合いつも90日分を問題なくくれました。一部のガイドブックに、東京のメキシコ大使館では、180日分のツーリストカードを取れると書いてあるのを見かけたのですが、1999年に大使館に確認したところ、今は180日有効なものないそうです。延長は1回のみと聞いたのですが、メキシコに20年以上住み続けている私の知人は、ツーリストカードの延長、延長でここまできたと言っていたし(2年に1回くらいは日本に帰っていて、手続きは旅行会社にまかせているとのこと)・・・。?の国です。

※以上は私の場合です。いつ頃のことかはわかませんが、日本やグアテマラシティのメキシコ大使館で、180日有効のカードを取った方もいるようです。

実際に手続きされた他の方のお話しをまとめてみると、何回か延長できても、合計180日以上の滞在は難しいようです。国外に一度出るしかないみたい。でも、旅行会社などにお金を払って手続きをすると、話しはまた別とのこと。いずれにしろ「答えが1つじゃないところがメキシコ」だそうです。

 
滞在を延長したい場合は、どこに行けばいいの? 手数料は?
各都市の移民局で手続きすることになります。2001年11月現在185ペソ。サンクリストバル・デラス・カサスでは、一律14日分しか延長してくれません。同じ手数料をとるのに。そこで、オアハカなら90日分延長できると教えられました。メキシコシティ(地球の歩き方などに住所出てます。午後2時に閉まる)でも、90日分もらうことは可能です。以前は、メキシコシティの空港でも、延長手続きができたようですが、今は扱っていないそうです。旅行がてら、いったんグアテマラなどに出て再入国し、新しくツーリストカードを取りなおしている学生は多いですけどね。因みに、ツーリストカードの期限が切れる2・3日前からしか手続きは受付ないようです。
 
実際どんな手続きをするの?
私の場合のドキュメント(オアハカで1999年に手続きしました。ここも午後2時で閉まります)

パスポートとクレジットカード・キャッシュ・チェックをなるべくたくさん持って、タクシーで移民局に乗りつけた(郊外にあるので)。そこにはすでに、数人のイラついた外国人が・・・。スイス人の学生は、「かれこれ1週間もこれにかかりっきり。まったくLOCOなヤツラだぜ」と言っていた(彼はあんまり西語が得意でないようで、係官の説明が理解できないらしい)。「うっ、手強そう。今日1日じゃムリかな」と私も覚悟する。こういうお役人さんもどきは、どこも同じで愛想悪い。

まず、「申請する専用の用紙を3枚同じものを買って、それに見本通り記入して、銀行で手数料を払いこんで、ハンコもらって来い」との指示。見本のコピーはくれた。記入は、一字一句間違えてはいけないらしい。目の前で、ほんのちょっと書き足した女の子が、「銀行にお金を払ってから書き足したのは、絶対認められない」と厳しく怒られていた。

申請用紙を売っているPapereria(文房具店)は、この移民局のそばだったが、銀行は近くにないと言われ、またタクシーを拾う。銀行に着いたが、混み混みでかなりの順番待ち。でも、なんとか153ペソを払い終わって、ハンコもらって、3枚のうち1枚は銀行へ渡して、移民局へ戻ってきた。残りの2枚は、移民局用と自分の控えということだった。

次は、係官から手渡された別の用紙に記入。名前・住所・所持金など。宿泊していたホテルの住所はわかっても、コロニアの名前(エリア名のこと)がわからなくてドキドキした。「セントロだ」と言っても通用しなくて、かなり問い詰められた。有名なホテルだったら、大丈夫だったかも。特に所持金を確認されることはなかった。持参したお金、全部数えて正確に記入したのに。

そして、「パスポートのコピーを取って来い」との指示。また別の店へコピーを取りに行く。疲れるなぁ、もう。でもこれで、こちらがやることは全て終わったようだ。しばらく待つ。「何日分欲しいんだ?」と聞かれ、「90日」と言ったら、ちょっと考えた後、割とすんなりくれた。元々持っていたツーリストカードの裏の白い部分に、『○○日まで有効』みたいなハンコが押されて戻ってきた。なんとか1日で片付いた。ふー。・・・終わり・・・

2001年11月にクエルナバカで手続きしたペコさんの場合

移民局に行くときに事前に用意した書類。
(1)パスポート 及び パスポートの全ページのコピー
(2)ツーリストカートとそのコピー
(3)延長する理由をスペイン語で書いた手紙
(4)クレジットカードのコピー(クレジットカードも念のため持っていた方がいいと思います)
(5)銀行に支払う為の用紙SAT5を3枚(近くのPapereriaで買った)

この(3)については、困ってしまいますよね。他の移民局では必要のないところもあるだろうし、私は書いてません。ペコさんは、スペイン語のできる現地の日本人に頼んでいたようです。

手数料:185ペソ
クエルナバカの移民局:モレーロス病院の前にありAv.Camachoからタクシーで20ペソくらい
住所
Primera Privada de la luz #25, Colonia Chapultepec  電話:315-9611。

メキシコシティやカンクンでは

比較的簡単に取れるという話しもあります。ここには最も多くの申請者(スペイン語がまだそんなに話せない旅行者も多い)が行くでしょうから、いちいち面倒な手続きをしているヒマがないんでしょうね。いずれにしても、いろいろ移民局より指示があるでしょうから、まずは朝イチで行かれるのをお勧めします。

その他注意

入国したときパスポートに押された日付のスタンプが不明瞭とか、間違った日付が押されたとかで、後にツーリストカードを延長するときにトラブルになるケースも実際何件かあるので、入国したときにしっかりスタンプを確認しましょう。

HOME